今回は京都伏見稲荷大社のご分祀、関東の伏見稲荷こと『東伏見稲荷神社』に行ってきましたよ!
連日35℃以上の猛暑日が続き、今日は無理かと思いましたがパワースポット巡りでお会いした「お稲荷さん」のご縁の賜物か、気温も上がらず(29℃~30℃)自転車で青梅街道を20分程度走って、到着。
「お稲荷さん」とのご縁といえば、自分がよくお賽銭で入れる「五円硬貨」のデザインは、産業に関する構成要素が表現されています。
硬貨の表面には、稲穂、水(水面、稲穂の根元の複数の水平線)、歯車(穴の周り)がデザインされ、農業、水産業、工業を表しています。
また、裏面の双葉のデザインは、民主主義に向かって伸びていく日本を表しているそうですね。
「五円硬貨」は、現在日本で発行されている硬貨の中で唯一、漢数字を額面に表記している硬貨です。
漢字を使用しない欧米からの観光客は、最初に目にするこの「五円硬貨」がわからず、困惑するようですね。
ただし、中国からの観光客は、自国に黄銅を用いた金色の穴の空いた硬貨が存在しないので、この「五円硬貨」を珍しがって、お土産に持ち帰る人も多いとか...
さて、「お稲荷さん」のご神紋(しんもん)には、稲穂をモチーフにしたものが多くありますが、『東伏見稲荷神社』のご神紋も稲穂をモチーフにしています。
これは『東伏見稲荷神社』の主祭神が「宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)」で穀物の神であることからもそうですし、「稲荷神社」の「稲荷」の名前がついた由来も「稲(いね)が生った」ところより、社名がついたとされる説もあるそうですね。
そんな由来からも「五円硬貨」とデザインがとても似ていますね。
なので「お稲荷さん」へのお賽銭は「五円硬貨」が最適と考えて、前日に銀行で100枚(500円分)を両替しておきましたよ!
さてさて、 大きな朱色の鳥居を通ると石段の両側に鍵と玉を咥えた狛狐さんがお出迎えしてくれました。
全国に30,000社あるといわれる「お稲荷さん」の総本宮!京都 伏見稲荷大社のご分祀であるご威光を感じます。「おぉ、よく来たね!」こんな感じで睨まれているようです(笑)!
まず、手水舎で手と口を清めて、本殿に参拝!
これからも、十分にご縁がありますように「十五円(10円と5円)」をお賽銭として納めました。
そこで、通常の神社と違うところを発見しましたよ!
「お稲荷さん」の神社だからか、賽銭箱の上に「油揚げ」や「稲荷寿司」も納められるようにお盆がおいてありました(笑)!
こんなことなら、コンビニによって、食材を買ったほうがよかったかな?
早朝に自転車で参拝にきたので、境内には自分の他には、誰もいない状態でしたね。
そして、この本殿の裏側に「稲荷塚」があり、お稲荷さんの小祠が多くあります。
蝉の鳴き声や小鳥の囀りもありますが、なんとなく...
なんとなくですが、騒がしい感じがするんですね。
とても、不思議な感じです!
そこで、足早と本殿裏側に回ってみましたよ!
そこには、驚きの光景が...
朱色の綺麗な鳥居が迷宮にように所狭しと並んでいましたよ!
その鳥居の先に小さなお稲荷さんが数多く鎮座していらっしゃいます。
「待ってたぞ!早く来い!」そんな風に言われているようです...
そうです、本殿を参拝して感じた不思議な騒がしい気配は、このことだったんですね。
お稲荷さんを一社ずつ、丁寧いお参りして行きましたが、そこにいらっしゃる眷属(神様の使者)お狐さんは、どれも神秘的な感じがします。
また、お参りして次へ向かう先から、多くのお稲荷さんの「早く来い!まだか!待っているぞ!」と言われてるような気配を強く感じます。
参拝者をやさしく包んでくれるようなエネルギーを感じましたね。
そして、5円玉一枚一枚がご縁を結んで、心強いご利益を授けてくださると思いましたよ!
奉納された多くの鳥居を見ていると、多くの人々によるこの神社への信仰が、とても篤いことを感じます。
自分がこの『東伏見稲荷神社』で受けた印象ですが「お稲荷さんは、とてもやさしく、参拝者が大好き!」という感じです。
この「お稲荷さん」の聖なる迷宮から出たら、とても身体が軽くなった気がしましたよ!
貴方の5円玉が「お稲荷さん」と良いご縁を結んでくれるといいですね...
さて、帰りも青梅街道を自転車で!(汗)
世のなかのよきもあしきもことごとに、神のこころのしわざにぞある。
~ 本居宣長 「玉鉾百首」より
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