向暑のみぎり
走り梅雨に濡れた青葉が
まぶしい光を放っています
ハードな仕事に追われるような毎日
そして、気づけば週末
時の経つのは早い(笑)
しかし、毎日が変わらないように見えても
変化しないものなどなく、すべては常に変化しているようだ
そこに世の中の無常観を感じます
そんな時は、自分の心に従う!
そう、好きな音楽を聴く♪
これしかないでしょう(笑)
という訳で
本日の会場は『板橋ファイト!』
なんと、昼公演(開場12:30/開演13:00)
個人的には、意外と好きな時間帯のライブです
歳を重ねると朝早起きして
夜も早く就寝するほうが身体が楽になった(笑)
このライブ会場で衝撃的な出逢いがあった
あれは、二年前 。。。
才能と才能のガチでぶつかり合う
格闘技のような音楽(笑)
相手のCOVER曲を自分の才能でリメイク
プロの誇りを賭けて、観客を笑わせ、時に感動させる
おそらく、お互いが認め合う仲だからこそ、生まれるエポックメイキングだと感じました。
世古武志×小浜田知子
仏Songの貴公子とクレイジーオペラの総本山
二年前の衝撃を色褪せることなく再現してくれた、この二人のアーティストに感謝します
音楽を楽しむ上で何が面白いか?
それは、自分が今まで出逢ったことのない才能に触れること
新鮮な驚きや感動、その楽しさに触れることなんです
我々、一般人は社会に揉まれ
時には自我を捨てて社会の中の生きている
限られた休日にお金を払い
自分が幸せに感じる時間を買う
それは、ハードワークにも堪えられる心の糧
久しぶりに前置きが長くて申し訳ない(笑)
さて、この『ブラタケシ』シリーズ
今回で77回目を迎えました
主催者の世古武志さんが
毎回ゲストを呼んで持ち歌や
相手のCOVER曲など歌う企画です
自分は過去、何回かこの企画ライブに参加させてもらいましたが、毎回、相手のCOVER曲を素晴らしく歌いこなす彼の歌唱力や演出を楽しみましたよ
今回のライブは 。。。
おそらく『ブラタケシ』シリーズの最高傑作だと感じます
何故なら今回のゲスト、こはみん(小浜田知子)の楽曲
『岩本町で逢いましょう』、『愛は三郎』、『アンニョンキムチはもう見ない』をCovreしたのですが、これが最高にイケてました
特に仏Song風にアレンジをキメた『アンニョンキムチはもう見ない』は、彼女の持ち歌を仏Songの土俵へ引きずり込む最高の演出でしたね
一緒に観戦していた自分の嫁さんも大爆笑でしたよ
彼は嘉門達夫以上に
アレンジのセンスがあるかもしれない。。。
他にも、こはみんのCovre以外に米米CLUBの『浪漫飛行』を歌ってくれたのですが、それが本家以上に良かった!
ミュージックステーションに
25年ぶりの出演で話題になりましたね
嫁さん「米米CLUBで一番好きな『浪漫飛行』をあの番組で見た時より感激した!」と言っていました
世古さんも、自分の嫁さんも、25年の時を経た米米CLUBを観て、きっと思うことがあったのだと思います
そんな感じで始まった昼のライブですが
まるで「夜のテンション」を感じましたね(笑)
個人的に印象に残った楽曲は、世古さんの新譜『わからない』が良かったです
仏Songではないのですが
このコロナ禍で感じた心境を
とても良く表現されていましたよ
次にステージに登場するこはみんへ
宣戦布告とも思われる爆笑連発の煽りMCも笑えました
世古「(こはみんを評して)まぁずっと乙女(だと思い込んでいる)の病ですからね、基本がキチ〇イですからwww」
これ、アカデミー賞のステージなら殴られているかも(笑)
こんな感じで才能あふれる第一部「世古武志」のステージが終了!
この煽りを受けた「喧嘩上等」を信条とする
クレイジーオペラの総本山!
第二部の「小浜田アニタ」のステージがスタート
この彼女のステージも最高に良かった!
まず、久しぶりに「生アニタ」を見て笑えたwww
本当に真昼間から夜のテンションで笑えます
金髪とデカすぎる天使の羽根、カタコトの日本語とモノマネの数々
稲川淳二、中島みゆき、ユーミン、福山雅治、松田優作、etc
確かに、妙に似てたり、似てなさ過ぎてたりして、笑えるのですが。。。
きっと、本人やファンに知られたら
SNSが炎上するかもしれない
もっとも危険なモノマネです(笑)
いやいや、モノマネ以外にも観客にはある種の苦行とも思われる
Call&Responseという罰ゲームもあります(笑)
彼女の楽曲に『あなたの血だらけの唇がみたい』という作品がありますが、その観客が言わされるResponseが「血・だ・ら・け」ですよ(笑)
会場中が「血・だ・ら・け」を連呼するのですが知らない人が観たら危ない人の集まりに見えるかも(笑)
あと、以下のようなCall&Responseも。。。
小浜田「花の1973年生まれ、後藤久美子!宮沢りえ!」
この次に観客に「小浜田知子」と言わせるResponseがあるのですが、間違っても「篠原涼子」や「松嶋菜々子」と言ってしまう客がいたら、おそらく公開処刑になります(笑)
そんなクレイジーな演出もありますが、彼女はボイストレーナー連盟の資格を持つ立派な大先生なんですよ(笑)
物凄い歌唱力や哀愁が漂う名曲、ノリの良いアップテンポな楽曲、ステージ上の奇想天外な演出にセンスや才能が溢れる魅力を感じますね
今回のステージでは、世古さんの『father』、『法隆寺』のCOVER曲を歌ってくれましたが、特にオペラのアリアからつながるオペラ風『法隆寺』は鳥肌ものでしたね
煽りを受けたクレイジーオペラの総本山である小浜田知子から仏Songの貴公子、世古武志のへ物凄いアンサーソングの応酬でした
この一曲だけでもチケット代の数倍は元が取れました
その他には
『数えたくもないのに』
『食べるな』
『天然な人が嫌いなんです』
が個人的に良かったですね
最後は、二人のセッションタイム♪
『大仏さん』、『阿修羅』
そして、アンコールに『涙のほうれいせん』
土曜日のお昼に美味しいご馳走を
お腹いっぱい食べて満足した気分です
そう、人間らしさを求める
楽しさや感動をこのライブに感じましたね
アフターコロナの世界をけん引して行く
夢が描かれていましたよ
最後にもう一度、言いたい!
世の中の無常観を感じたら
自分の心に従え!
そう、好きな音楽を聴く♪
これしかないでしょう(笑)
楽しい時間をありがとう!
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