ひと雨ごとに春が近づいてくる
そんな季節になりましたね。
3月3日の桃の節句ですが
あいにく本日は、朝から冷たい雨が。。。(寒)
しかし、そんな雨にも負けずに
今夜は永遠(とわ)に咲く「音の花」を鑑賞してきました。
そうです「SOWAN SONG」のライブに行ってきましたよ!
ひな祭りにも「SOWANのスイッチが入る」という感じでしょうか(笑)
今回の生音、生歌の「アンプラグド」ですが
まず、ご本人の声帯のコンディションが凄く良いのか?
その歌声に一段と磨きがかかっているように聴こえましたね。
これは、ライブ会場にいたすべての方もそう感じたと思います。
今回、カメラマンとして参加(?)していた成瀬英樹さんもそのような事を言っていました。
ライブ開始早々にSOWAN がカメラマンをしてくれている成瀬英樹さんに対して
SOWAN「あっ、本日、カメラマンのナルさんですwww」
とか言って凄く雑な紹介(笑)で始まりました。
すかさず、成瀬さんも
成瀬「お前!すっごく雑な紹介だなぁ~(笑)」
とツッコミを入れてました(笑)。
しかし、ある意味「ナルソワン」が成立していたプレミア感のあるライブでしたよ。
さて、そのライブは二部構成でセットリストは以下となります。
(第一部)
1.『雫』
2.『春のダンス』
3.『愛でしょうか?』
4.『朱(あか)いダンス』
5.『厚木の空』(石田ショーキチCOVER曲)
6.『Thank you baby』(ゴダイゴCOVER曲)
7.『なぐり書きの宇宙』(仮題)
この一部では『厚木の空』と『なぐり書きの宇宙』が凄く良かった!
まず『厚木の空』は、最近SNSで休止宣言するという噂の石田ショーキチさんの楽曲です。
SOWAN『ご本人から直接(活動休止について)何も聞いてませんが、この楽曲はしばらく自分が専売(特許)にしていこうと思います』
その言葉どおり、この楽曲に対しての深い想いが溢れているようでした。
そして『なぐり書きの宇宙』は、最近に出来上がったSOWANの楽曲で今日が初披露となったようです。
制作秘話として
この楽曲を作る過程で
まず自分の心から湧き出る言葉を
A4用紙100枚くらいに殴り書きをしたそうです。
そこからまた別の用紙に
その一つ一つの言葉をつなぎ合わせて詞を完成させたそうですよ。
SOWAN自身としては、「ド暗い内容」と言ってましたが
聴く側にとっては、そんな感じには全然聴こえなかったですね。
美しい言葉がギュッと凝縮された名曲に感じましたよ。
そして、毎回楽しいMCですが(笑)
今回は、風邪などの体調不良で当日のキャンセルが結構あり、
キャンセルの理由として、仕方なく納得できるものもあるのですが(笑)
キャンセルの理由ではなく、時には、彼のライブ告知に対して
「行きたいのですが、今回は米津さんのライブと重なって…」と丁寧に返信されるファンもいるそうですね。
本人は、笑い話として言ってましたが
さすがの「SOWAN SONG」でも心が折れますよ(笑)
ここで休憩タイムを挟み第二部へと続く。。。
(第二部)
1.『Volare』(Gipsy Kings COVER曲)
2.『喫茶ブラジル』
3.『また逢う日まで』(尾崎紀世彦COVER曲)
4.『up&down』
5.『抱きしめたい』
6.『Sleeping Face』
7.『100本目のたばこ』
8.『江ノ島心中』
9.『いけない、唇』
(アンコール)
1.『土曜の夜じゃないか』(with 成瀬英樹)
2.『モンシロチョウ』
二部では『Volare』、『喫茶ブラジル』、『up&down』、『江ノ島心中』が個人的に良かったですね。
ガットギター(成瀬さんから無理やり押し付けられた旨の説明あり)によるスパニッシュ的な
