自分は、今年の最初と最後のライブは『川久保秀一』と決めています。
なので、待ちに待った今年の初ライブは「ライブハウスの聖地」曼荼羅(吉祥寺)からスタートとなります。
昨年の10月にライブハウス曼荼羅(吉祥寺)で『川久保秀一の曼荼羅 Music Flow』として話題となった復活ライブですね。
事前に川久保さんのブログで今回の情報をチェックしていたのですが、どんなライブになるのか?
まるで『行き先の見えない電車』に飛び乗ったような気分で切符(チケット)を握りしめて、曼荼羅の中へ乗り込みましたよ!
開演まで、このワクワク感が何とも言えません!
待ち焦がれた「プラチナユニット」の復活ですからね。
何故に「プラチナユニット」なのか?
それは『決して色褪せることがない輝き』を感じるからです。
しかし、この企画は Audience(観客)に向けてのアヴァンギャルド(前衛的)な試みです。
音楽の最先端に立つ表現者(ミュージシャン)達からの挑戦ですよ!
何故なら、自身の得意とする持ち歌や楽曲をあえて封印し、実験的なメッソッドを使って新しい音楽を再構築するからです。そこにプロフェッショナルなハートを感じました。
これは、勇敢なミュージシャン達の素晴らしい試みです!
一つ、歯車が狂うと「退屈でつまらないライブ」になるリスクをあえて選ぶとは...
この勇敢な試みで、ボルテージも最高潮でしたね!
さて、感想から先に言わせてもらうと...
「とても楽しかった!」
このライブは、曼荼羅(吉祥寺)の人気コンテンツになる予感がしますね。
この楽しさをブログでどう表現していいのか?拙い自分の文章力では、自信がありませんが、あえて、表現するなら『世代を超えたErosの価値観を最大限に表現』してくれましたよ!
限られた空間の中でAudience(観客)を最大限に歓喜させる新しい「Pub rock」の形態かもしれませんね。
ライブ会場のAudience(観客)は、まるで嬉しい Gift(贈り物)を頂いたような気持ちになったと思いますね。
今回も凄いサプライズの嵐が吹き荒れましたよ!
さて、このライブのレポートですが、学校の始業チャイムが鳴り響き、ライブ会場の観客を含めて起立、礼で始まりした(笑)。
そして、オープニング曲はあの青江三奈さんの『伊勢佐木町ブルース』です。
しかも、イントロの『アン!アン!』の声は、川久保さんが(爆笑)!
いきなり、これで場内が盛り上がりましたよ!
本編の歌は、井手麻理子さんがしっかりとエロテックに歌い上げてくれました。
ここから、昭和歌謡のムーディーな楽曲がエロテックな街のネオンサインのように続いていきます。
まずは、井出麻理子さん!
金髪のショートカットで登場しましたが、まるで宝塚の男役ですよ!
とてもクールで色気がありますね。
素晴らしいパーソナルカラーを持ち合わせた女性シンガーです。
たぶん、ハリウッド俳優のジョージ・クルーニーでさえも、手玉に取ってしまうような、魅力を感じます。
今回は、沢田研二さんの『カサブランカダンディ』と定番の演歌は、石川さゆりさんの『天城越え』を歌ってくれました。
その歌声は、ライブハウスの薄暗い照明を一瞬にしてダイヤモンドの輝きに変えてしまうパワーを持っています。まさに『100万カラットの輝きをもつ歌声』です。
江利チエミさんのカバー曲でアルバムを作成されていますが、絶対に演歌もいけると思いましたね。
もし、演歌のカバー曲でアルバムをリリースするなら、自分は絶対に買います!
そして、黒沢秀樹さん
原曲キーの熱唱は、健在でしたよ!
今回は、高橋真梨子さんの『桃色吐息』をご本人と同じキーで歌ってくれました。
でも、もっと凄いサプライズがありましたよ!
それは、フランク永井さんの『東京ナイト・クラブ』で松尾和子さんの歌うパートを井手麻理子さんと交互に歌い上げてくれました!
最初は、フランク永井さんのパートを川久保さん、松尾和子さんのパートを井手麻理子さんが歌っていましたが、途中から黒沢さんがこのパートに加わって歌いはじめたときは、ライブ会場にどよめきが起きましたね。
もう、完璧ですよ!もしかすると、井手さんより色っぽく歌っていたかもしれません。
黒沢秀樹が歌うムード歌謡『東京ナイト・クラブ』!
しかも、女性パートの原曲キー!
まして、川久保さん、黒沢さん、井手さんが生まれる前の昭和のムード歌謡ですよ!
おそらくカラオケでも、この楽曲を歌ったことが無いのでは?
改めて、黒沢秀樹のスキルの高さに頭が下がります。
さりげなく、難しいことをやってのける!
「It’s a piece of cake(こんなことは朝飯前!)!」
これって、最高にカッコイイことではないか?
「傲(おご)りや飾りのないCoolな魅力」と、それでいて「優しさを感じる歌声」そのバランスが絶妙です。
恵まれた素質と才能に溢れた稀有の人であり、「選ばれしミュージシャンの一人」ではないでしょうか?
とても感動したのでライブ後に黒沢秀樹さんのアルバムを購入させてもらいましたよ!
しかも、ご本人からサインもしていただき、感謝、感激です。
次に南方美智子さん
素晴らしいピアノ伴奏をありがとうございます。
このライブの陰の功労者です。
南方さんのピアノは、このライブには必須アイテムですよ!
近い将来、「ねこマジ」として、この「プラチナユニット」に参加してもらいたいですね。
シュールで超絶なセンスをもつ、このグループは、絶対にこのユニットで、より刺激的にスパーク(弾ける)する予感を感じます。
最後は、川久保秀一さん
今回の川久保さんパートは『不倫』をテーマにした楽曲を2曲!
島津ゆたかさんの『ホテル』とテレサ・テンさんの『愛人』です。
とても感情表現が豊かで『川久保秀一』の世界に新しい扉が追加されたように感じます。
この扉の先は、禁断のエロスへ続いていくのでしょうか(笑)!
凄く楽しく、聴きごたえがありましたよ!
そして、この企画、このライブは、大成功ですよ!
新春一発目の素晴らしいスタートダッシュです!
これからも話題となるような伝説を期待しますよ!
臆することなく、自分の思うままにやってください。
それらは、すべて正解となるはずです。
こんな素晴らしい「ミラクルプロデュース」を次回も期待しています!
今日は、この『行き先の見えない電車』で、とても楽しい音楽の世界を旅することができました。
でも、この電車の終着駅は、どこなんだろう?
何故なら、今年のライブは、まだスタートしたばかりです。
しかし、この『The Miracle Super Express(ミラクル超特急)』は
次回も『素敵な音楽の旅』を約束してくれるでしょう
この未完の旅へ To be continued...
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