長雨の季節になり、雨の日が増えました。
しかし、草木や穀物にとっては恵の雨です。
そして、この梅雨が明けるといよいよ夏本番の到来ですね。
さて、今回は平成から令和に改名した
アーティストさんのライブに行ってきましたよ。
こんな感じです(笑)
SOWAN SONG → マエソワヒロユキ
たとえ名前が変わっても素晴らしい音楽は
変わらないと信じていますよ(笑)
自分にとって音楽の楽しみとは
他者との比較でなく、自分自身が心から幸せを
感じることができる音楽(アーティスト)と出逢うことだと思っています。
幸運なことに自分は、そんなアーティストさんと多く出逢ってきました。
まだまだ、これからも素晴らしい出逢いを感じたいですね。
さて、今回の主役であるマエソワヒロユキさん(以降、ソワン)も
そんな素敵なアーティストの1人です。
彼の創造する音楽には
一点の曇りも感じない完成された物語が存在します。
そんな訳で(笑)
ソワンのライブに行ってきましたよ!!
今回は「ソウル兄弟」とのジョイントライブです。
どんな、パフォーマンスを見せてくれるのか楽しみにしていました。
会場は、自由ケ丘のライブハウス『Mardi Gras(マルディグラ)』
趣のあるライブハウスで今宵の宴がスタートしましたよ。
さてさて、令和になり久しぶりにソワンに会ったのですが
なんと髪を切って、清々しい「Asian Star」のような風貌になっていました。
彼は、学生時代にラグビー部で活躍していたので個人的には
テレビドラマ「スクール☆ウォーズ」に出演していた松村雄基に似ていると思いましたよ(笑)
しかし、誰かに若かりし頃の「岡八郎」に似ていると言われてショックだったそうです。
そして、「ソウル兄弟」!
実に魅力的なミュージシャンでした。
ソワンと同じ大阪出身でバスドラの武田栄さんとベースの正木貴也さんの二人組。
二人とも学生時代は、ラグビー部でソワンとも共通項が多く、音楽を通じた盟友だと感じました。
特にバスドラの武田さんは、ユニークでしたよ!
バスドラのドラムがなんとスーツケースでした(驚)!
ドラムの代わりに青いスーツケースの上に座っていい音を奏でていましたよ!
スーツケースがドラムの代わりになるとは、凄いインパクトがありましたね。
そのドラム替わりのスーツケースは、リサイクルショップの「ハードオフ」で270円で購入したそうです。もの凄いコストパフォーマンスですよ(笑)。
実際にソワンの「アナログ」というアルバムにも、スーツケースのバスドラで武田さんが参加しているそうです。
自分もこのアルバムを持っているのですが、名曲の『江ノ島心中』のバスドラがスーツケースだったとは。。。
まさに「目から鱗が落ちる」ような話でした。
一応、リサイクルショップでスーツケースを購入する前は、手で叩いて音を確かめてから買うそうです(爆)
店員さんもスーツケースを叩きだす客には、驚いたでしょうね。
さてさて、今回のライブは、楽しいMCと濃密な歌と
演奏の至れり尽くせりの楽しいライブでしたよ。
ライブは2部構成でセトリは以下でした。
第一部
1.『春のダンス』
2.『Sleeping Face』
3.『かわいい君』
4.『100本命のたばこ』
5.『弾丸スローモーション』
6.『抱きしめたい』
第二部
1.『クラウチ・バインド・セット』
2.『ポンコツワゴン』
3.『いけない、唇』
4.『戯星(ザレボシ)』
5.『江ノ島心中』
6.『喫茶ブラジル』
7.『モンシロチョウ』
アンコール『風邪をひいたからといって』
素晴らしい「ソウル兄弟」の演奏が
ソワンの「男前Song」を凄く引き立ててくれましたよ。
一部では、『春のダンス』、『かわいい君』、『100本命のたばこ』
二部では、『クラウチ・バインド・セット』、『戯星(ザレボシ)』、『江ノ島心中』
が個人的に良かったですね。
特に今回の会場で販売しているCDに収録されている『クラウチ・バインド・セット』、『戯星(ザレボシ)』が絶品ですよ!
今年は、日本でラグビーのワールドカップが開催されるので
それに便乗して制作した『クラウチ・バインド・セット』!
この曲名はもともとラグビー用語でスクラムで組む時のレフェリーの掛け声です。
「クラウチ」で身をかがめ、「バインド」は両チームの1番と3番が、1番は左手で、3番は右手で、相手とつかみ合います。
そしてレフェリーの「セット」で当たります。
ワールドカップの応援ソングに使用されるといいのですが
その楽曲は、「驚きのマイナーコード」で構成されています。
内容は、ラガーマンのような武骨な男に恋した女性の心情をテーマにした楽曲で
ソワンの妄想力とネガティブ志向で構成されていました(笑)
日本を応援するメインのテーマ曲には難しいかもしれないですが
テレ朝の「熱闘甲子園」のような選手個人やプレーにスポットを当てるような
特集番組に選ばれそうな気がしますね。
そして『戯星(ザレボシ)』は、3分弱の楽曲ですが
その分、楽曲の内容は洗練されていますよ。
もともと花好きのソワンがヒヤシンスの花言葉をヒントを得て作った楽曲です。
彼曰く「花言葉の書いてある小冊子をペラペラめくり、自分の目に止まったヒヤシンスの花言葉」だそうです。
どんな花言葉かと言うと「嫉妬」「控えめな愛らしさ」「悲しみ」「変わらぬ愛」「あなたとなら幸せ」
そんな花言葉のパーツが組み合わされて「友達以上、恋人未満」の
男女の心情と情景が切ない戯言として表現されている傑作に感じました。
早速、このCDを購入させてもらいましたよ!
どんな形でもいい!
音源として持っておきたい楽曲ですね。
彼の手際の良い仕事に感謝です。
こういうのは、ファンとしてありがたい!
最後に。。。
令和に元号が変わっても
名前が「SOWAN SONG」→「マエソワヒロユキ」に変わっても
彼の素晴らしい音楽性は変わらない。
これからも、一点の曇りも感じない完成された物語を歌い続けて欲しい。
お疲れ様でした。
そして。。。
心から幸せを感じることができる音楽(アーティスト)と出逢えたことに感謝!
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