去年、ロバート・リー・フロストの詩「Nothing Gold Can Stay」について、自分の想いをこのブログで記事(※)にしたことがありました。
今、夏の眩しい朝の輝きを受けて、ウォーキングをしたり、パワースポットへ行ったりとしていますが、何故か、彼の「Nothing Gold Can Stay」を想い返すことがあります。
Nothing Gold Can Stay ~ 黄金のままでいられるものはない
フロストは、彼の詩の中で自然の風景をモチーフにこんな風に語りかけます。
朝日に輝く、木々の緑や、朝露に輝く花の美しさなど、その輝きは、永遠に保つことはできないと...
人もその人生の中でいつかは、輝きを失うものであると揶揄しているような気がしました...
でも、自分はその当時、このような感想をブログに綴ってみましたよ。
確かに、フロストが言うように「Nothing Gold Can Stay=黄金のままでいられるものはない」 かもしれない。
でも、それでも...
「花鳥風月(美しい自然の風景や、それ楽しんで鑑賞できる風流な気持ち)」を持ち続けることが、Stay Gold(輝きつづける)ことだと...
朝の公園を歩き、飛び回るトンボや花の蜜を求めて舞い上がる蝶、蝉しぐれの深緑の道、池の鯉や小鳥の囀りが、夏の朝の光を受けて、輝きつづける。
その輝きを探し求めることが、まさに「Stay Gold」なんですね。
子供の頃、夏休みに友達と遊んでばかりいた夏...
しかし、毎日が笑顔で輝いていた夏...
あの時も「Stay Gold」でした。
子供から大人へと成長し、あの頃の友達もあの笑顔も、今はもうわからない...
やはり「Nothing Gold Can Stay」なのだろうか?
今年の夏の輝きを見ていると、ふとノスタルジックな想いを感じるんですね。
夏が来ると自分は、子供の頃に忘れてきた「宿題」を今でも探しているような錯覚を感じることがあります。
あの頃に出会ってきた「笑顔」をまだ探し求めているのかもしれません。
色褪せた思い出に、懐かしさを感じ、あの頃の幸せをいくら思っても、もうあの頃へは戻れない。
あの頃の友達は、人生に疲れ、自分の輝きを失いかけているのかもしれない。
今、どこで、どんな生活をしているのだろうか?
自分は、人生とは永遠に続きがあるものだと感じています。
Endless summer !
終わることのない夏のように!
もし、また再開することがあるのなら...
今でもこう言いたい!
Stay Gold ! ~ いつまでも輝いてくれ!
In three words I can sum up everything I’ve learned about life.
It goes on.
人生で学んだすべてを私は3語にまとめられる。
それは「何があっても人生には続きがある」ということだ。
by Robert Lee Frost(ロバート・リー・フロスト/米国の詩人)
(※) 関連リンク先
「花鳥風月にロバート・リー・フロストを想う」
https://stylish-life.tokyo/2014/11/18/diet-20141118/
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