2018年7月31日、火星と地球が最接近します。

2003年以来の大接近で約5760万kmまで近づくそうですが、近いのか遠いのか、この距離感がイマイチわかりませんが(^^)

言われてみると肉眼でも火星の赤く燃えるような輝きを夜空に確認できます。

火星は惑星なので、いろんな星座の間を動き回り当然、月にも接近しますが2018年7月28日未明に今年2回目の皆既月食とも重なりました。月は午前3時24分に欠け始め、台風の影響と早朝で月が沈むため、全てを観察することはできません。

それでも、まるで夕焼けのような赤い月が火星の影響を受けて、より赤く水平線の上で輝くと思われます。まさに「赤く熱い夜明け」になったのではないでしょうか。

昨夜は、そんなロマンティックな夜明けを感じさせてくれるアーティストさんのライブに行ってきましたよ。

「井手麻理子と宮原永海の TRUE COLORS vol.3」

会場は業界人が集う隠れ家でもある代官山の古城アマランスラウンジ!

あの魅惑的な「4 beat swing」に身も心も委ねる時間に酔いしれました(^^)

 

言葉が役に立たないときには、
純粋に真摯な沈黙がしばしば人を説得する。
- シェイクスピア -

 

こんな名言がピタリとハマる極上な時間を楽しめましたよ。

洋楽の魅力をこれほどまでに感じることができるとは。。。

以前、外国人がたくさん詰めかけたライブハウスで臆することなく洋楽のカバーを歌い続けて「bravo!」の称賛を浴びる様子を目の当たりにしたことがありますが、今夜も聴かせてくれましたよ。

会場には、『業界人が集う隠れ家』と言われているように、それっぽい感じの人がたくさんいて、少し場違いな感じもしましたが(笑)。。。

まぁ、嫁さんと女性フォロワーさんの3人で見に行ったので少し、心強かった(笑)。

あとから、聞いたら全員が「場違い」な雰囲気で一人だったら心細かったと言ってましたね(笑)。

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会場は業界人が集う隠れ家

さて、ライブの方ですが、2部構成で前半から後半にかけて津波のように大きなうねりを感じるように盛り上がりましたよ。歌ってくれた楽曲のほとんどが、洋楽のカバーでしたが、これほどまでに楽しめたことは、ありません!

洋楽ファンには、たまらないでしょうね。

「The Cardigans」や「Marlena Shaw」、「Norah Jones」、「Bette Midler」、「Cyndi Lauper」、「The Jackson 5 」などの洋楽を力強く感動的に聴かせてくれました。

そして、「江利チエミ」や自身のオリジナル邦楽も上手くこのライブのタイムライン上に乗せて歌い上げる。その歌唱力にプロフェッショナルな部分を強く感じましたよ。

カッコよく、楽しく、時には優雅さも感じさせてくれます。女性ファンが口々に「カッコイイ!」を連発している様子を見て、納得できました。まるで、ニューオリンズのプリザベーション・ホールやニューヨークのブルーノートにいる気分でしたので。。。

 

では、自分の個人的な1部と2部の感想なのですが、以下の楽曲が良かったですね。

(1部)
『Carnival』、『Street Walking Woman』、『テネシーワルツ』、『Voices』、『Time After Time』、『I Want You Back』

※特にマリコ先生(井手麻理子)が、なんども、挫折して覚えたウクレレを「弾きたがりの弾き語り」(笑)として演奏し、歌ってくれた『テネシーワルツ(江利チエミVer)』と宮原永海 さんのオリジナルアルバム『REASON』の中から選曲してくれた『Voices』が良かったと思いますね。

(2部)
『コーヒー・ルンバ』、『Reason』、『When A Man Loves A Woman』、『The Rose』、『I Still Believe』、『スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)』、『Jambalaya』

※「KUWATA BAND」の『スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)』やトラディショナルソングの『Jambalaya』、ミュージカルの『ミス・サイゴン』からエレンとキムの心情を歌った『I Still Believe』が良かったですね。

『I Still Believe』では、キムのパートを永海さん、エレンをマリコ先生が歌ってくれましたが絶品でしたよ!

大きくないライブ会場にミュージカルのダイナミックな感動を「これでもか!」というくらいに頂きました。

 

しかし、自分が昨夜のライブで一番感動させてもらったのは、アンコールで歌ってくれた「Bette Midler(ベッド・ミドラー)」の『The Rose』でしたね。アメリカ映画の邦題「ローズ」のスクリーンテーマになっている楽曲です。

27才でこの世を去ったロックシンガー。ジャニス・ジョップリンの半生を描いたを作品を「Bette Midler(ベット・ミドラー)」が演じ、その楽曲『The Rose』を劇中で歌って大ヒットしました。

これをマリコ先生が見事に歌い上げてくれましたよ!

自分もこの映画と「Bette Midler(ベット・ミドラー)」が大好きなので、感動しました。

この楽曲の詞がたまらなくいい!

私訳ですが、少しだけ紹介させてください。

– 楽曲『The Rose』から –

Some say love it is a river
誰かがいう 愛は河のようだと
That drowns the tender reed
それは、優しく成長していく芽でさえも沈めてしまうと

Some say love it is a razor
誰かがいう 愛は鋭い刃物なのだと
That leaves your soul to bleed
魂を傷つけ血を奪い去る刃物だと

Some say love it is a hunger
誰かがいう 愛とは飢えのようなものだと
And endless aching need
そして、永遠に満たされることのない渇きだと

I say love it is a flower
私はいう 愛とは花だと。。。
And you its only seed
そして、その大切な種はあなたなのだと。。。

この楽曲の良さを原曲以上に伝えることのができるのは、日本ではおそらくアーティスト「井手麻理子」以外、考えられないと感じましたよ。まさに暁の皆既月食のようなロマンティックな夜明けを感じさせてくれました。

そして、相変わらずの酒豪ぶりに半径3メートル以内には、近づきたくないと思いました(笑)。出来たら間に鉄格子などあるといいかも(笑)。ライオンじゃないって(笑)!だって、酔っぱらって絡んできた男を頭突きでノックアウトさせてしまった経験が過去に2度ほどあり、ご自宅には『酔拳』のDVDがあって、日々、鍛錬されているとか(笑)。

怖いです~

しかし、ライブが終わって、とても充実感の溢れる笑顔でした。
そして、手にはしっかりとビールのグラスを握り締めていました(笑)。

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相変わらずの酒豪ぶり(笑)

宮原永海さん、井手麻理子さん!
お疲れ様でした!

そして、ありがとう!

次回も期待していますよ!

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次回も期待していますよ!