春分の候、桜のつぼみも膨らんで
花の便りも全国から聞かれるようになりました。

東京も本日(3/21)、開花宣言しましたよ!

 

先週、あるライブに行った時、あるアーティストと少しだけお話しすることができ、
すでに本日のライブに行く予約をさせてもらいました。

あるワードがとても気になっていたので。。。

 

それは「限界集落」!

その意味は、過疎化などで人口の50%以上が65歳以上の高齢者になり
冠婚葬祭などを含む社会的共同生活や集落の維持が困難になりつつある集落を指します。

そんな状態のライブが存在するのだろうか(笑)?
いや、どんな状態でもこのライブに行ってみよう!

と、言う訳で行って来ましたよwww
四日ぶりの再会!「歌う仏身」こと世古武志さんのライブだ!

おそらく、このアーティストは、自分の中で今年の「台風の目」になるだろう。

そんな予感と魅力を感じますね。

 

さて、そのライブですが
高円寺のライブハウス「U-ha」で行われました。

限界集落どころか、自分以外は全て女性じゃないですか!

アウェイ感をヒシヒシと感じながらもライブを最後まで楽しみました。

 

今回のライブは「ひとりフリサト」さんとのツーマンライブです。

この「ひとりフリサト」さんですが自分は、もちろん初めましてのアーティストさんです。

通常は、4人組バンド「フリサト」として活動されているボーカルの方が
ソロ活動している時に使うネーミングだそうです。

そして、いきなり笑えるMCから始まりました。

ひとりフリサト「今日、会場となる高円寺駅をおりるとすぐに警察の職質をされました(笑)」

本人は、ただのミュージシャンだけなのに何故なのか?

納得できなかったらしいです。

(失礼ながら、自分が警察官でも職質をしたかも、だって怪しいもんwww)

そして、自分だけが職質をされる理由を警察官に尋ねたらいしです。

すると警察の回答は(笑)?

警官「音楽をやっている方は、だいたいドラッグをやってるからね」

なんか、凄い人権侵害じゃないですか(笑)。

しかし、本人曰く「でも、最近あるアーティストがそれを証明しちゃいましたよwww」

そんな「ひとりフリサト」さんの楽曲は、以下が印象に残りました。

『Comback My Love』
『エンドロールがはじまったら』
『ふうてんさん』
『風に吹かれて(ボブディラン和訳COVER)』
『僕らの行方』
『ハジマリノート』
『おとなのゆめ』

ステージ上で「語るように歌う」
そんなスタイルが斬新に見えましたね。

今を生きる社会に「エナジー(エネルギー)とエレジー(哀歌)」で
立ち向かっていく感じで、人の心の中に入り込むような詞に魅力を感じました。

特に『おとなのゆめ』、『エンドロールがはじまったら』が個人的に気に入りましたね。

お疲れ様でした。

 

そして、前回のレポに引き続き、世古武志さん!

今回のセトリは、以下です。

01『そばにいたくて』
02『game』
03『同棲生活』
04『コール』
05『トムとジェリー』
06『人は独りで生きていくもの』
07『五劫さん』
08『雷門』
09『寺でした』
10『何々式』(新譜)
11『君に会いたい』
12『密教』

特筆すべきは
仏ソング以外に正統派のバラードを
素敵に聴かせて貰ったことです。

MCでこの珠玉の楽曲の制作秘話を
聞きましたが、このレポでは、書けません!

 

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正統派のバラードが光った夜に感じます。

しかも、あんな状況でよくこんなにも
素晴らしい楽曲に仕上がるのか。。。

男の自分がこのレポで語ることはできないですよ!

これは、今回のライブ会場に来た人が宿題として
家に持ち帰り、改めて感慨に耽って欲しいと思います。

内面を曝け出し聴く人に感動と共感を
呼び起こすアーティスト「世古武志」にいろんな可能性を感じましたよ。

彼は、無頼派に見えて
純情派バラードシンガーでした。。。

今回のライブは「仏ソング」の魅力より、
正統派のバラードが光った夜に感じます。

今回のライブで特に印象に残った楽曲は
『そばにいたくて』、『同棲生活』、『人は独りで生きていくもの』です。

 

自分の人生で辛い、切ない、部分でさえも
一つの音楽作品に昇華させてしまう。

そんな芸術の秘法を感じます。

今夜のMCは、ひょっとして「恥ずかしい話」の連続だったのかもしれないですね。

同じ男として、このレポには、書けないよ(笑)。
でも、世古武志というアーティストにまた一つの魅力を感じましたね。
そして、またこんなライブを聴いてみたい!

そんな、春分の日の夜でした。

ありがとう!

20190321-00

またこんなライブを聴きたい!