AORの名盤は?
そう人から聞かれたら、まずこのアーティストの名前を上げたい。
黒髪のボビー・コールドウェルこと「川久保秀一」と。。。
毎回、発表するアルバムは、全体としての完成度が高く「大人向けのロック」であり、男心がときめく上質のメロディを聴かせてくれます。
『Here,I am.』、『マイルストーン』、『unbalance』、『花はただ花であろうとするだけで』、『ゴルディロックスゾーンの旋律』
これらのアルバムは1980年代から日本でその系譜を受け継いできた「AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)」の正統な流れを継ぐ珠玉の作品群だと感じますよ。そして、今夜は自分が男性アーティストで最も注目している川久保秀一さんのライブに久しぶり行って来ました。
最近、東京でのライブが少ないので、やっと巡ってきた機会でしたね。そもそも、このブログのライブレポは川久保さんから始まりましたので原点回帰のような感じで新鮮でしたよ(^_^)v
さて、今回のライブは吉祥寺のROCK JOINT GB で行われた、対バン形式。
タイトルは『RJGB 10th Anniversary ~グッド・ソングとナイス・ナイト!』
3組の出演で川久保さんは2番目に登場。
今夜のライブでは、『ミリミリバール』というグループと『狩野良昭』さんというアーティストも出演されていました。二組とも、初めましてのアーティストさん達でしたが、とても魅力的なステージでしたよ。
まず、『ミリミリバール』について
日本生まれのブラジル人。
そして、年齢が18歳のの女の子(ミア・ナシメントさん)がボーカルを務めるグループです。
このボーカルの女の子は、若いのに凄く良いリズム感でしたね。
純粋なラテンアメリカの血がそうさせているのでしょうか?
新しいJ-POP感が満載で、この若いボーカルに高いポテンシャルを感じましたよ。
特に印象に残った楽曲は『みゆき通り』、『会えない時はいつだって』です。
楽曲のイメージは、若い日本の女の子のエモーショナルな部分を凄く良く表現していますね。
『ブラジル人の大和撫子』そんな感じでした。
次に『狩野良昭』さん
何となく、その風貌から柳ジョージを感じてしまいました(笑)。
曲調はツインのアコギとベースでシンプルな構成でしたが、味のあるとても良い楽曲でしたよ。
何となくビージーズのバーラード系な「ソフトロック」をイメージしてしまった。
フォークな感じとは、少し違う不思議な魅力がありましたね。
特に印象に残った楽曲は、『セレナーデ』と『紫陽花』です。
もしかしたら、またどこかのライブでお会いすることがあるかもしれないですね。
ライブの楽しみがふえた気がします。
お疲れ様でした。
さてさて、今回の主役である川久保さんですが、今回は以下のラインナップでしたよ。
『クロッカス』
『QUEST』
『ハラグロ』
『Rain Flower』
『DJ日本史~今日が歴史の最前線~』
『M-78』
『チンチン電車』
今回は曲数が少ない分、一曲一曲にAORのエッセンスが凝縮された感じがして満足できました。
特にシェイカーでリズムを刻みながら歌った『Rain Flower』が印象に残りましたね。
もうすぐ梅雨本番の季節に入りますが、この楽曲が一足早く季節を先取りしてくれたようです。
楽曲から伝わる情緒から、この作品の素晴らしさを教えてくれた気がしました。
そして、今回のMCも面白かったですよ(笑)。
ラジオのパーソナリティを長年務めているそのスキルが光ります(笑)。
NHKの食堂で松嶋菜々子さんに遭遇し、さりげなく喫茶店のディスプレイ越しにWatchingしてしまった話や『ウルトラマン80』(ウルトラマンエイティ)の長谷川初範さんとFacebookで交流を持てた話など、けっこう笑えました。
そうですか(笑)。。。
川久保さんがNHKの食堂で有名芸能人を物色(?)していたとは(笑)。。。
喫茶店のディスプレイを見るふりをして、松嶋さんをしっかりとWatchしている川久保さんの様子を想像して爆笑してしまった。
これからも、NHKの食堂で有名人をWatchしてください。
というか、早く逆の立場になってWatchされてください(笑)。
あと、長谷川さんとFacebookで友達なれるなんて、ウルトラマン好きとしては、最高じゃないですか!
『M-78』を一緒に歌う企画など、どうでしょうか(笑)。
という訳で。。。
今夜は、久しぶりにアーティスト「川久保秀一」のソロワークスをしっかりと楽しめました。
そして、やはり日本のAORを引き継いでいく逸材と確信できましたよ。
今年も川久保さんのライブはガッツリとゲットしていきますよ(笑)。
これからも、頑張れ!
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