昨日の雨が上がり、爽やか春の陽射しの中で行ってきましたよ!「Moment Spring Session 2016(3/20)」
場所は、東急田園都市線の駒沢大学駅西口から徒歩1分!「M’s Cantina エムズ・カンティーナ」に到着。
何というか「あまりにも近すぎて迷子になる」くらいに近いです(笑)!
本日、出演していたアーティストも、ほぼ全員がそうだったらしいです(爆)!
さて、ここは商業的な音楽や流行音楽とは一線を引き、時代の流れに捕われない自由な精神を掲げた魅力的なイベントスペースとのことです。他にも短編映画の上映など、音楽と映像作品を軸としたライブコンサートやトークライブを展開しているようですよ!
良い場所じゃないですか!
そういう自由な精神性は、十分に評価に値します。
今回は、Moment Spring Session 2016 (3/20)ということで、「M’s Cantina エムズ・カンティーナ」をプロデュースする映像団体「moment」が主催となっていました。
そして、今回のイベントは、MCに「The 東南西北」の久保田洋司さん、セッションメンバーに種ともこさん、黒沢秀樹さん、ジ・オネダイ、The東南西北YOYO部と魅力的なメンバー構成でとても期待していました!
自分は音楽を聴くときは、「Don’t think, feel.(考えるな、感じろ)」と思って聴いています。
出来るだけ先入観をなくして、楽曲を聴くと、そのミュージシャンの楽曲の世界観がより鮮明に感じることができるからです。
さてさて、今回は、まさに「Don’t think, feel.(考えるな、感じろ)」の精神でこのライブを楽しんできましたよ!
まずは、本日の司会、久保田洋司さんが登場!
いきなり「ピンク上下のスーツ」で現れました!
場内が驚きに包まれていましたよ(笑)!
自分が思うに「ピンク上下のスーツ」が似合う男は、この世の中で二人!「林家ぺー」と「久保田洋司」しかいませんよ(笑)!
トークも最高に面白い!久保田さんのステージドリンクは「甘酒」ということで、今回もステージドリンクを飲んでいました。
酔いが回り過ぎたのか?とにかく「舌好調」でしたよ!
そして、トップは「The東南西北YOYO部」。
「The 東南西北」のMCの久保田洋司さんと入船陽介さんのユニットです。
ふたりの名前の「陽」と「洋」をとって「YOYO部」としたそうですが、久保田さんの解説によると入船さんは「太陽の陽」で、自分は「インド洋の洋」だとか?
何か、意味がわからず、久保田さんのペースに全員が巻き込まれた感じで、とても楽しい雰囲気でしたよ!
自分は、密かに感じてたのですが、この久保田さんは、日本で「虹と青空が似合う」数少ないミュージシャンでは、ないでしょうか?
今回、応援フライヤーを作成しましたが、思った通りにパーソナリティーも含めて「レインボー」が良く似合っていました(笑)!
そんな「The東南西北YOYO部」に「虹色の風」を感じましたよ!
印象に残った楽曲は「内心、Thank You」と「春夏秋冬(はるなつあきふゆ)」です。
何故か「憎めない、何でも許してあげたい」そんな魅力を感じました。
次回は、「レインボースーツ」で登場してください!
次に登場したのは、3人グループの「ジ・オネダイ」です。
名前がユニークですよね!由来は「The one day」をカタカナ読みにすると「ジ・オネダイ」となるそうです。
これは「THE ALFEE (ジ・アルフィー)」の名前の由来が、「ある日」がなまって「アルフィー」になったという命名方法と近いと言っていました。
なるほど!
もともとは、テクノポップグループ『ジューシィ・フルーツ』からスピンオフしたグループでボーカルのIRIAを除くメンバーで構成させています。
司会の久保田さんも言っていましたが『ジューシィ・フルーツ』のデビュー曲『ジェニーはご機嫌ななめ』は、ボーカルのIRIAこと奥野敦子さんのファルセットボイスが衝撃的でしたよ!
YMOが中心となったテクノや ニュー・ウェイヴのムーブメントが1980年代初頭に日本にやって来て間もない頃でしたので、エレキギターを弾くテクノポップの女性ボーカルは注目を浴びましたね。
現代の『Perfume』や『きゃりーぱみゅぱみゅ』の原点となるような気がします。
しかし、今回は『ジューシィ・フルーツ』とは、全く違った魅力を感じましたよ!
このグループの特色は「懐メロ全曲カバー」です。ある意味「潔さ」を感じます。
印象に残った楽曲は、大橋純子さんのカバー曲「たそがれマイ・ラブ」と石川さゆりさんのカバー曲「ウイスキーが、お好きでしょ」です。
「ウイスキーが、お好きでしょ」は、いろんなライブで多くのミュージシャンが歌うのを聞きますが、凄くいい楽曲なんでしょうね...
そして、大人の喜ぶ「懐かしさを感じさせる」とても良いグループと感じました。
これからもいろんなライブ会場で「ジ・オネダイ」のクレジットを発見できることを期待します。
三組目は、黒沢秀樹さんが登場しましたよ!
