深紅のポインセチアが街を華やかに彩って、今年のカレンダーも残り一枚となりました。

さて、今宵のライブは1991年「L⇔R」のメンバーとしてデビュー。
そして、1999年にアルバム『Believe』でソロデビューしたアーティスト。

今年は、そのソロイヤーズ20年の節目となる黒沢秀樹さんのライブに行ってきました。

その記念ライブ会場の「まほろ座」は、
洒落たカクテルと美味しい料理がイケてます。

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洒落たカクテルと美味しい食事が印象的

また、前回、ここに来て感じたのですが
じっくり歌を聴くには、最後尾の横並び席がいい!

何と言っても俯瞰で全体の雰囲気を見渡せるからです。

よって、前回に引き続き最後尾の席で楽しく観させてもらいましたよ(笑)

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最後尾の横並び席がいい!

まず目が惹かれたのは、会場の入り口の側に飾られていた素敵な花。

温かいファンの気持ちが、アーティスト「黒沢秀樹」を支えてきたように思えます。

こちらも温かい気持ちにさせられました。

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入り口の側に素敵な花が飾られていました。

実は、このライブは当初、10月に予定されていましたが台風で順延となり、本日(12/5)となった次第です。

「晴れ男」としての異名を持つ黒沢さんも、前回の関東を直撃した台風には勝てなかったと言ってました(笑)

しかし、順延になっても「まさかの SOLD OUT」にご本人も嬉しかったようです。

何と言っても「はじめて一人でやる場所」だったので。。。

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「はじめて一人でやる場所」

MCでは、以下の話題が印象的でしたね。

黒沢「L⇔Rが渋谷公会堂で初ライブをやった時も、台風で山手線が44年ぶりに運休になってね、これで台風は2度目(笑)。晴れ男の自信が揺らぎました。そして、順延が12月5日でしょう。3年前に亡くなった兄の命日だったので、止めようかと思ってました。しかし、こんな巡り合せも、いかにも兄貴のやりそうなことだwww」

何となくですが、この日にライブをやるように兄の健一さんが導いた気になりますね。

さてさて、本題のライブですが第一部は、20年前のソロデビューアルバム『Believe』を収録された曲順で歌い、第二部は、ご本人がランダムに選んだ楽曲でした。

そのセトリは、以下となります。

第一部

01『Tune In』
02『Believe』
03『Rain』
04『Pure』
05『公園にすわって』
06『Rights Of Humanity』
07『Big Bang』
08『The Line』
09『深呼吸』
10『1997年のダイアナ』

第二部

01『てのひら』(新譜)
02『愛のゆくえ』
03『Blue flowers-青のない国-』
04『I Need You Loving』
05『Interview』
06『心の橋』
EC『恋がうまれるまちだから』

一曲ごとに丁寧で飾りのない「黒沢秀樹の解説」、ロックなアコギ演奏、ハイトーンボイスと洗練された歌詞。

ボブディランの『風に吹かれて』、『ライク・ア・ローリング・ストーン』、『時代は変わる』とオーバーラップしましたよ。

とにかく、カッコ良かった。

彼の楽曲は、時々、不意打ちのように刺激的な言葉が飛んできます。

それが痛いほど心の琴線に触れてくる。

最近は「マリコとヒデーズ」で女性アーティストの原曲キーで歌うという「飛び道具」が話題になってましたが、改めてアーティスト「黒沢秀樹」の才能や魅力を再発見させてもらった夜でもありました。

彼の楽曲は、俯瞰で自分とそれを取り巻く周りの世界を
まるで映像のように映し出してしまう。

そして、20年前の若き日の尖った感性が
あの1999年という変革の時代とマッチしていたように感じます。

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あの1999年という変革の時代とマッチしていた

個人的には『公園にすわって』、『The Line』、『1997年のダイアナ』、『てのひら』、『Blue flowers-青のない国-』、『I Need You Loving』が印象に残ってますが、今夜のライブは、アーティスト「黒沢秀樹」の以下の言葉に尽きると思う。

何で音楽をやっているのか?
それは、もう一人の自分のため

そして「天国の兄と一緒に歌う!」と言って歌った
『I Need You Loving』は、会場全体の涙を誘いましたよ。

まるで、アーティスト「黒沢秀樹」が淹れた
「やさしさのハーブティー」を一滴残らず心で飲み干した気分になったね。

ソロデビュー20周年、おめでとう!

改めて!

天才だね!
凄い才能を感じたよ!

そして、これからも頑張ってください。

ありがとう!

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ソロデビュー20周年、おめでとう!