梅雨の合間を利用して、久しぶりにパワースポットへ行ってきました。
今回は、色鮮やかな紫陽花が歴史ある仏閣と調和する『高幡不動尊金剛寺』です。
ここは、関東三大不動の一つであり、新選組副長として活躍した土方歳三の菩提寺でもあります。
そして不動明王のご利益がとても有名で、東京では最強とも呼ばれているそうです。
場所は、京王線・多摩都市モノレールの高幡不動駅を下車して徒歩5分。
まず、目に映ったのは、総高45mの『五重塔』の美しさですね。
これは平安初期の様式を模した塔で、朱塗りの「三手先出組」と呼ばれる柱から外方に三段に出ている斗(ます)組みと「青銅瓦葺」がとても良い感じで調和しています。
この塔自体にとても良い気を感じたので、近くまで行くと正面に観音様が祀られていました。
また「不動堂」、「奥殿」、「降魔殿」、「五重塔地階無料休憩所」など至る所に不動明王がいらっしゃいましたよ!
中でも「奥殿」の重要文化財指定「丈六不動三尊」の巨像は、必見です!
木彫り漆塗りの不動明王自体が285.8cmで背後の火炎光背をいれると419.8cmにもなり、両脇の「こんがら童子像」と「せいたか童子像」を併せて、不動三尊の総重量は1100キロを超えるそうです。
まさに圧巻ですよ!凄まじい気迫を感じました。
右手に持った降魔の三鈷剣で魔を退散させ、人間の煩悩や因縁を断ち切ってくれるように感じましたね。
その他にも数多くの文化財や寺宝が収蔵・展示されているので拝観料300円はとても良心的です。
是非、ご覧になって、煩悩や悪い因縁を断ち切ってもらいましょう!
一通りに参拝を済ませて境内を散策すると「紫陽花まつり」の期間と重なって、色鮮やかな紫陽花が溢れていました。種類や色も豊富で普通に見ることができないような、紫陽花が花を咲かせていましたよ。
そんな紫陽花に誘われるように高幡不動尊境内にある「山内八十八ヶ所」の巡礼に挑戦してみました。
多摩丘陵の一角を占める三万坪余りの境内の裏山に明治四十二年開設の山内八十八ヶ所に弘法大師像がまつられているそうです。
弘法大師が修行のために辿った「四国八十八ヶ所巡礼」をこの東京で行うことができ、そのお大師様の霊験も変わらないと言われています。
まさか、自分がこの東京で「お遍路さん」になるとは...
八十八ヶ所の入口から森林浴を兼て約一時間ほどで堪能できましたよ。
裏山ということで山の勾配など、結構きついかと思っていましたが、山アジサイと八十八体の弘法大師像のお顔がどれもユニークに感じて、全然、疲れを感じませんでした。
むしろ、この山アジサイが咲き乱れるこの一帯が結界となり、清々しい聖域のパワースポットと感じます。新撰組副隊長の「土方歳三」がバラガキと呼ばれていたころ、この裏山を駆け回っていたような気がしました...
お大師様の霊験もご利益も「四国八十八ヶ所巡礼」と変わらないと言われる所以かもしれません。
それは、最後の八十八番目の弘法大師像にお会いした時に確信しました。
高幡不動尊の最強のパワースポットは「山内八十八ヶ所の巡礼にあり!」と...
その他にも境内には、弁天池の島の小堂にいらっしやる「福徳弁財天」や、静かで心地良い音色をかなでる「水琴窟」、縁結びのご利益がありそうな白狐が祀られている「お稲荷さん」など、パワースポットが満載でしたよ!
まだまだ、見ていない場所も多いと思います。そして何度も来たくなるようなアミューズメントパークのようなパワースポットです。
記念にと「虚空蔵菩薩」を祀ってあるお隣の「授与所」で白檀の般若心経が刻まれた「念珠」を買いましたが、そこの巫女さんが、とても感じが良く、美しい人でしたよ!
なんと、その巫女さんの額の真ん中には、仏様のようなホクロがありました。
もしかしたら、「女菩薩」様かも...
人間は誰もが胸のなかに、宝石となる石を持っている。
一生懸命磨いて、美しく光り輝く玉になる。
~ 空海(弘法大師)
関連リンク先
高幡不動金剛寺:こちらをクリック
おはよう御座います。不思議なご縁がありまして、此方を、尋ねてみました。必勝合格を叶えるには是非、一つ、良き参拝をしたいです。
良い参拝ができるといいですね。
コメントありがとうございます。