初めての土地に来て、道に迷ってしまうことはありませんか?
そんな時は、周りの風景を見ながら、大通り目指して歩き、それが見つかると目指していた場所が意外と近くにあり、とても単純な道のりだったことに気づくことがあります。
その目的地は、結局、どの道をたどっても到着するものなんだと...
ときどき、好きな音楽についても、同じようなことを感じますね。
自分が興味を持ったアーティストや音楽は、自分の辿ってきた人生の中で、たとえ違う生き方をしていたとしても、最後的には、そのアーティストや音楽に辿り着く運命なのだと...
本日(8/27)は、そんな人生の中で出会うべくして出会ったアーティストのライブに行ってきましたよ!
それは、夢にまで見たライブでしたね(笑)。
なぜ、夢にまで見たライブなのかは、こちらのブログを見てください(笑)!
リンク先は、こちら→http://stylishdiary.blog.fc2.com/blog-entry-16.html
と言う訳で、本日は黒沢秀樹さんの『黒沢秀樹バースデーユニットライブ「Friends Again vol.7」』に行ってきましたよ!
今日から連続2日間、このライブをレポしていきますね。
会場は下北沢にある「風知空知」というライブスペースです。
通常、ライブハウスは、地下にあることが多いのですが、今回はなんと、ビルの4Fにあるオープンな雰囲気の会場でした。
下北沢という土地の特性を生かした開放感が抜群に良いライブスペースです。
開場は17:00ということで、自分は16:45頃に到着。
すでに並んでいる人が、30名程いましたよ!
とても期待が膨らみますね。
開場の時間となり、ゆっくりとビルの螺旋階段を上がって会場へ。
このライブは「黒沢秀樹バースデースペシャル2days」の初日として、黒沢さんと縁のあるミュージシャン達が集まってくれました!
黒沢さんの誕生日は、8月28日なので誕生日前の前夜祭といった感じですね。
台風の影響で、あいにくの雨模様となりまたが、黒沢さん自身は「晴れ男」だとか...
前回の下北沢音楽祭が、雨で中止になってしまったので、「雨男」だと思っていましたが、黒沢ファンの人から「晴れ男」だと直前に情報をいただきました。
本当でしょうか(笑)?
さて、開演時間となり、黒沢さんがソフトハット(中折れ帽 or マウンテンハット?)をかぶって登場。
明日で、46歳の誕生日を迎えるそうですが、凄く若々しく感じますね。
そして、『wonderful summer』と『恋のスパイス』でライブがスタートしました。
黒沢さんの楽曲には、ブリティッシュビートの『リパプールサウンド』とビーチボーイズの『サーフィン&ホットロッド』が融合したような世界観を感じますね。
一言で云えば、「シンプルで爽快」な楽曲を感じます。とても聴きやすくて、親しみのある楽曲です。
自分が購入したアルバム「colorations」の1曲目と6曲目に収録された楽曲で何度聴いても飽きないし、特に今の季節のマッチしていますね。
そして、SOWAN SONG(ソワンソング)こと「マエソワヒロユキ」さんが登場!
とてもユニークなアーティスト名ですが、その由来は、前岨(マエソワ)という珍しい苗字から、「ソワン」というあだ名が付いて、「ソワンの歌」として活動名を「SOWAN SONG(ソワンソング)」と命名したそうですね。
今回は、黒沢さんとのユニット「クロソワン」として、計6曲を熱唱してくれました。
印象に残った楽曲は『マーブル』、『レイニーガール』、『happy birthday』ですね。
また、初めて生で「マエソワヒロユキ」さんを見たのですが、驚きでしたね。
自分が好きなアーティストだった『村田和人』さんの若い頃に凄く雰囲気が似ていましたね。
明るい雰囲気や憎めないキャラクター、顔の表情やその歌声までも...
残念ながら、村田さんは、今年(2016年)の2月22日に永眠されましたが、まるで奇跡を見るように嬉しくなりましたよ。
『村田和人』の再来を感じましたよ。
後世に名を遺すビックアーティストの予感を感じます。
そして、最後までこのライブを盛り上げてくれましたよ!
ライブ前半は、「SOWAN SONG(ソワンソング)」との奇跡のような出会いとユニット「クロソワン」の明るく楽しい楽曲で最高に楽しめました。
途中、休憩を挟んで後半へ!
