二十四節気の立夏も過ぎて
青葉が美しい季節になりましたね。

本格的な夏になれば、湘南のビーチ沿いに
海を楽しみたいという人たちが集まり始めます。

自分も海のある暮らしに憧れる一人ですが
海やビーチと言えば同様に音楽もしかり。。。

海を題材にした素晴らしい楽曲は、
古今東西に関係なく数多くありますよね。

そして、今宵もそんな湘南から伝説となるユニットの誕生を目撃しましたよ!

そうです!

この令和元年、潮の風薫る5月に「渚のヒデーズ」を観に行ってきました。

「川久保秀一&成瀬英樹」スペシャルユニットの楽しいライブでした。

そして、なんと今回は、Specialゲストに黒沢秀樹さん!

渚のヒデーズは、実は3人組だったのか(笑)

それでは、ライブレポへ!

今回のライブ会場は、通常は「和酒菜なかがわ」として
和食を提供するお店です。

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「和酒菜なかがわ」

このお店のご主人が川久保さんと釣り仲間らしいですね。

会場到着後に開演時間まで美味しい料理を堪能!

特に「おから」と「卵焼き」が絶品でした。

普通のライブ会場では、味わえない料理の品々でしたよ。

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「おから」と「卵焼き」が絶品

そして、今回のライブは「古今東西デュオもの列伝」ということで
湘南にふさわしい名曲をたっぷりと聴かせていただきました。

二部構成のセトリは、以下です。

(第一部)

01『斉藤由貴なんだ』(成瀬英樹バージョン)
02『Two Of Us』(COVER ビートルズ)
03『今、僕を泣かせて』(COVER 斎藤誠)
04『DOWN TOWN』(COVER EPO)
05『SOMEDAY』(COVER 佐野元春)
06『胸いっぱいの夏』(川久保秀一)
07『僕が空にいた頃』(TWO of US)

(第二部)

01『はちみつマフィン』(成瀬英樹)
02『wonderful summer』(黒沢秀樹)
03『君は僕だ』(COVER 前田敦子)
04『そして』(川久保秀一)
05『恋の色』(COVER かもめ児童合唱団)
06『Endless Harmony』(黒沢秀樹)
07『君はメロディー』(COVER AKB48)

アンコール01『斉藤由貴なんだ』(川久保秀一バージョン)
アンコール02『赤いスイートピー』(COVER 松田聖子)
アンコール03『Mrs.Robinson』(COVER サイモン&ガーファンクル)

サービス残業(笑)のアンコール3曲を含む全17曲を熱唱してもらいました。

全体の印象は、とにかく明るい雰囲気の中、湘南にまた一つ「新しい伝説」が
生まれたエポックメイキングな出来事だったと思います。

アーティスト成瀬英樹と川久保秀一の個性が見事にスウィングした感じがありましたね。

とにかく「楽しい」の一言です。

あえて言えば「超」が付くほどでしたね。

特筆すべきは、今回のライブで会場売りされたCDの楽曲『斉藤由貴なんだ』ですね。

これは、斉藤由貴の『卒業』をベースに
その中に彼女の楽曲のタイトルを歌詞の中に散りばめた編成になっています。

そして、同タイトルで同じ歌詞で作成された楽曲が
成瀬英樹バージョンと川久保秀一バージョンの2曲!

ロックは演奏で決まると言われますが、
どちらも明るく伸縮のあるいいメロディだと思います。

個人的な印象ですがナルソワンキチの『土曜の夜じゃないか』をイメージしましたね。

明るくポップなノリで聴いていて楽しいので即買いしましたよ。

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『斉藤由貴なんだ』

さて、この楽曲の作成秘話ですが

成瀬さんと川久保さんがお互いに斉藤由貴ファンで
彼女をフィーチャリングした曲を作ろう!

