落ち葉が風に舞う季節となりましたね。

昨日のライブを思い出し、笑いを抑えながらペンを走らせております。

さて、アニソンの魅力とは何でしょうか?

バラード、ジャズ、ロック、演歌とバラエティ豊かで飽きさせない曲調!
ストーリーを知らなくてもハイテンションで陽気になれる楽曲!
そして、何と言っても他のジャンルにはない、面白く、耳に残るようなキャッチ―な詞が魅力ですよね。

しかし、「洋楽が好き!」、「邦楽が好き!」と言う人は多いけれど、
「アニソンが大好き!」と公言する人は、あまり見かけないですね(笑)。

何か「アニソン」に偏見を持たれている方が多いのでしょうか?

たしかにカラオケに行って1、2曲を歌うだけならいいけど
アニソンばかり歌っていると周りがドン引きするのかも。。。

意外と「隠れアニソンオタク」がこの世には、多い気がしますね。
そんな「隠れアニソンオタク」が涙して喜ぶようなライブに行ってきましたよ。

サブカルな街!この吉祥寺に燦然と輝くスペシャルユニットが登場して早くもシリーズ第6弾!

哲学的な考察とエンタメ感が満載!
ファンサービスに徹した、楽しさ100点満点のライブ!
とうとう、ここまで来たのか Music Traveler達よ!

マリコとヒデーズの「歌え!課外授業」vol.6 ~昭和アニソン烈伝 ~!!

そして、今回は、AKB48、SKE48、NMB48、NGT48、前田敦子、AAA、まちだガールズクワイア etc…

多くのアイドルグループに楽曲を提供しているヒットメーカー!成瀬英樹さんをゲストに迎え、シリーズ最高傑作となるライブでした。

今回のライブですが、岡山県からこのライブを観に来てくれたフォロワーさんと嫁さん、そして自分の三人でこの授業を受講。

ライブの開場前から笑えるエピソードが満載でしたね。

まず、一時間前に会場に到着して先頭で並んでいると

会場のドアを開けて時々、アーティストさんが出てくる。

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先頭で並んで待ってました。

まず、マリコ先生こと井手麻理子さんが「顔が出来上がってない、顔が出来上がってない、恥ずかしい~」と言って現れましたよ(笑)。

えっ?

別に普通に見えるのですがwww

ステージ用のメイクが完成してないのでしょうか?

でも、何故ファンが並んでいる列の前を?

意味不明の行動に思わず吹き出してしまった(笑)。

続いて、川久保さんが赤ちゃんを抱いた若い女性をエスコートしながら出てきました。

川久保「すいませ~ん。僕の隠し子で~す!」

なんで自分の「隠し子」だと、ファンの前で公言して行くのでしょうか?

ふつうは、そそくさと行くものですが。。。

今回の出演者のご家族であることがバレバレでしたよ(笑)。

極めつけが成瀬英樹さん!

外の様子を伺うようにライブ会場のドアをそっと開けて、
自分と目が合うと「シマッタ!」とヒトコト。

ちょっと、成瀬さん!

初対面で「シマッタ!」はないでしょう(笑)。

確かにマスクと帽子被って怪しい身なりかもしれませんでしたが。

ご本人も 「いきなり、『シマッタ!』というのも変ですねwww」と言ってました。

ライブ後に、そのことを再度、尋ねると頭を抱えて謝ってましたよ(笑)。

きっと、自分はそうとうな不審者に見えたのでしょう。

でも、本当に飾りのない笑顔で憎めない愉快な人でした。

さて、開場時間になり最前列を死守!

限定20食の給食をいただきましたよ(笑)。

前回と比べるとグレードが上がった気がしましたね。

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前回よりグレードが上がる。

後から、顔見知りのフォロワーさん達も近くの席に集まり、開演までみなさんと少しお話しをさせてもらいました。

今回のテーマがアニソンであることから

あるフォロワーさんは、「私、生まれて初めてしゃべった言葉が『ドラえもん』だったんだwww」

自分「えっ、そうなんだ!『ママ』とか『パパ』じゃないんだ!」

フォロワーさん「そう(笑)。大人になってからも親から『なんでママじゃないのよ』と言われるwww」

アニメの影響力って、大きいですね。

さてさて、そんな会話をしているうちに開演時間になり、授業がスタート!

