本日は、汐留メディアタワー内の25FにあるPARK HOTEL TOKYOのアートラウンジで行われた贅沢でとても Stylish なライブに行ってきました。

「黒髪のBobby Caldwell」こと、川久保秀一さんのライブです。

タイトルは、『PARK HOTEL LIVE ~ 花はただ花であろうとするだけで ~』

また、作詞家の松井五郎さんがプロデュースした、注目すべきライブでもありました。

ライブサポートには、ギターに渡辺具義さん、ピアノ&キーボードに古垣未来さん、ヴァイオリンに須磨和声さんが参加されていましたが、とても素晴らしい演奏で、他のライブでは、感じることができない贅沢な雰囲気を演出してくれました。

『人生や運命と語り合うような楽曲』に時の流れを忘れて堪能することができましたよ!

この日のために、リハーサルを重ねてきた努力が、一気に開花したように感じます。

自分は、こんなライブを待っていたんです!

このライブから生まれたAORの波が、やがて大きなムーブメントに変わっていくような凄いポテンシャルを感じました。そして、ホテルのラウンジ全体に流れる楽曲がカクテルグラスの中へと溶け込んで、とても心地良く酔わせてくれました。

このライブ会場となった、PARK HOTEL TOKYO のアートラウンジは、25階にありますが、夜空に煌めく星のように、ここで演奏された数々楽曲は、美しい輝きを放っていましたよ!

今回とくに印象に残ったのは、『幸せのしっぽ』『ひとつずつ』です。
松井五郎さんとのスペシャルトークの中で、自分の幸せが「つかめそうでつかめない」状態を子犬が自分のしっぽにジャレて、クルクルと回りつづける様子と似ていると比喩して語っていましたが、この『幸せのしっぽ』という楽曲は、とても切ない人生の機微を歌の中に表現しています。

改めて、この楽曲の魅力を発見したような気がしました。

また、松井五郎さんが『何も起こらない平凡な人生より、毎日ハプニングが起きる人生をあえて選びたい』旨を語っていましたが、そんな人生の積み重ねを『ひとつずつ』という楽曲の中にとても強く感じます。

今回、印象に残った2つの楽曲は、とても魅力的で奥の深い、正に『人生や運命と語り合うような楽曲』です。

そして、カクテルに浮かべたAORが、永遠に酔わせてくれるような贅沢な時間をプレゼントしてくれたライブでしたよ!

だから、空になったカクテルグラスを眺めながら、現実の生活に戻りたくないとも感じましたね。

たとえ、今宵の幻影に決別が出来たとしても、もう一度このライブで酔ってみたい...

またいつか、こんな夜にめぐり会えるだろうか...

One More Night ...

With Live ...

カクテルグラス

空になったカクテルグラスを眺めながら

楽曲『幸せのしっぽ』から

追いかけるとすぐに 逃げていってしまう

自分のお尻の先に 幸せのしっぽ

愛しているのに 愛されているのに

まださみしくて なにか足りない 埋めきれない未来

くりかえし僕は おんなじところを

ひとり回っているばかり あたたかいてのひら 握ったまま

作詞:松井五郎
作曲:川久保秀一