今年の2月頃。。。
あるライブでのお話しです。

そこに出演されていたアーティストさんが
こんなことを言っているのを目撃しました。

「ワタシは、社会不適合者なのでこの仕事(アーティスト)をしていなかったら、どうだろう?あっ、宮大工の職人さんは、凄いと思いますね。だって、釘を一本も使わずに神社とか建てるから。。。」

当時の自分は

社会不適合者。。。
何となく。。。わかるような気が(笑)。

と笑って聞き流していました。

そもそも、社会不適合者とは
社会生活に適合できずに会社や学校など多く人達が集まるコミュニティの中でうまくやっていけない人だと言われています。

多く人達が集まるコミュニティの中でうまくやっていけない人???

本日は、そんな「社会不適合者」を堂々と公言するアーティストさんの15周年を記念するライブに行ってきましたよ(笑)。

そうです!

静岡県が生んだ「鉄板女子!」。窪田友紀子さんのライブにお邪魔しました。

タイトルも少し長めの 祝『窪田友紀子15周年記念LIVE SUNRISE~ハチのムサシを15年後にも歌えているってさー☆ミラクル感謝の日~』です(笑)。

 

デビュー15周年なんですね。

本当におめでとうございます。

今回は、窪田友紀子さんのホームグラウンドと言っても過言ではない!

ライブハウス「江古田マーキー」で行われたイベントになります。

 

事前にこのライブの予約を早い段階で行い、

多くの窪田ファンやシープスファンには、申し訳ないですが「整理番号 No.3」という優良席で楽しませていただきました。

開場には、少し早めに到着。

たぶん、一番早く来ていたかも。。。

会場の外には、スタッフとして

アーティスト仲間の「月迦」さんや「奈美」さんも。。。

この寒い中「風ときTシャツ」を着てファンの出迎えに立っていました。

なんとなく、とてもいい友情のようなものを感じましたよ。

 

あとから事務所の女子マネージャー「NC執事」さんもやって来て、
サイリュウムを手渡して一言「最後にこれを振って応援してあげてください」と。。。

さて、開場の入り口に近づくと
とても豪華な花が飾られていました。

よく見ると、それは心のこもったファンの方々の名前で彩られていましたよ。

感動的なとても良い風景でしたね。

アーティスト「窪田友紀子」には、温かいファンや仲間がいつも支えているように感じます。

 

さてさて、本編のライブですが

全体で4部構成の見応えが充分な「熱盛り」ライブでしたよ(笑)。

【1部】

1.『ハチのムサシ』
2.『星屑のステージ』(チェッカーズCOVER曲)
3.『ダンシング・ヒーロー』(荻野目洋子COVER曲)
4.『果てしなき荒野』
5.『ツバメホーム』

この一部は、15年前のデビュー当時の曲と80年代のCOVER曲が中心でした。

デビュー当時は、『ハチのムサシ』『果てしなき荒野』の持ち歌2曲で全国を回った話が出ました。

当然、持ち時間を30分も頂くと2曲だけでは、時間が持たない

よって、このようなCOVER曲を織り交ぜてプロとしてステージを成立させていたとか。。。

また、オーディションで自分が歌っても、見向きもしなかたったレコード会社の関係者が

布施明の『霧の摩周湖』を歌ったら、自分を認めてくれた逸話など、興味を惹かれる話がきけましたね。

アーティスト「窪田友紀子」の原点は『霧の摩周湖』にあったのか(笑)。

自分は『ツバメホーム』が良かったかな(笑)。

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アーティスト「窪田友紀子」の原点は『霧の摩周湖』にあったのか(笑)。

 

 

 

【2部】

1.『終りの気配』(斉藤由貴COVER曲)
2.『さよなら、さよなら!』(斉藤由貴COVER曲)
3.『予感』(斉藤由貴COVER曲)
4.『家族の食卓』(斉藤由貴COVER曲)

このラインナップを見てわかるように、

ご本人が大ファンである「斉藤由貴」の世界を

お腹が一杯になるくらい食わされましたよ(笑)。

これは、斉藤由貴のコアなファンなら垂涎ものかもしれないですね。

この2部では『予感』がなんとなく良かった気がします。

しかし、全体的に「窪田友紀子のシロップ」が思いっきりかかった「斉藤由貴のかき氷」を真冬に食べさせられた気分でしたよ(笑)。

ご馳走様でした(笑)!