ライブ後半は、再び黒沢さんのソロ『僕らの未来』からスタート!
黒沢さんのアルバム「colorations」の8曲目に収録されている楽曲ですが、自由な明るいイメージと溢れ出るような優しさのメッセージが新しい世界を創り出す感じがします。
どうしたら、こんな良い楽曲が作れるのでしょうかね。
まさしく『天才!黒沢秀樹』でしか表現できない楽曲ですね。
さてさて、続いて後半は「石田ショーキチ」さんのご登場です。
現在は、主にソロ活動をされているそうですが、もともとは「Spiral Life(スパイラル ライフ)」という音楽ユニットのメンバーだったんですね。
これも、驚きでしたよ!
この「Spiral Life(スパイラル ライフ)」という音楽ユニットは、自分が好きだった「演劇集団キャラメルボックス」の芝居に数多く楽曲が使われていたからです。
ただ、「石田ショーキチ」さんと「Spiral Life(スパイラル ライフ)」が結びつきませんでした(笑)。
前回ライブを見に行った川久保さんがメンバーだった『TWO Of Us』もそうでしたので、不思議なご縁を改めて感じましたね。
石田さんの第一印象ですが、作詞家の「松井五郎」さんに似ていますね(笑)!
今回のライブは、「ソックリさんシリーズ」でしょうか(笑)?
さて、その石田さんですが、豪快でとても面白いキャラクターの持ち主でしたよ。
前日に下北沢で仕事の打ち上げで『飲み会』に出席して、終電がなくなり、下北沢界隈のマンションのエントランスで楽器を持ったまま「野宿」したとか(笑)!いけませんよ!そのマンションの住人がみたら通報されますよ!
そして、朝起きて自宅に電話を入れて「野宿」したことを奥さんに説明しても、最後まで信用してくれなかったそうです(笑)!
また、お酒が強くて「黒沢秀樹に酒を教え込んだ」と豪語していました。
今では、酒豪のイメージが強い黒沢さんですが、昔は凄くお酒に弱くて、石田さんによくお酒でツブされていたそですよ(笑)!
上には上がいるようですね。
楽しい話題が尽きないMCでしたが、楽曲はユニット「King & Chicken(黒沢秀樹×石田ショーキチ)」として、こちらも計6曲を歌ってくれましたよ!
この回では『旅する僕ら』、『恋のタンブリングダウン』、ビートルズのカバー曲『Two of Us』が良かったですね。
ユニット「King & Chicken(黒沢秀樹×石田ショーキチ)」の印象ですが、歌や演奏に力強さと勢いを感じますね。石田さんは、とても良いムードメーカーだと思います。
最後は、黒沢さんが『Endless Harmony』とアンコールに『心の橋』を歌ってくれましたが、最後に感極まったように感じましたね。ご本人にとっても素晴らしい想い出のライブになったと思いますよ。
自分の好きな音楽には『出会い』があります。
アーティスト『黒沢秀樹』も、人生の中で『出会い』を強く感じた一人です。
それは、『SOWAN SONG(ソワンソング)』や『石田ショーキチ』も同じです。
たとえ、どんな人生の道のりを歩んでも、このアーティスト達に辿り着く運命だったのかもしれませんね...
最後にこのライブで感じたことがありました。
ライブが終わり、外に出ると雨は止んでいました。
やはり『黒沢秀樹』は、「晴れ男」でした。
心の中が晴れ渡るような、素晴らしい歌とメロディを奏でる最高の「晴れ男」でした...
明日も続けてライブがあります。
明日もライブレポは続きますよ(笑)!
Special Thanks.
SOWAN SONG
Shokichi Ishida
Hideki Kurosawa
読ませていただけば、いただくほど、わかる、わかるが連呼しますね。
勝手に世界へ入り込んでしまいますが、はまる方への繋がりってどこかにあるようです。
黒沢さんのレポート、続きを楽しみにしております。
コメントありがとうございます。ライブは時々、人生において多くのこを、教えてくれますね。良いこと、悪いことを含めた過去の自分があって、今の自分がある。そして、これからの自分自身がどうあるべきかを優しく教えてくれているように感じます。それが、ライブの魅力かもしれませんね。