Good Musicを聴きながら♪ ～ 堀江淳　蔵出しまつりSPECIAL

名曲と呼ばれる楽曲には「お酒」を題材にしたものが多くあります。

また、お酒を飲みながら音楽を楽しむ人も多くいますよね。

そして、一人でお酒を飲みながら聴きたくなるような名曲は、ジャンルを問いません。

今回は、この「お酒」をテーマとした楽曲で永遠の金字塔を打ち立てたアーティストのライブに行ってきましたよ！

そうです！「堀江淳　蔵出しまつりSPECIAL」です。

堀江淳さんと云えば『メモリーグラス』という名曲があります。

当時は、中性的な容姿・声も話題にもなりましたね。

この楽曲は、堀江さんのデビュー曲でしたが、数十万枚の大ヒットを記録しました。

当時は、自分も未成年でしたが「水割りを下さい。涙の数だけ」というフレーズが大好きでしたよ！

友達と学校の帰りに立ち寄った喫茶店で「お飲みものは？」と店員さんに聞かれ、このフレーズを口にして、その店員さんと友達がドン引きした想い出があります（笑）！

また、この楽曲には堀江さんご自身にも多くの逸話や伝説がありますね。

例えば、あるバラエティの番組で堀江さんが、今現在でも、このメモリーグラス関連の収入で暮らせているというような話をしていました。

この楽曲の作詞、作曲も堀江さんなので、カラオケ等の著作権収入が今でも年間数百万円程度入ることがあるそうですよ！

堀江さんを一発屋と言う人もいますが、今でも愛され続ける名曲を持っていること自体、凄いと思いますね。

また、堀江さんご本人は「水割りのお酒」は苦手で、実際に好きで飲むのは「お湯割りのお酒」だそうです。

なので、お店では「水割りをください」と言った事はないそうです（笑）！

さて、このライブを知るきっかけは、井上昌己さんのオフィシャルサイトで知ったのですが、オフィシャルの告知に「なんと堀江さんが作詞した曲に昌己が「詩」をつける！滅多にないライブですので、ぜひお越ください。」と謎のような文書が掲載されていたので興味が湧きましたよ(笑)！

この「作詞した曲に詩をつける」とは、どういう意味なんだろう。

今回のライブは、このキーワードの謎解きが楽しみの一つでもありましたね。

そして、ライブ当日は、開演前の18:20分頃にライブ会場に到着しました。

場所は、六本木のライブハウス「クラツプス」！

とても、お洒落な感じのライブハウスでしたよ。

今回のチケットは「Shokoland」事務局経由で購入したのですが、ちょっとした事から代表に1stドリンク代をご馳走になりました。

この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

さてさて、ライブの内容ですが「堀江淳　蔵出しまつりSPECIAL」というタイトル通り、堀江さんのCD化されていない楽曲、若しくはインディーズCDとして発表した楽曲をゲストのアーティストに歌って頂く企画です。

しかも、堀江淳さんのコーラスや演奏付きで、プレミア感が満載のイベントです。

その「蔵出し」される楽曲は、1998年に堀江さんがプロデュースしたユニット「spoon」の楽曲が中心でしたね。

 

このライブのスタートは、シンガーソングライターの渡嘉敷佳重（とかしき かえ）さんからでした。

この名前からピンときたのですが、予想は大当たりでしたね。

実は、彼女のお父さんは、第6代WBA世界ライトフライ級王者「渡嘉敷 勝男」さんです。

タレントとしても明るいキャラクターで人気がありましたよね。

堀江さんとは、同じ歳でカラオケを二人で行くほど仲が良かったそうです。

二人の十八番は、狩人の「あずさ2号」だったそうですよ(笑)！

さて、渡嘉敷佳重さんは、お父さんの血を引くとても明るいキャラクターでしたね。

このライブでは「spoon」の『三日月』を良い感じに歌ってくれましたよ！

また、佳重さんご自身が作詞、作曲した『やまない雨』を歌ってくれました。

この『やまない雨』という楽曲は、とても切ない感じのいい曲ですね。

明るいキャラクターとのギャップが新鮮な感じがしましたよ。

音楽の才能と共に、知名度がもっと上がってくる予感を感じましたね。

 

次は、真行寺恵里（しんぎょうじ えり）さんです。

今回は「spoon」の『Scar』と『空から降る雨音』、恵里さんの楽曲『ゆびきりしよう』、『IN MY DREAM』を歌ってくれました。

とてもユニークな感じのアーティストさんです。

歌っている時とMCで話をしている時のギャップが大きいです(笑)！

最後に歌った『IN MY DREAM』は、とてもパワフルでハイトーンの歌声がとても印象的でしたよ。

ショートカットのとてもキュートな感じから想像もつかないような、すごい歌声を披露してくれましたね。

私生活では、二人のお子さんのお母さんだそうですが、とてもそんな風に見えませんでした。

ジャンルはヘヴィメタルとのことですが、このパワフルな歌声で頷けましたね。

子育てで、音楽活動のブランクがあったそうですが、こんなアーティストもいたのかと新鮮な驚きを感じましたよ！

これから音楽活動を徐々に再開していくらしいので、また、機会があれば、このパワフルボイスを聴いてみたいと思いました。

 

