コスモスが秋風に揺れる。
気づくとそんな季節になりましたね。
皆様もお変わりなくお過ごしでしょうか。
こんな季節は、ゆったりとしたソロピアノの美しい旋律やR&B、Pops、Jazz等をまったりと聴きたくなります。
2018年9月15日(土)
そんな自分の欲求に応えてくれるライブに行ってきました。
実は、昨年もこの企画ライブに行って楽しませてもらいましたよ。
幅広い音楽活動を通してピアノの美しい旋律を極めた天才ピアノマンこと羽仁知治さんとJazz、歌謡曲、R&Bのスタンダードナンバーの楽曲をものともせず歌い上げるマリコ先生こと井手麻理子さんのPops&Jazzライブに行ってきました。
会場は去年と同じ清瀬みぎわ教会礼拝堂です。
この礼拝堂は、実に趣のある礼拝堂ですね。
パイプオルガンやアップライトのピアノが備わっていて、厳かな雰囲気が漂っています。
まずは、羽仁知治さんピアノ演奏。
アップライトと持参してきたキーボードによる2曲を演奏してくれました。
秋を感じさせる良い演奏でしたよ。
そして、井手麻理子さんの登場。
休憩をはさみ2部構成のステージになります。
特に印象に残った楽曲は以下でしたね。
『Oh! Darling』
『テネシーワルツ』
『Come on a My House』
『Skindo-le-le』
『Louisiana Sunday Afternoon』
『男か女を愛する時』
『悲しくてやりきれない』
『カサブランカダンディ』
『There Must Be An Angel (Playing With My Heart)』
その中でもビートルズのアルバム『アビイ・ロード』に収録された楽曲『Oh! Darling』は、インパクトありましたよ。
女性でありながら、ポールばりのシャウトは圧巻です。
あと、沢田研二のCOVER『カサブランカダンディ』も良かったですね。
何故か男性アーティストのCOVER曲を歌う姿にゾクッとするようなカッコよさを感じます。
きっと、宝塚の男役をさせたらハマるでしょうね。
『Louisiana Sunday Afternoon』や『Skindo-le-le』は、観客とのコール・アンド・レスポンスやインプロビゼーション(即興演奏)、羽仁さんとのインタープレイ(互いに触発し合いながらアドリブ)などジャズの命とも言うべきエレメンツがふんだんに盛り込まれていました。
そして、極めつけは、やはり『There Must Be An Angel (Playing With My Heart)』
前回も感じましたが、一瞬でこの礼拝堂に多くの天使が舞い降りるような錯覚を感じます。
TVドラマの主題歌にも使われ、おそらく知らない人はいないのではないでしょうか(笑)。
歴史を彩る洋楽ナンバーの超定番にして名曲です。
冒頭の「LaLaLiLaLaLa~♪」というスキャットは、天使を呼び込む100万カラットの輝きとともに井手さんの魅力が爆発する瞬間でもありますね。何度、聴いても「凄い」と感じますよ。
今回は、井手さんの故郷である福岡県の学生時代のお友達もたくさん駆けつけてくれたみたいで、礼拝堂の中は多くの人で賑わってましたよ。
面白かったのは、この清瀬みぎわ教会の牧師様がこの日お誕生日のようで、ちょっとしたサプライズの演出がありました。
自分は、最前列に座っていましたが、バースデーケーキがステージに用意され「HappyBirthday to you~♪」となり、
牧師様のお誕生日を祝ったのですが、井手さんが「86歳になられました!おめでとうございま~す!」と紹介。
いや、どう見てもそんなお歳に見えません(笑)。
紹介された牧師様も何か言いたそうでしたが、ニコニコと笑顔でした。
やがて、周りの人から「86歳じゃなく、68歳です(笑)」と指摘されてましたよ。
井手さん!
また、天然のボケを見せてくれましたね(笑)。
すぐさま「すいませ~ん」といって、謝ってました(笑)。
さすが、天然のB型!場内は大爆笑。
そんな感じで、ライブが賑やかに盛り上がり、笑顔が溢れるステージでしたね。
最後に井手さんから「マリコとヒデーズ」のライブ情報も聞けちゃいました(笑)。
ライブの日時とテーマについてです。
まだ、秘密ですが、凄く盛り上がる企画ですよ!
いろいろと想像するとワクワクするようなスペシャルな企画です。
川久保秀一、黒沢秀樹、そして井手麻理子がどう化けるのか楽しみです。
という訳で
楽しいライブありがとう。
また、次回も楽しみにしていますよ!マリコ先生!
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