今回は1時間目と休憩を挟んだ2時間目の授業で構成されてましたよ。

観客全員、参加して起立礼!

授業の科目は以下です。

【1時間目】
 
1.『サザエさん』
2.『バビル2世』
3.『キャンディ♡キャンディ』
4.『妖怪人間ベム』
5.『愛をとりもどせ!!』(北斗の拳)
6.『やつらの足音のバラード』(はじめ人間ギャートルズ)

【2時間目】
 
1.『誰よりも遠くへ』(トム・ソーヤの冒険)
2.『行け行け飛雄馬』(巨人の星)→ 『行け行け掛布』(阪神の星)成瀬秀樹バージョン
3.『がんばれば愛』(がんばれタブチくん)
4.『ラムのラブソング』(うる星やつら)
5.『CAT’S EYE』(キャッツ♡アイ)
6.『まんが日本昔話』
 
【補習(アンコール)】
 
1.『ハクション大魔王の歌』(ハクション大魔王)
2.『CAT’S EYE』(キャッツ♡アイ)

楽曲は以上ですが、それぞれのアニメや楽曲についての解説も楽しかったですよ。

まずは、黒沢秀樹さん
今回の原曲キーは、最高に笑えた!

『キャンディ♡キャンディ』『ラムのラブソング』をメインで歌ったのですが
黒沢家では、兄弟そろって『キャンディ♡キャンディ』を真剣に観ていたと言ってました(笑)。

この楽曲に対する考察も熱く語ってくれましたよ(笑)

黒沢「『キャンディ♡キャンディ』は、4曲分の要素が含まれて奥が深いですね」

川久保/井手「へぇ~?」

黒沢「最初はバロック風に始まり、途中からポップに変わり、マイナーな曲調からメジャーに戻るタイミングが『悲しみなんてさよなら、ねっ!』で変わるんですよ」

観客も熱心に『キャンディ♡キャンディ』を熱く語る黒沢さんの解説を楽しく聞いていましたよ(笑)。

黒沢「この大胆な変調は、凄いですよ!この『ねっ』という一言で変わってしまうのですから、あと他の登場人物も知ってますか?アンソニー、テリィ、アーチ...」

たぶん、これだけ熱く『キャンディ♡キャンディ』を語れるのは、日本で黒沢秀樹ただ一人だと思う。
 
『キャンディ♡キャンディ』『ラムのラブソング』を小首を傾げて可愛く正確に原曲キーで歌う姿は、もう「凄い!ここまでやるのか!」という感じでした(笑)。

ご本人も「この歳で『私はキャンディ♪』は、ないだろうと思いますが、もはや恥じらいも無くなったので、しっかりとフルコーラスで歌いますwww」と言っていました。

来月の成瀬英樹さんの誕生日ライブもこの原曲キーを歌うそうですよ。

黒沢「自分はいったい、どこに行ってしまうのだろう。。。」

川久保「こういう世界に進んで行くんでしょ(笑)?」

会場は大爆笑!

しかし、ちょっと待て!

確か、自分が知ってる『L⇔R』は、こんなキャラでは、なかったハズ(笑)

武道館でCOOLに黙々とギター演奏していたような。。。

時は神なり!

つづいて、井手麻理子さん
 
爬虫類がすきなので『妖怪人間ベム』をよく見ていたそうですね。

このアニメのストーリーを丁寧に解説してくれた後にJazzテイストなこの楽曲をカッコよく歌ってくれました。

途中の間奏で「はやく人間になりた~い」というセリフを「はやく嫁に行きた~い」と変えて場内を爆笑させてました。

川久保「井手ちゃんもお嫁に行きたいんだ?」

井手「そりゃ、そうですよ!ワタシだってね」

川久保「でも、何となく納得がいかないね」

井手「何ですか?」

川久保「だって、井手ちゃんが他の男に愛(め)でられるのを想像したくないもんwww」

こんな感じで、新橋の酔っぱらいオヤジが話すようなセクハラっぽい会話が絶妙でしたよ。

それと、マリコ先生は子供のころ躾が厳しくテレビは一日30分と決められていたそうですが、『北斗の拳』は、原作もTVアニメも欠かさず観ていたそうですね。

何となくわかる気が。。。

しかし、黒沢さんが男兄弟で『キャンディ♡キャンディ』を観るのに

女のマリコ先生が『妖怪人間ベム』『北斗の拳』を観るという話は妙に笑える。

黒沢さんが歌った『ラムのラブソング』は、当初はマリコ先生が歌うという話もあったそうですが、

「いや~、私のキャラじゃないので」と断ったとか(笑)。

でも『CAT’S EYE』を歌ったときに

「今夜はあなたの心を盗むわ♪」
「本当は私の心を盗んで欲しいの♪」

というセリフをアドリブで言ったときは、実感がこもってたな(笑)。

意外とこういうキャラは、まんざら苦手じゃないのかもしれないですね。

そして、本日の特別講師!

