Good Musicを聴きながら♪ ～ NOMAD presents 愛した記憶の片隅で（谷口深雪）～

長雨の季節ですね。
東京も6月7日に梅雨入りしました。

さて、近くの公園を通りかかると
雨にぬれた紫陽花の花色が、ことのほか美しく色づいていました。

雨の日はつまらないと感じる人が多いと思いますが、
雨の日には雨の日なりの楽しみ方もありますよ（笑）

自分は意外と雨が好きでね。

何故なら、雨音を聞くと不思議と気分が落ち着くことがあります。

きっと、仕事で溜まりがちなストレスを癒してくれる効果が雨音にはあるようですね。

さて、今回のアーティストさんは、梅雨の雫をどんな色にアレンジしてくれるのでしょうか（笑）

きっと、力強いピアノ演奏と魂を振り絞るような歌声で
激情が交錯した狂気の嵐が吹き荒れるかもしれないですね（笑）

冗談は、さておき、今回は「静かなる激情」を感じるアーティスト！

谷口深雪さんのライブに行ってきましたよ！

会場は、前回と同じく「代官山NOMAD」

ライブのタイトルが「愛した記憶の片隅で」です。

このライブハウスは、本当に文学的なタイトルを付けますね。

たしか、前回が「深い青、深い底、深い愛」だったような気がします。

タイトルに必ず「愛」という文字が入っていますよね（笑）

たぶん、このタイトルにピッタリのアーティストさん達をセレクトしている気がします。

そう考えると谷口さんは、「愛」という文字がもっとも似合うアーティストなのかもしれない。

そして、今回は「愛の雨音」が心に響くようなライブになりましたよ！

それでは、ライブレポへ！

開場時間の18：00にライブハウスに入ると

直ぐに谷口さんとお会いすることができました。

相変わらず、元気そうでなりよりです（笑）

店のカウンターでドリンクを注文して、開演までくつろいでいると

再び、谷口さんがやって来ました。

谷口「今夜、夜行バスで大阪に帰るので終演後にご挨拶できないかもしれないのでゴメンなさい」

わざわざ、事前に挨拶をしに来てくれましたよ。

現在、彼女は大阪と東京の間を往復しながら音楽活動をしているので
とても大変そうです。

何となく、気を使わせてしまったようで申し訳なかったです。

時々、思うのですがアーティストさん達のライブは、

黙ってお金を払ってライブに行き、そして笑顔で帰る。

それが一番に嬉しいことなのかもしれないですね。

ただ、自分の場合は、ライブレポなんかを書いたりするので
少し、お節介な部分もあるかもしれない。

東京と大阪を時間に追われて往復する忙しそうなスケジュールを見ていると
出来る限り、東京のライブには、行きたくなりましたね。

さてさて、今回のライブですが谷口深雪さん以外にも、4人の女性アーティストが出演されていました。

山本紗江さん
Hinakoさん
清水わかなさん
岡田茜さん

すべて、女性アーティストで音楽のタイプも様々ですが
共通の印象として、人生を音楽を通じて真剣に生きている感じがします。

そして、ステージにいろんな花を咲かせてくれましたよ。

この『代官山 NOMAD』に出演されるアーティストは、みなさん本当に魅力的でした。

もしかしたら、またお会いする機会があるかもしれないですね。

お疲れ様でした。

そして、今回のライブレポの主役！

谷口深雪さんですが、自分にとっては、
この方との出逢いこそ、音楽を通じた「ご縁」と言うのですかね。

本当にそんな風に感じますよ。

今回のライブでは、4番手に登場してくれました。

そのセトリは、以下です。

１『エキストラ』
２『紡ぐ』
３『うらうら』
４『なぁおとん』

全4曲ですが、どれも大作です。

一つ一つの楽曲にドラマのような展開があり、
愛情に溢れたキラメキを感じることができましたよ。

前回のライブとは、また違う一面を見せてくれた気がします。

やはり、才能あるアーティストさんですね。

上記の楽曲では、『紡ぐ』と『なぁおとん』が個人的に良かったですね。

特に『なぁおとん』は、人情味の溢れた素晴らしい楽曲ですね。

大阪を枚方を舞台に温かい家族の情景を繊細に、美しく表現されています。

アーティスト「谷口深雪」のお父様を娘の視点から愛情をもってとてもよく描かれています。

自分も今までに何度か、この楽曲を聴きましたが、今夜の『なぁおとん』が一番良かった！

自分は、東京生まれで『六甲おろし』を強制的に覚えさせらたこともないけれど（笑）

そんな不器用な愛情表現をするお父様の飾りのない生き方を魅力的に歌で表現しています。

改めて、谷口深雪というアーティストの才能と魅力に感動させてもらいましたよ。

おそらく、こういう人間模様、家族愛を歌で表現させたら、彼女は一番かもしれないですね。

ライブの終演後、彼女はいませんでした。

今頃は、大阪行きの夜行バスに乗っているでしょうね。

もし、終演後に谷口さんに会えたなら。。。

こう言ってみたいと思いました。

とても、素敵なライブをありがとう！
やはり、あなたは才能あるアーティストさんです。

今後も自分を感動させ続けて欲しい！
自分は、まだまだ谷口さんの楽曲を聴いてみたいし、聴き足りていない！

そして、また次回も笑い合える気がすると。。。