昼食時に隣のテーブルからこんな会話が聞こえてきました
他人A「このご時世、ライブや映画館、人の集まる場所に行くのはどうだろうね？」
他人B「そうですね。そもそも、ギャンブルとか、アイドルオタクとか、ゲームオタクとか、これって人生を無駄に生きてますよね（笑）」
自分は、反射的に心の中で呟いていた
人生の無駄遣いね
だから、どうした！
それでも、最高だよ！
社会に出て仕事をするようになってから、こんな感じに人の趣味を偉そうにダメ出しする人に出会うことがあります
確かに生きる上でこれらの趣味は必要ではないかもしれない
そして、その理屈で行くとスポーツ、音楽、芸術、文学も全て無駄ということになる
じゃあ、無駄でないことって何だろう？
食べて、寝て、仕事することだけ？
それって、生きていて面白いか？
いやいや、人生は無駄なことが多いから楽しいと思う
これこそ、人間らしい生き方ではないか？
趣味がやがて仕事に代わる人もいるし、
趣味の世界で友達や恋人も見つける人もいるだろう
そもそも、他人が人の趣味に対して
無駄か否かを問うこと自体、間違っている
無駄と思える時間の中に人間らしい生き方が埋もれている
もし、今宵のライブで
このアーティストの前でそんなことを言ったら
生きて帰れないだろう（笑）
過去に2度ほど、酔って絡んでくる男達を頭突きで沈め、
六本木の交差点では、アメリカの海兵隊員をシメタという都市伝説があるアーティストさん！
自分も怖くて半径2メートル以内には、近寄れない（恐）
そう、井手麻理子さんのバースデイライブに行って来ましたよ（笑）
会場は、吉祥寺にあるジャズファンの聖地「SOMETIME（サムタイム）」
12月8日は出演者の井手 麻理子（vo）さん、堀 秀彰（p）さん、里見 紀子（vln）さんの誕生日でした
そして、全員B型！
チームBの Birthday LIVEです（笑）
この三人に加えて、中林 薫平（b）さん、長谷川 ガク（ds）が心地良い音楽を奏でてくれました
身も心もジャズの演奏と歌にスウィングしたライブになりましたよ！
それでは時間もスイングする安らぎのジャギーな世界へ！
まず、本日のセトリは以下になります
（第一部）
1.Maiden Voyage（処女航海）
– ハービーハンコック
堀 秀彰（p）/中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
2.Silver Bell’s
– 堀 秀彰
堀 秀彰（p）/中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
3.Billie Jean
-マイケル・ジャクソン
里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
4.I Wish
-スティービーワンダー
井手 麻理子（vo）/里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
5.Louisiana Sunday Afternoon
-ダイアン・シューア
井手 麻理子（vo）/里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
6.Filthy McNasty
-ホレス・シルヴァー
井手 麻理子（vo）/里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
7.青春の輝き
-カーペンターズ
井手 麻理子（p/vo）/里見 紀子（vln/vo）/堀 秀彰（fl）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
（第二部）
1.Mr.Cedar Walton
– 堀 秀彰
堀 秀彰（p）/中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
2.亡き王女のためのパヴァーヌ
-ラヴェル
里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
3.Donna Lee
-チャーリー・パーカー
里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
4.Moondance
-ヴァン・モリソン
井手 麻理子（vo）/里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
5.テネシーワルツ
-江利チエミversion
井手 麻理子（vo）/里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
6.Street Walkin’ Woman
-マリーナ・ショウ
井手 麻理子（vo）/里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
7.There must be an angel
-ユーリズミックス
井手 麻理子（vo）/里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
8.ヒトシズク
-井手麻理子
井手 麻理子（vo）/里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
Ec1.Birthday Song
井手 麻理子（vo）/里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
Ec2.ROUTE66
-ボビー・トゥループ
井手 麻理子（vo）/里見 紀子（vln）/堀 秀彰（p）
中林 薫平（b）/長谷川 ガク（ds）
演奏者と歌い手が即興的な音楽に徐々に参加して、
最後は大きなウェーブのように盛り上がる！
そんなジャズ演奏醍醐味！
アドリブ、スウィング、インタープレイ
それらを心行くまま楽しませてもらいましたよ
第一部では
モダンジャズの超定番！
ハービーハンコック『Maiden Voyage（処女航海）』
バイオリン演奏のスィング感がハンパない！
マイケル・ジャクソンの『Billie Jean』
そして、今宵のディーバ（歌姫）井手麻理子が歌った
ホレス・シルヴァーの『Filthy McNasty』が絶品でしたね！
そして、第二部は
バイオリンとピアノ、ベース、ドラムのインタープレイで心地よくスウィングさせてくれたラヴェルの代表曲『亡き王女のためのパヴァーヌ』、チャーリー・パーカーの『Donna Lee』！
麻理子先生が歌ってくれたヴァン・モリソン『Moondance』とユーリズミックスの『There must be an angel』が最高にイケてました（感激）
まさか、『There must be an angel』をこのジャギーな演奏会で聴けるとは思っていなかった！
あの100万キャラットのスーパースキャットは、健在でした（感謝）
会場にいた外国人のお客さんも大喜びでしたよ！
外国人の前で洋楽を英語でガッツリ歌いこなせる歌唱力は凄い！
さすが、印税を全て酒で飲み干したと言われる酒豪（笑）
そんな、アーティスト「井手麻理子」さんの来年の抱負は？
井手「巷では、セクシャルバイオレンスNo.1と呼ばれてるらしいので、新しいアルバムを作りたいなぁ！『マリコ男を歌う！』とかｗｗｗｗ！」
（場内爆笑）
いや、バイオレンスだけは、勘弁してほしい（笑）
こんなブログを書いたことが彼女にバレると、自分もバイオレンスを受けるかもしれないが。。。
さて、ジャズの面白さとは？
ジャズプレイヤーが即興的に演奏する「アドリブ」構成であり、複数のプレーヤーが、互いに感覚・感性やイマジネーションを刺激し合い、刻々と変化するその瞬間に「調和」や「共鳴」が生まれる「インタープレイ」と演奏を生で聴いていると自然と自分の身体も「スウイング」してしまうとこだと思う
そう！楽しいノリと遊び心なんだ！
最後に。。。
人生は、アドリブだし、スウィングできなきゃ面白くない！
一見して、無駄に生きていると思われるかもしれないが、刻々と変化するその瞬間に多くの人生が「共鳴」し合っている
それが、人生のインタープレイだと思う
分かり合えない人達も多くいるが
あえて、わかってもらおうとも思わない
そう、人生の無駄遣さ（笑）
だから、どうした！
それでも、生きていける！
人生は最高なんだよ！
そなんことを教えてくれた今夜の
セクシャルバイオレンスNo.1
ありがとう！
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