成瀬英樹さん

「人生でマイナーキーを歌ったことはない」

そんな、明るいキャラが全開でしたよ(笑)

事前に川久保さんから『巨人の星』を依頼されたようですが

成瀬「川久保くんが大阪生まれの僕に依頼してきてね。巨人の歌は絶対無理!だから阪神バージョンに変更しましたwww」

そして、全員ウクレレを持ち、曲調もメジャーコードに変更された全く別物の『巨人の星』ではなく『阪神の星』を聴かせてくれました(笑)。

いや、これセンスありますよ!

この歌のサビである「行け行け飛雄馬~♪」の「飛雄馬」が「掛布→バース→真弓→岡田」に変更されてました(笑)

しかも、すべてウクレレで演奏!

この『阪神の星』を仕返しとばかり、東京生まれの川久保さんに無理やり歌わせてましたね(笑)。

サビの部分がくると「ハイ!川久保くん♪」と言う感じで(笑)。

可愛そうに、川久保さんは、ウクレレの演奏がグダグダになって、必死になって歌ってました。

そして、場内大爆笑!

この変曲が、けっこうウケたので成瀬さんのバースデーライブでも披露するそうですよ。

成瀬英樹が歌う『阪神の星』を乞うご期待!

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成瀬さん!ありがとう!

次に『がんばれば愛』(がんばれタブチくん)という楽曲も歌ったのですが

この楽曲はスタレビの根本要が“クレイジーパーティー”名義でヴォーカルを担当、大瀧詠一が曲を手掛けていたそうですね。

そして、『君は天然色』の原曲になっていたとか。。。

そう言えば、何となくナイアガラテイストな感がありました。

あと、川久保さんとの会話が笑えた!

成瀬「川久保くんと初めてラジオの番組で会った時、楽曲の印税の話しばかりを真剣に聞かれて参ったよwww」

川久保「だって、気になるじゃないですかwww、突然、自分の口座に宝くじでも当たったような金額が振り込まれるんでしょ?」

成瀬「(余裕の笑)」

川久保「いいよなぁ~、兄さん(黒沢)とか、井手ちゃんも経験あるでしょwww」

黒沢「いや、ウチは兄貴の方だったからwww」

川久保「え~?(半信半疑)」

井手「ワタシは、歌うだけなので飲んだら無くなる額だったかな?」

他全員「どんだけ飲むんかい(驚愕)!」

(場内大爆笑)

前日に日米野球を観戦し、大興奮でSOWAN SONG と歌いまくって声がガラガラになった成瀬さん(笑)!

お疲れ様です。

楽しい特別授業でした。

そして、最後は、我らの川久保秀一さん!

毎回、楽しい企画ありがとうございます。

川久保さんの陰の努力があるからこそ共演者のみなさんは、満足感や達成感があると思います。

ある意味、損な役回りかもしれないですね。

個人的には、マリコ先生に美味しいところを持っていかれた『バビル2世』とスガシカオ、久保田利伸、小泉今日子がCOVERした隠れた名曲『やつらの足音のバラード』(はじめ人間ギャートルズ)、ムッシュ吉崎を意識してサングラスをして歌った『愛をとりもどせ!!』(北斗の拳)が良かったですね。

MCも最高だったし、ピアノ伴奏の南方美智子さんも完璧!

毎回、素晴らしい共演者に恵まれて、幸せ者だと思いますよ。

そして、今回は、全体的に完成されたシリーズ最高傑作だと思いました。

いつの日か、ご自身の預金口座に大金が印税として振り込まれることを願っています(笑)。

これからも、活躍を期待してます!

12月のライブも楽しみにしてますよ!

お疲れ様でした。

そして、ありがとう!

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シリーズ最高傑作でした!