天気が良いので会場の近くにある「駒沢オリンピック公園」を散歩したそうです。
そこで、ライブの一曲目を急遽変更し、その楽曲が「散歩」でした。
その時の自分の気持ちを、そのまま楽曲に反映することができるなんて、凄くいい感性をしてると思いましたよ!その黒沢秀樹さんの楽曲には、何故か「優しさ」を感じます。
聴いていて、落ち着くんです。
司会の久保田さんは「安定感が凄くいい」と表現していました。やはりプロにも、わかるんですよね!
ミュージシャンやアーティストの中には「オレ(達)って、凄いだろ!、最高だぜ!」という雰囲気や感じを全面にアピールする人(グループ)を見かけます。
それは「SHOWBIZ」の世界を生きる上では、必要なことかもしれないのですが、自分は苦手なんです。
しかし、彼の世界には、それを感じません。それでいて「凄いこと、最高なこと」をさりげなくやってくれる!
そこに「黒沢秀樹」というミュージシャンの魅力をとても強く感じます。
まさに「Don’t think, feel.(考えるな、感じろ)」なんですよ!
さて、今回のライブでは、そんな「黒沢秀樹」の魅力を確信できましたよ!
印象に残った楽曲は「気ままな love song」、「tomorrow/today」、「恋のスパイス~spice of love~ 」これらは、飽きることなく聴いたアルバムの「colorations」に収録されていた楽曲です。
今回は、生のギターの弾き語りを堪能させてもらいましたよ!
ギターのテクニックも歌唱力も最高のバランス感覚です!
人を虜にする「春の陽射しのような心地良い感覚」を感じました。
自分のステージ衣装が地味なので、今回の久保田さんの「ピンク上下のスーツ」に対抗して次回は「銀のスーツ」を着てくるとか(笑)!
わかりました!次回の応援フライヤーは「銀の鯖(サバ)スーツ姿の黒沢秀樹」作成しますよ!
最後は、種ともこさんです。
種ともこさんの楽曲を生で聴くのは、昨年の9月に行われた『種からはじめようVol.27』以来です。
やはり、独特の世界観を感じます。「Nobody can imitate(誰も真似できない).」彼女の世界が存在します。
とても不思議な魅力をもつ「a natural-born singer(生まれついてのシンガー).」だと思います。
その突き抜けるような歌声は、春の青空を飛び跳ねるような錯覚を感じます。
いつの間にか彼女の世界に引き込まれていく、そんな感覚になりますね。
今回は、イルカさんのカバー曲「なごり雪」と「スモーキーマウンテン」という楽曲が印象に残りました。
あの名曲「なごり雪」が「種ともこ」の世界で新たに覚醒されるように感じます。
また、未発表曲の「スモーキーマウンテン」は、自ら初のギター演奏までしてくれました。
種さんといえば「ピアノの弾き語り」というイメージがありますが、このギターの弾き語りも良かったですよ!
吉田兼好の「徒然草」に影響を受けてギターの弾き語りに挑戦しようと思ったそうです。
理由は「何事も上達するためには、うまくなるまで練習するのではなく、未熟な部分を多くの人に見てもらうことが上達の近道」とか...
やはり、考え方も独特で前衛的なアーティスト(芸術家)のように感じますね。
もちろん、このギターの弾き語り、最高でしたよ!
あっという間に時間が経ち、最後のアンコールは、全員で The Beatles の「Hey Jude」で楽しく締めました!
司会の久保田洋司さん!お疲れ様です!
今回、楽しい司会の進行をしてくれた久保田さん!
でも、自分は見ていましたよ!
そんなに広くないこのライブ会場の袖で各アーティストの進行状況を真剣に見つめている横顔のシルエットを...
一見、ハチャメチャな司会のようで、実は真剣にこのセッションを盛り上げようとするプロフェッショナルな姿勢に「内心、Thank You」と感謝します。
今回のライブは、一緒に来た嫁さんも大満足のようでした。
午後の3時から始まったライブも終わり、外はもう日が暮れていました。
黒沢さんも言っていましたが、この近くにある「駒沢オリンピック公園」は、散歩するのにとても良い雰囲気なんですよ!
実は自分は、この公園からほど近い場所に高校1年の夏まで、住んでいました。
春の暖かさと懐かしさも手伝って、春の夜に散歩をしたくなりましたよ!
嫁さんの手を握らなくなって、もう何年も経った気がします...
久しぶりに嫁さんと手をつないで、この公園を散歩して帰ろうと思いました...
今日は、忘れかけていた自分の気持ちに、少しだけ「愛情のFlavor(風味)」を分けてくれたようなライブでしたね。
また、こんなライブを期待しています...
さて、嫁さんと手をつないで...
あっ、拒否られた!
Special thanks.
The東南西北YOYO部(久保田洋司&入船陽介)
ジ・オネダイ
黒沢秀樹
種ともこ
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