本日は、秋晴れの朝にふさわし癒しのパワースポットに行ってきましたよ!
東急大井町線「等々力駅」を下車して徒歩で約5分の所にある『等々力渓谷』です。
普段の生活で家の中にゴミが溜まるように、自分の身体や心の中にも「ゴミのような疲れ」が溜まっていくように感じることがあります。
ひょっとして、家のお掃除は、開運への近道かもしれませんね。
最近もこの様な状態でしたので、「心と身体のお掃除」ができるパワースポットを探していたのですが、とても良い「スーパーリフレッシュ」ができましたよ!
この『等々力渓谷』ですが、東京23区内にある唯一の渓谷で平成11年に東京都指定の「名勝」に選ばれました。
朱色のゴルフ橋の脇を降りていくと『等々力渓谷』を散策できるようになっています。
『等々力渓谷』に流れる谷沢川に沿って遊歩道を歩くのですが、朝の緑の木々から小鳥の囀りが渓谷内に溢れ、川の静かなせせらぎの音が正に「絶品の癒し」を演出してくれました。
また、朝の明るい木漏れ日を『等々力渓谷』の至る所に感じることができます。
本当に都内なのかと、疑うような自然の宝庫ですよ!
パワースポットの条件になる「湧水や水脈、天気の良い朝の輝き」が疲れた身体を浄化してくれるようですね。何も考える必要はなくて、この『等々力渓谷』の遊歩道を歩くだけでいいんです!
不思議と心と身体が軽くなって行くように感じましたね。
ポイントは、どのパワースポットにも言えることですが『晴れた日の午前中に行くこと』です。
秋晴れの朝の木漏れ日と小鳥の囀りと川の静かなせせらぎの空間をさらに進むと「等々力不動尊」へと続きます。
『等々力渓谷』の湧水を使った手水場で身を清めて、すぐ側にある童子時代の弘法大師(空海)の「稚児大師像」が安置されている御影堂へ。剃髪されていない弘法大師様の像を見るのは、初めてでしたが歴史を感じる瞬間でしたね。
必見ですよ、是非とも拝観することをお勧めします。
そして、その先に「不動の滝」がありました。
その昔、この滝の水量がとても多く、轟音のような響きから、「等々力(とどろき)」という地名なった由来があるとか...
この滝を求めて、全国から「役の行者(えんのぎょうしゃ)」と呼ばれる、多くの山岳修行者が集まったとされています。
今、目の前で龍神の口から流れる水を見て、今でも多くの人を引き寄せるパワーがあると感じますよ!
とても清らかで、良い気を絶えずに放出しているようです。
直ぐ近くに正一位の「稲荷明神」と「不動明王」が祀れていましたので、この地は神聖な霊場とされていたと感じます。
さて、その先にある「等々力不動尊」に進む石段の途中に「神変窟」と呼ばれる、役の行者を祀った祠があるのですが、さらにその上に「不動明王」様が祀られていました。
少々、上がりづらい場所でしたが、間近で拝観すると、とても霊験があるように感じます。
もしかしたら、この『等々力渓谷』で一番のパワーを放っているのかもしれません。
心を込めて、手を合わせてご挨拶させていただきました。
何故か、身体に力強いエネルギーが湧いてくるように感じましたよ!
この「不動明王」様に出会えた「ご縁」を大切にしたいです。
さてさて、「等々力不動尊」に到着して、早速に参拝させていただきましたが、ここは、正式名称を滝轟山(りゅうごうさん)明王院といって、寺に残る言い伝えによると、興教大師という方が1300年前に作られた不動明王像の安置場所を武蔵国に探し求めていたところ、夢の中でこの土地のお告げがあり、不動堂を創建したのが始まりとされています。
その夢の中には、豊富な水の流れる滝がある等々力渓谷を霊地として悟ったとあります。やはり、水脈にはパワーが宿るようですね。
境内は、とても静かで虹色のような木漏れ日が心地よく感じました。
最後は、等々力渓谷にある日本庭園を散策、庭園の上部にちょっとした芝生の広場があり、とても気持ちが良い場所でした。
何故か、皇居の芝生を連想しましたよ!
きっと、この芝生も素敵なパワーが湧き出ているのかもしれません。
今回は、心を身体を浄化してくれるような癒しと不動明王様の力強いパワーを頂き、「心と身体のお掃除」ができたと思います。
毎日の生活や仕事でストレスが溜まり、心身ともに疲れを感じている方におススメしたいパワースポットです。
『等々力渓谷』で心身を浄化して、不動明王様からパワーを頂き、最後は、日本庭園の芝生で総仕上げ!
これで、貴方も「スーパーリフレッシュ!」
それ境は心にしたがいて変ず
心垢るればは則ち境濁る
心は境を逐いて移る
境閑なれば則ち心朗らかなり
心境冥会して道徳玄存す
環境は、心に従って変わるもので、
心が汚れていると、環境も濁ってしまう。
心は環境によって移り変わるもので、
環境が落ち着いていると、心が清らかになるのです。
心と環境とが不思議と一つになれば、そこには、
森羅万象の道理とその優れた徳に気づくのです。
~『性霊集 第二巻(※)』より
(※)山水の清らかな幽谷の地で修行することを求めていた勝道上人(735~817)を、弘法大師(空海)が讃えた碑文の冒頭。
最近のコメント