3番目にご登場は、井上昌己さんでしたよ。

しょっぱなから『アウフタクトの恋』が聴けたのが嬉しかったですね。

先月（6月）のマンスリーライブで購入した『MELODIESⅡ』の一曲目に収録されていた曲ですが、自分の家でこんなエピソードがありました。

この『アウフタクトの恋』を家で聴いていた時、嫁さんが「この推しメンの娘は誰！」と言ってきたので、自分は？状態に。

嫁さんは、自分が「AKB48」や「ももクロ」のようなアイドルグループの中で誰か応援している娘がいると思ったらしいですね（笑）！

自分は、冷静に「オレの推しメンは井上昌己だ！」と言うと、凄く驚いていましたよ（笑）！

嫁さん曰く「何か、秋元康がジェラシーを感じるような感性よね！」

嫁さんは、昌己さんが同世代なのに凄く感覚が若くて、時代を先取りしているように感じたらしいですね（笑）！

だから、自分はこう言ってやりましたよ「ジェラシーは秋元康でなく、君の方だろ！」と。

でも、それから嫁さんも昌己さんの楽曲に興味を持ったらしく、今では嫁さんのハイレゾウォークマンに『MELODIESⅡ』が丸ごと入ってますよ(笑)！

また同性として、昌己さんのライブにも興味が湧いたらしいですよ(笑)！

ただ、この『アウフタクトの恋』は、昌己さんもしばらくの間、忘れていてお蔵入りしていた楽曲だったそうですね。

今回のミニアルバムに収録するために「蔵出し」した楽曲だそうですよ。

しかし、この時代を先取りする感性には、脱帽します。

もし、人気アイドルグループがこの楽曲を歌ったとしても、何の違和感も感じないと思います。

さて、昌己さんの「堀江淳　蔵出しまつり」の出演は、今回で2回目になるそうですが、堀江さんの楽曲については、とても覚えやすく、親しみやすい印象があるそうです。

そこで、謎だった「作詞した曲に詩をつける」楽曲の話になる訳です。

これは、堀江さんの楽曲に『Will』という楽曲があったのですが、男が離婚を決意する内容の詞であったため、女性であり、まだ未婚の昌己さんが歌う場合は、女性の目線で歌うので、新たにこの楽曲の詞を昌己さんが書き換えて『想い出にさようなら』という楽曲にリニューアルさせたらしいです。

なので、『Will』→『想い出にさようなら』は、「井上昌己の世界観」が凝縮された良い感じに仕上がっていました。

また、「spoon」の後期に作成され、CDにならなかった『最後のありがとう』と昌己さんの『忘れないで ～遺言～』も良い感じで、聴きごたえ抜群でした。

 

最後は、堀江淳さんが『明日（あした）』、『落日』、『メモリーグラス』を熱唱してくれました。

とくに『メモリーグラス』は、時間が巻き戻ったような、甘い高音の歌声に感激しましたよ！

今年は、堀江さんにとってデビュー35周年だそうですね。

まだまだ、現役でバリバリやれそうな感じがしましたよ！

そして、最後は全員で『フォーエバーフレンズ』熱唱してくれました。

凄く、楽しい時間があっという間に終わってしまい、少し残念でしたが、とても満足できるプレミアライブでした。

 

ライブのあとがき

ライブが終わり、物販の所へ行くと、昌己さんのは前回購入した『MELODIESⅡ』しかなく、せっかくの直筆サインをもらう機会を失ってしまいましたよ！

呆然としていると「中々、買いずらいですよね」と昌己さんご自身が声をかけてくれましたが「MELODIESⅡは、前回購入したので．．．」としか言えませんでした。

残念ですが、また機会があれば、違うアルバムやDVDを購入しようと思います。

ただし、今回は別の特典もありましたよ！

前月の昌己さんのマンスリーライブでとても印象に残ったギターリストの江口正祥さんが今回もこのライブに参加されていたので、江口さんご本人のCDを購入させてもらい、サインまでして頂きました。

また、世にあまり出回っていない「spoon」のサイン入りCDとデビュー35周年の記念品である「堀江淳メモリーグラス」を購入させてもらいました。

お二人ともその場でサインをしてくれて、握手をしてもらいましたが、どうやら自分は男性のアーティストには、ご縁があるようです(笑)！

それでも、このライブはプレミア感があって、楽しいライブでしたので大満足でしたよ！

それにしても「井上昌己」の直筆サイン欲しかった（泣）！

今夜は、このライブで購入した「メモリーグラス」で涙の数だけ飲み明かします(笑)！

Thank you!
I will do the cheers and thanks to this wonderful artists.