新元号が「令和」となり、早くも5日が経ちましたね。
若葉の緑がすがすがしく風薫る五月となりましたが、
澄み渡る青い空が、気分を晴れやかにしてくれます。
さて、本日(2019/5/5)は、令和元年になって
初のライブに行ってきましたよ。
日比谷野音で行われた「杉山清貴&オメガトライブ」のオープンエアライブです。
このグループが1983年4月にレコードデビューした当初、
TV番組でグループ名の由来を尋ねられた時に「最後の仲間」と説明していた記憶があります。
確かに「オメガ」とは、ギリシャ文字で「最後」を意味し、「トライブ」は、「民族」という意味から
本来なら直訳すると「最終民族」となりますが、もっとソフトなイメージで「最後の仲間」としたのでしょうね。
この「杉山清貴&オメガトライブ」活動自体は、
1983年4月~1985年12月の2年8カ月程度でした。
しかし、これほどまで多くの人達から熱いエールを受け続けるグループは、珍しいと思いますね。
さて、本日は、オメガトライブの物販を13:30から開始するということで12時少し前に会場の到着すると
既に大行列で自分が物販を買う頃には、オメガTシャツ(ピンク色)が全て完売!
ネイビー色のTシャツとキーホルダー、マフラータオル、ステンレスボトルを死守(笑)
今回のライブがツアーラストとなるので凄まじいくらいの人気でしたよ(驚)
実際にチケットも完売で会場の外には、チケットを購入できなかったファンも多くいて
場外から声だけでも届けようと応援する姿勢は、凄いと思いましたよ。
そんな熱狂的な雰囲気に包まれて、
16:45にスタート!
感動のアンコールを含めて、約3時間、全23曲を熱唱してくれました。
その感動のセトリは、自分の記憶とメモが正しければ以下です。
01『MIDNIGHT DOWN TOWN』
02『DEAR BREEZE』
03『海風通信』
04『ガラスのPALM TREE』
~ MC 杉山清貴さん
05『SCRAMBLE CROSS』
06『君のハートはマリンブルー』
~ MC 高島信ニさん
07『SATURDAY’S GENERATION』
08『ROUTE 134』
~ MC 西原俊次さん
09『TRANSIT IN SUMMER』
10『RIVER’S ISLAND』
11『Eastern Railroad』
~ MC 大島孝夫さん、吉田健二さん(ザ・遅刻)
12『ALONE AGAIN』
~ MC 廣石恵一さん
13『夕凪通信』
14『ふたりの夏物語』
~ MC 杉山清貴さん
15『Misty Night Cruisin』
16『BECAUSE』
17『ASPHALT LADY』
18『SUMMER SUSPICION』
(アンコール)
19『Never Ending SummerⅠ』
20『Never Ending SummerⅡ』
21『Never Ending SummerⅢ』
22『Never Ending SummerⅣ』
(サービス残業(笑))
23『海風通信』
※残念ながら、以下の楽曲の演奏はありませんでした。
『サイレンスがいっぱい』、『RIVERSIDE HOTEL』
個人的に嬉しかったのは、魅力的なホーンセクション(FIRE HORNS)が参加したアンコール!
『Never Ending SummerⅠ』
『Never Ending SummerⅡ』
『Never Ending SummerⅢ』
『Never Ending SummerⅣ』
上記の楽曲を一挙に歌ってくれたことが嬉しかったです。
この楽曲は、全曲を通しで歌うと約15分位かかります。
もう一大叙事詩ですね。
まさか、最後のアンコールで聴けるとは、思いませんでした。
良い想い出になりました。
あと、面白かったのは、メンバーの一人一人のMCですね。
特に西原さんのMCは、爆笑ものでした。
例えば、杉オメ解散後の話題で
プロデューサーから「ブラジルからボーカルを連れてくる」という話から
ネイティブなブラジル人かと思っていたら、カルロストシキがやって来て、まったくの日本人で拍子抜けしたことやカルロスに東北なまりがあったりと、当時のメンバーで黒川照家さんの方が「ブラジル人」だと豪語してましたよ(笑)
西原「現在の彼(黒川)は、もはや人ではない」
だそうです(笑)
その後、参加したジョン・マッコイは、ネイティブなブラジル人だったけれど、
まもなくグループの解散、再編成が繰り返され、最終的には、田原俊彦のバックで10年キーボードをしていたそうですね。
他には、教育テレビ(現在のEテレ)で「むしまるQ」というは幼児向けの番組で
洋楽をパロッタ(本人は、あくまでもオマージュと言ってました)作品の話は、笑えました。
イーグルスの『ホテルカルフォルニア』をオマージュした『ホタルカルフォルニア』や
ザ・ビーチ・ボーイズの『サーフィン・U.S.A.』をオマージュした『サーモン・U.S.A』など。。。
特に『サーモン・U.S.A』は、杉山さんが歌を担当し、曲の途中でのセリフ『サーモンだけに左門(サーモン)ですたい!』という九州弁を入れたとのこと。是非、この音源を聴いて見たいです(笑)。
しかし、「左門ですたい!」は、アニメの「巨人の星」を知らないと意味がわからないかも(笑)
また、このライブでは、他にの感動的なことが結構、ありましたよ。
ライブの終盤で杉山さんが今回、会場に入れなかった外にいるファンの人達に
感謝のエールを送ると野音の会場外からも大きな声援が会場内に響いてきました。
会場内からも会場外からも心温まる声援の応酬でしたね。
そして、アンコールの『Never Ending SummerⅠ~Ⅳ』が終わり、場内で終了のアナウンス放送が流れていてもファンの間から『SUMMER SUSPICION』の大合唱が沸き起こり、再び杉山さん達がステージに戻って来てくれました。
杉山「しんみり終わりたくなかったよね。ここからはサービス残業だwww」
そう言って『海風通信』を再アンコールで歌ってくれたところも感動ものでした。
デビュー当時と比べると歳を重ねて
ファンの自分も杉山さんや他のメンバーも変わってしまったが。。。
令和の世代になっても自分の心の中にあるカレンダーは、終わりのない日めくりを続けています。
今夜は、野音を見下ろせるホテルに宿泊してこの感動を書いています。
昨年から続いていたオメガイヤー!
また、会いましょう!
そう!きっと、また会える気がします。
令和元年、最初のライブ!
素晴らしいライブをありがとう!
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