という軽いノリから始まったようですね。

そして、いざ「売ろうよ!」といった段階で「CD-R」への焼付けや
盤面やジャケのデザインなど、けっこう大変な作業に。。。

ジャケのデザインは、斉藤由貴と言えば「ポニーテール」のイメージ!という意味で

ご本人の画像だと肖像権の問題もありそうなので、マキさんという女性が
ポニーテールのモデルになり、後ろ姿の画像を撮影して作成したそうです。

お疲れ様です。

さてさて、その第一部では、以下の楽曲が良かったですね。

『Two Of Us』
『SOMEDAY』
『胸いっぱいの夏』
『僕が空にいた頃』

笑えたのは、

川久保さんの楽曲『胸いっぱいの夏』を成瀬さんが
追っかけてハモるところで、歌うフレーズの歌詞を

逆に歌っていたところです。

本来なら以下の順番でハモるのですが

Oh My Dream♪ ⇒ Summer days♪

実際は、以下となってました。

Summer days♪ ⇒ Oh My Dream♪

歌っている本人たちが気づいて
笑いをこらえて歌ってましたよ。

歌い終わった後に。。。

成瀬「あれ?フレーズ、逆になってた(笑)」

川久保「成瀬さん!お願いだから僕のことをもっと知ってください!」

(場内爆笑)

こんな感じで

主に川久保さんをfeatした第一部は終了。

休憩を挟んだ第二部へ続く。。。

この第二部は、主に成瀬さんをfeatした楽曲と
スペシャルゲストの黒沢秀樹さんが登場して盛り上がりましたよ。

黒沢「凄くないっすか、ここの魚美味しい!、ボク今日は飲みに来てますからwww」

黒沢さんの第一声が上記でしたので「和酒菜なかがわ」の
料理と酒をとても気に入ったみたいですね。

そして、いつになく幸せそうな笑顔でしたよ。

この第二部では、個人的に以下の楽曲が印象に残りました。

『君は僕だ』
『そして』
『恋の色』
『Endless Harmony』
『君はメロディー』
『赤いスイートピー』

特に盛り上がったのは
成瀬さんが作曲家「you-me」として前田敦子とAKB48に

曲を提供した『君は僕だ』、『君はメロディー』です。

おそらく、これらの楽曲は、成瀬宮殿と呼ばれる「パレス成瀬」を建てた基礎になる楽曲です。

今でも、カラオケで歌われる度に凄い印税が入るでしょうね。

知名度もありますが、改めて洗練された楽曲だと思いました。

「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!!」という名言が生まれたのも頷けます。

そして『君はメロディー』は、230万枚のセールスを記録した楽曲ですが
今回もAKBファンがこの会場にも来て成瀬さんを応援していました。

AKBのメンバーでなく、楽曲を提供したアーティストに対しても応援に来るとは凄い!

もともと、成瀬さん自身が夢の目標としていた、
ミリオン一位、紅白出場などを達成させた楽曲です。

会場から「印税はいくら?」との直球な質問が飛び出しましたが、

成瀬「パレス(宮殿)が建つくらいwww」

と答えてました(笑)

第二部で一番に笑えた場面は、黒沢さんの『Endless Harmony』ですね。

成瀬さんが事前にコール&レスポンスを観客にレクチャーして

成瀬「僕は昔からL⇔Rのファンで、同じヒデキでも心はこちらのヒデキです(黒沢さんに視線を送る)!」

黒沢「じゃあ、ボク、ビール飲みますwww」

(場内爆笑)

こんな感じの軽いノリで歌が始まりましたが、熱烈な「ヒデキコール」が炸裂!

あまりの盛り上がりに川久保さんが一言

川久保「僕もヒデキに改名しようかなwww」

成瀬「(興奮気味に)オレがどれだけ、L⇔Rが好きか、わかるだろう!」

川久保「(ウンザリ気味に)知らんがな~!」

(場内大爆笑)

川久保「若干、ダシに使われたかなwww」

このやり取りを黒沢さんがクールに笑って見ている様子がとても可笑しかったです。

その他にも譜面用に用意してきた成瀬さんのiPadがやたらとバグって
再起動の度にアップルの「リンゴマーク」が出た画面をいちいち観客に見せながら

成瀬「こんなのトラブルのうちには、入らないwww」

と豪語してましたが、その度に川久保さんがMCを

引き延ばして大変そうに対応してました(笑)

 

そんな感じで、料理が美味しく、笑いが絶えない、お得感のあるステージが続きました。

最後は、サービス残業的に(笑)3曲(事前に2曲はやると告知ありwww)、

ガッツリと聴かせてもらいました。

 

最後の最後まで明るく楽しいステージが
湘南に一足早く熱い夏を届けてくれたようです。

このユニット(渚のヒデーズ)は、きっと「新しい伝説」を生み出すと思います。

黒沢秀樹さん、そして

渚のヒデーズ(成瀬英樹&川久保秀一)

楽しい時間をありがとう!

次回があることを期待します。。。

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次回があることを期待します。。。