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斉藤由貴のコアなファンなら垂涎ものかもしれないですね。

 

【3部】

本日のゲストである井上昌己さんのミニライブ!

1.『恋が素敵な理由』
2.『純心』
3.『忘れないで~遺言~』
4.『カレーライス』
5.『意味のないことなんてないから』

計5曲を熱唱してくれましたよ。

最近、昌己さんのライブに行けてないので

しばらくぶりに新鮮な気持ちになれましたね。

MCでは、井上昌己の妹分である「窪田友紀子」とは、出会うべくして出会ったと語っていたのが印象的でした。

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出会うべくして出会った

 

昌己さんが「ワタシの曲で唯一、窪田ワールドに近い曲」として紹介してくれた『カレーライス』

この楽曲、意外と名曲だと思いますよ(笑)。

聴くたび思いますが、ハウスやグリコ、SB食品なんかの市販カレーのCMソングに使用したら絶対に売れると思いますね。

あと「脳みそと口が直結したような曲」と称した『意味のないことなんてないから』は、ハンカチを振り回す楽しい楽曲なのですが

ハンカチの代わりにマスクを振り回していた人は、いませんでしたか(笑)?

気のせいかもしれないですが、それだけは、やめて欲しい!

風邪の菌が。。。(もう何でもありか?www)

楽しく、危険なコールアンドレスポンスでした(笑)。

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「ワタシの曲で唯一、窪田ワールドに近い曲」

 

【4部】

1.『オニオンのスープ』
2.『水墨画』
3.『After Sunrise』
4.『闇夜』
5.『サンライズ金魚』
6.『夢の近くにかかる虹』
7.『win win win』

今回の15周年ミニアルバムの新曲を中心とした構成ですが

この4部は、「窪田友紀子ワールド」が炸裂した感がありますね。

何でしょうね、どう表現していいのか、わからないですが。。。

あえて、言うなら「非日常の、アンビエント・ミュージック(環境音楽)」という感じかな。

今回の新譜は音楽だけ聴くと、とても凝ったメロディがMIXされているように感じますね。

なんとなく、『ブライアン・イーノ』の世界観を連想しましたね。

この新譜のキャッチコピーが『大人の自覚とファンタジー』とありますが

わかるようでわからない。。。

つかみどころのない「未完の名曲」を感じます。

ひょっとして、マニアックなファンが増えるような気もしますね。

自分は『After Sunrise』が、意外と好きになりそうです。

あと、井上昌己さんが曲を提供してくれた『夢の近くにかかる虹』も良かったかな。

最後の『win win win』は、事前にサプライズで渡されたサイリュウムが会場全体を埋め尽くしていて壮観でしたよ。

きっと、アーティスト「窪田友紀子」が最も感動した瞬間だったと思います。

こんな感じで長い時間をかけて「熱盛り」なライブもあっという間に終わってしまったような気がします。

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最後に。。。

窪田さん!

今日は本当に楽しいライブでしたよ!

自分が感じたのは

このライブの主役は決して「社会不適合者」ではなかった。

井上昌己さんが曲を提供してくれたり、月迦さんや奈美さんがスタッフに参加してくれたりと。。。

アーティスト「窪田友紀子」を支える温かい人の輪を感じました。

女子マネの「NC執事」さんも嬉しそうな表情でしたよ。

そして、名匠の宮大工のように

多くのファンの心を

一本も釘を使わずに「窪田友紀子」というパーソナルな魅力と音楽でつなぎ合わせて、とても素敵なコミュニティを構築していました。

正直に言って、とても感動的な光景でしたよ。

そんな記念するライブに自分も参加させて頂き、嬉しかったです。

15周年おめでとうございます。

これからも頑張れ!