スゴテクを見せつけた『Volare』は、演奏の盛り上がりでギターを弾く指の高速感が印象的でしたね。
カフェ好きには堪らない『喫茶ブラジル』は
ボサノヴァ風のメロディと秀逸な歌詞が魅力ですが
大阪の関空の埋め立て地の近くに実在する喫茶店がモデルです。
ただし、出てくるモーニングセットは
ただ量が多いだけで、お洒落な感じではないようですよ(笑)
『up&down』では、平泉光司さんと3月31日に
吉祥寺の長男堂でライブをするための予行練習をさせられました(笑)
おもしろい「call and response」的な振り付けが印象的でしっかりと予習しましたよ(笑)
このライブは、自分も行く予定なので楽しみです。
当日は「動きやすい服装で!」とのこと。
服装と言えば今日のSOWANの衣裳は「H&M」で購入
約800円のシャツは、非常にコスパ感が溢れてました(笑)
SOWAN曰く「H&M」は「ヒロユキ(H)&マエソワ(M)」だそうです(笑)
そして、歌詞の中に楽曲名が一字も使われていない『江ノ島心中』
SOWANの解説によるとアン・ルイスの『六本木心中』も同様とのこと。
確かに詞の中に「江ノ島」や「心中」というワードは使用されていませんが
曲の雰囲気で『江ノ島心中』を理解させてしまうような秀逸な感性が漂ってる作品だと感じますね。
二部最後の楽曲『いけない、唇』から
アンコールの『土曜の夜じゃないか』、『モンシロチョウ』までの流れは
祭り男「SOWAN SONG」らしい演出でしたね。
特に『土曜の夜じゃないか』は、カメラマンとして会場にいた
成瀬英樹さんがカメラを構えながら後ろの客席側から歌って参加してくれました(笑)
客席を挟んで前方と後方からサラウンドで歌が聴こえてきて
とても盛り上がりましたね。ある意味プレミアな『土曜の夜じゃないか』でした。
余談ですが3月9日(土)は
成瀬さんのライブが同じく下北沢の「風知空知」で行われます。
自分も行く予定ですが、次回はSOWANが客席から歌うかもしれないですね。
自分は、アイドル系の楽曲については勉強不足で
自分の頭の中で「you-me」=「成瀬英樹」が成立するまで
かなりの時間がかかってしまった(笑)。
よって「AKB48」の『君はメロディ―』が成瀬さんの作曲だと気がついたのは、最近になってからです。
それでも信じられずにライブ後に
ご本人に確認してしまった(失礼いたしました)。
自分「勉強不足ですみません。AKBとかの楽曲提供されている you-me って成瀬さんだったんですね」
成瀬「そうですよ(笑)『君メロ』とかの作曲してますwww」
飾りのない明るい人柄なので「ナルちゃん」とかブログやSNSで書いていましたが
ショービズの世界のど真ん中にいて「王道のコード進行」を奏でるアーティストさんです!
それがSOWANのライブのカメラマンをされているとは。。。
この世界はよくわからないですよ(笑)。
そうそう、3月9日の成瀬さんのライブは
ご本人によると「恋するフォーチュンクッキーがカオス状態になる」とか(笑)
その意味が理解できないですが、当日のライブを楽しみにしています(笑)。
最後に。。。
電子装置を使用しないギターと生歌で
吟遊詩人のように歌い奏でる「SOWAN SONG」!
今回も楽しいライブをありがとう。
小雨が降り続ける下北沢
雨に濡れた商店街のアスファルトの上を
眠らないリズムが火花を散らしながら
極上の「音の花」を咲かせた気がします。
帰宅の途に向かう井の頭線から見たレールの上には
SOWANの楽曲が透明なタイムラインの上に続いているように感じたよ。
走れ!Special Express!
自分の住む街まで
SOWANの曲を乗せたまま。。。
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