花屋の店先には色とりどりのカーネーション♪
そんな風景を街で見かけるようになりました。
風薫る新緑の季節ですね。
GWも終わり、みなさんどうお過ごしでしょうか?
このところ、女性アーティストのライブを見に行く機会が多くなりましたが
女性がこの業界(音楽)を選び、人生を賭けていく姿を見ていると
ある意味、男性アーティスト以上に過酷な状況を感じることがあります。
例えば、女性アーティストのファンになる要因として
音楽性やその楽曲以外に、パーソナルな部分(若くて可愛い、綺麗、キャラが立っている)もその要因としてあげられると思います。
しかし、ファンと言ってもそのアーティスト一筋というタイプもいれば、
自分のようにいろんなアーティストの楽曲を聴きにいくようなタイプもいます。
後者の場合は、次回も必ず、同じアーティストのライブを見に行くとは限らず、
他のアーティストとのライブ日程や自己都合により、行ける場合も行けない場合もあります。
アーティストの側から見ると、このようなファンは実体があって無いようなものかもしれませんね。
特に女性アーティストの場合は
自分の魅力の一部としてパーソナルな部分(可愛い、綺麗、理想のタイプ、etc)に惹かれたファンが
長い年月を経ても、今と変わらずにファンでいてくれるのか?疑念も感じるでしょう。
そして、自分が出会ってきた多くの女性アーティストは
どの方も自分の世界観を大切にし、負けず嫌いである一方、
時々、不安や孤独と闘っているような雰囲気を感じることがあります。
そんな彼女達は、自分が最後に手に取るツール(手段、道具)は、何であるのかもよく理解しているはずです。
自分らしく、より強く、より美しく、鍛え上げ、磨き上げてくれる最後のツール(手段、道具)。。。
それは、ご自身の楽曲なのだと。。。
アーティストとして自分の世界を表現し、相手に伝えるために歌唱力やステージングに磨きをかけることは「本当の自分」を見つけるキッカケになるのかもしれないですね。
そもそも、男性、女性に関係なく最初からこれしかないのかもしれない。
今日は、自分らしく、より強く、より美しく、鍛え上げ、磨き上げられた歌やステージを見せてくれる女性アーティストのライブに行ってきました。
そうです!
アーティスト「久野友莉」さんのライブに久しぶりに行って来ました。
場所は、最近はすっかりと常連となっている「赤坂ふらっとん cantina」。
ライブのタイトルは「春の宴」ということで豪雨のような五月雨の中、開場時間の18:30に到着!
今回は対バン形式で、久野さん以外に「八木愛介」さん、スペシャルゲストに元C-C-Bの「関口誠人」さんも出演され、豪華で賑やかなライブになりました。
八木愛介さんは、めちゃくちゃ、明るいタイプの好青年といった感じで『守りたいモノ』、『スキャンダラスレストラン』という楽曲が印象に残りました。
また、関口誠人さんは、伝説の『二人静』と『さくらんぼ』という楽曲が良かったですね。
特に『さくらんぼ』という楽曲は、浪曲のような落語のような不思議な楽曲で思わず聴き入ってしまった(笑)。
来年は還暦を迎えると言っていましたが、凄く若い感性でしたよ。
さて、今回、自分が期待していた久野さんですが、以下の楽曲を披露してくれました。
『愛するために鐘を鳴らして』
『always』
『つないだ手と手』
『For You』
『ラウレアの詩』
『雨があがったら』
特に、この豪雨を吹き飛ばすような『雨があがったら』は、絶品でしたよ。
また、今回のライブで特に感じたのは、中村光志さんのアコギ&コーラスとのバランスが凄く良かったです。
そして、アンコールでは、即席の新ユニットとして久野友莉、八木愛介、中村光志、関口誠人による『C-C-B(赤坂ふらっとんバージョン)』として『Romanticが止まらない』、『流星のラスト・デート』を聴かせてくれましたよ。
関口さん以外、他のメンバーが凄く緊張しているのが目に見えるようにわかってしまい笑えました。
ある意味、貴重な音楽シーンでもあります。
さて、今回のライブを見て、改めて「久野友莉」というアーティストについて実感したことがあります。
音楽活動を継続していく中で、そのステージに身を投じ、アーティストとしての「自分(久野友莉)」を改めて実感されているように感じましたね。
「これがアーティストとしての私(久野友莉)だ!」と。。。
これからもいろんなテーマや目標を立てて音楽活動をされると思いますが
それに向かって行く中で、アーティスト「久野友莉」の最強の味方とは何でしょうか?
それは、久野さん自身の楽曲と持ち前の歌唱力だと自分は思っています。
そんな自信と魅力に溢れた、良いライブでしたよ。これからも「本気」のライブを聴かせてください!
久野友莉さん!
ありがとう!
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