本日(2018/3/17)、東京では開花宣言がありました。
いよいよ、春の季節到来となりますね。
そして、4月になれば、さっちゃんの2ndアルバムのリリースが彼女の誕生日でもある4月29日にあります。
ジャケットは2タイプあり、「さっちゃんソロver」と「さっちゃん&フレンズver」。
自分は、その内の一つ「さっちゃんソロver」のデザインを担当します。
いま、4月29日のリリースにあわせて頑張ってます。
CDの盤面やジャケットの表紙がどんなデザインになるか?
まぁ、4月29日までのお楽しみですね。
4月といえば、若かりし頃、こんなことがありました。
自分が20代の頃。。。
そのころ、一人暮らしの貧乏な若者だったので電気代を滞納して、 家の電気が止められそうになり、慌てて電気代の支払いをしようと街の銀行かコンビニに向かっていました。
その途中に駅の前を通りかかると募金箱を持った中学生くらい男の子と女の子が4人くらい立っていたんですね。
「よろしくお願いします!」と言って、一生懸命に訴えていましたよ。
しかし、ほとんどの人は前を素通りでしたよ。
もちろん自分だって、これから電気代を払わなければならないので、同様に急ぎ足でその前を横切ろうとしたところ、彼らと目が合ってしまった。
自分に対して健気に訴えかけるような笑顔で「お願いします」と。。。
一瞬、「Tiny Rainbow(小さな虹)」を彼らに感じてしまった。
でも、「自分には関係ない!今は自分だって大変なんだよ!」と思いつつ、足早に彼らの横を通り過ぎていきました。
「自分とは関係ない!、自分にはそんな余裕なんてない!」と呪文のようにつぶやきながら走りましたよ(笑)。
しかし、しばらくして。。。
何故だか、Uターンして走って駅に戻っていた(笑)。
「100円くらいならいいかな」と、自分でも『愚かなお節介』だと思いました。
駅に戻るとその子達は相変わらず、懸命に道行く人たちに募金を訴えていましたね。
自分はくたびれた財布を取り出し、彼らの元へ。。。
しかし、いざ財布の中身を見ると小銭は5円玉と1円玉が数枚。
それと電気代を支払うとほとんど消えてしまう1万円札と1週間分の食費をやりくりするための千円札が1枚ずつ。
募金するのに1円や5円では、あまりにも申し訳なく思って、目をつぶって1週間分の食費にする予定の千円札を募金箱にそっと入れました(涙)。
その時、「わぁー」と小さな歓声が上がって、大きなな声で「ありがとうございます!」と一斉に言われてね(笑)。凄く恥ずかしくて、再び走って戻りましたよ(汗)。
さて、コンビニでお金を払おうと財布の中身をみると募金したはずの千円札がありました。。。
あっ。。。
やっちまった。。。
千円札を入れたつもりが電気代に消える万札を募金箱に入れたみたい(泣)。
30秒くらい天を仰いだまま途方にくれましたよ(笑)!
コンビニの店員さんに「どうされました?」聞かれてね。
「お金、忘れました。すみません!もう一度来ます」とかいって、店から逃げ出しました(爆)。
ガラにもなく『愚かなお節介』をするから、こんなことになったんだと反省しましたね。
しばらく電気の無い生活を想像して悲しくもなりましが、不思議と自分の愚かさが笑えてね。
「まぁ、いっか!」と思い、自宅にとぼとぼ戻った経験があります(笑)。
どうでもいい前置きが長くなりすみません(笑)。
今回のさっちゃんのジッケット制作については、不思議な感じがしますね。
昨年の夏、井上昌己さんのバースディライブに行く途中にさっちゃんに出会わなければ、何もなかったかもしれない。
あの時、あの車椅子に触れた瞬間からこんな運命に引き寄せられていたのかな。。。
そして、去年のXmasにCwave「さっちゃんの Music for Peace」公開放送後にジャケットのイラスト作成を笑顔で頼まれました。
その時も「Tiny Rainbow(小さな虹)」を感じてしまったんですね。
どうやら、オヤジになっても相変わらず人間的な成長がないな。。。(笑)。
しかし、引き受けた以上は、誠心誠意、がんがりますよ。
もちろん、オールボランティアです。
難病で苦しむ彼女から、1円たりとも頂けない。
現在は、クスリの副作用(たぶん、ステロイドかな)で、身体全体が太ってしまった。
しかも、食べたい物の食べれず、つねに食事に気を使っている状態で自分の不安定な体調と闘っているように感じます。
本来ならとても「美人さん」でいられたのかもしれないし、幸せな生活をしていたかもしれないですね。
心無い言葉や誹謗中傷もあったと思います。
さっちゃんから送られてきた100枚以上(こんな必要か(笑))の画像を見ながら、少し心が痛みましたよ。。。
だから、自分は「本来はこうあるべき姿」として、昔のような「美人さん」を復元するつもりです。
もしかしたら、ご本人は、画像を加工されることを嫌がるかもしれない。
しかし、売りに出すCDならあえて修正加工しますよ。
いま、CDの盤面はほぼ完成していますが、作成している途中に実感しましたね。
これは被写体に対する「深い愛情」とお釈迦様のような「善の心」がないと到底無理だと。
自分にその資格があるのか、わからないけれど、作家として使っていた隠し姓(ペンネーム)の藤堂希望として、「深い愛情」と「善の心」で立ち向かうつもりです。
少々、大袈裟かもしれないけれど、「藤堂希望」の人格にスイッチが入っている感じですね(笑)。
今、自分の心の内側にある静かだった渚に
遠くから裸足で歩いてくる人がいます。
海の水面にちょっとしたさざ波が走り、天空に牡牛座の星座がきらめく。
今後、その星座を構成する一つ一つの星に話しかけることになるのかもしれない。
こう表現すると小説風なりますね(笑)。
ところで、冒頭の電気代を寄付した後の顛末ですが
帰り道に銀行の隣にある宝くじ売場でヤケクソで宝くじを一枚購入
当時のインスタント宝くじだったかな?
諦めモードで確認すると摩訶不思議!
ちょうど、寄付した金額相当が当たって、電気は止められずにたすかりました(笑)。
神様に感謝!
そして、自分の『愚かなお節介』が無駄にはならなかったとに安心して「電気のある生活」をエンジョイできました(笑)。。。
自分は人生でこの『愚かなお節介』を何度も繰り返して生きているようだ。。。
しかし、この『愚かなお節介』は、時には太陽のように心を照らし、また雨のように心を潤してくれることもある。
だから、この『愚かなお節介』は自分の人生にとって、必要なことなのかもしれない。
あの「Tiny Rainbow(小さな虹)」のように。。。
Special Thanks!
Love and Smile.
It’s a Brave Heart...
God bless you always.
Sacchan...
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