クリスマスイルミネーションが目を楽しませてくれる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今年も残りわずかとなりましたが、自分には積み残した課題を一つずつ片づけていく楽しい作業が待っていました。
この宿題は、もちろん自分の中にある消化不良を解消するためのものです。
あのライブの帰りにどうしてもオリジナル曲を生で聴いて見たい、そんな思いが胸に残っていました。
まるで「Call and Response」の反応をしそびれて、笑顔が止まったままの状態になっていたようですね。
今回のライブは、その宿題がいったい何なのか?
積み残したままの「Response(反応)」を、ひとつひとつ回答していくつもりでした。
そして、思いもよらない発見や嬉しいサプライズに溢れた「Response(反応)」が帰ってきましたよ!
今回も長いライブレポになる予感(笑)!
興味があれば、お付き合いください(笑)!
さて、今宵は「池袋RED-Zone」ので行わたライブです。
12月2日の『自主企画!80’sアイドルカバー生バンドフェスVol.5』の帰り道に電車の中で再び聴いたオリジナルの楽曲を追いかけてここまでやって来た。
そんな感じですかね。少し大げさか(笑)?
まぁ、この「Call and Response」は、オリジナル曲を聴くことで完成すると信じていましたよ。
今回は『音の葉言の葉 Xmas Special & ルーカが地上に降りた日 2017』というライブタイトルだったと思います。
前回のアイドルカバーフェスで出演された『月迦(ルーカ)』さんのバースディライブになりますが、他にもシープスの武内朋子さん、窪田友紀子さんも出演するということで、宿題となっていたオリジナル曲を聴くには「一石二鳥」のライブとなりましたね。
さてさて、ライブのオープニングアクトは、自分にとって、はじめましてのアーティストさんでしたよ。
「森幹高」さんといって、どこか憎めないハートフルな感じのアーティストさんです。
そう、「和製クリス・ハート」といった雰囲気で流れる汗を光らせて、熱唱してくれました(笑)!
一生懸命に歌う姿に好感がもてましたね。
彼の楽曲では『桜道』、『粉雪』の2曲が印象に残りました。
また、お会いできる機会があればいいですね。
お疲れ様でした。
二番目に登場したのは武内朋子さん
今回は、前回のライブ前に予習出来なかったアルバム『リグレット』を iTunes で購入していたので、今回は『リグレット』、『バラードをそそいで...』、『君に届くように』、『向日葵たちの場所』、『偽りだらけ』、『My Soul~月の輝く夜に~』の全6曲をしっかりと聴き込んでいましたよ(笑)!
残念ながら、Bonus trackの『アイソーポスのこころ~radio edit』は見つかりませんでしたが、上記の6曲は充分に聴きごたえのある作品でしたね。
個人的にはアルバムタイトルにもなっている『リグレット』と最後に収録した楽曲『My Soul~月の輝く夜に~』が気に入りました。
『リグレット』は、中森明菜のデビュー曲『スローモーション』のイメージが頭に浮かび、そして『My Soul~月の輝く夜に~』は本田美奈子の超ロングトーンが話題となった『つばさ』を何故か感じましたね。
このアルバムを通じて『本田美奈子×中森明菜 = 武内朋子∞シープス』という方程式が、勝手に頭に浮かびましたよ(笑)。
何だか自分でもよくわかりませんが、オリジナル楽曲から浮かび上がるイメージなんです(笑)。
通常「∞」の記号は、インフィニティ(infinity)、アンリミテッド(unlimited)、無限(記号)と読みます。
数学では「無限大」と読みますが、自分は単に数値の表現としてではなく「時間、空間、創造、叡智、才能の要素も無限にある」と理解しています。
アーティスト「武内朋子」の魅力がこの作品群を通して無限の広がりを生み出そうとしている感じがしますが、そのエレメントの一部に中森明菜、本田美奈子があると思いましたね。
今回のライブでは、カバー曲も入れて6曲を歌ってくれましたが、なんと!
『リグレット』、『My Soul~月の輝く夜に~』も歌ってくれましたよ。
やはり、生きた言霊が飛んでくるライブで聴くとその楽曲の良さがより実感できます。
そして、こんなサプライズもありました。
前回のライブで「在庫がない」と言われたCD版『リグレット』が2枚だけ物販で売られていました。
買おうか躊躇していると、たまたま側にいた前述の「森幹高」さんが、ステージの終わった武内さんを呼んできてくれましたよ(汗)。
ありがとう!森さん!
他の出演者の物販に普通はそこまで協力はしてくれませんよ。
やはりハートを感じるアーティストさんです。
さて、この在庫がないと言われていたCDですが。。。
武内さんと少し話をさせてもらった様子から、前回のライブで自分が購入できずに残念がっていたので、なんとか在庫を探してくれていたようです。
オフィシャルでも販売はしていなかったハズです。
嬉しいじゃないですか。
こういう気持ちや心遣いが凄くありがたく感じましたね。
早速、購入させてもらいましたよ!
念願のBonus trackの『アイソーポスのこころ~radio edit』も武内さんのサインと一緒に入っていました(笑い)。
ありがたく聴かせてもらいますね。
まるで、宿題を回答したご褒美を頂いた気分で、自分にとっては、予想以上の「Response(反応)」が帰ってきたように感じました。
ありがとうございました。
そして、3番目に登場は窪田友紀子さん
彼女のオリジナル楽曲には、恋愛ソングは存在しません。
あえて恋のテーマを楽曲に入れないのは、理由があるのだろうか?
それが、彼女のアルバム『高純度』を聴いた第一印象です。
そして、これは「攻めている」、「何か新しい挑戦」をしようとしているのだと感じましたね。
楽曲に恋愛のテーマを扱わないことは、とても勇気がいることだと思います。
しかし、自分は改めて『高純度』を聴いているうちに『水墨画』、『オニオンのスープ』、『ツバメホーム』という三作品を高く評価できることに気づきましたよ。
これは、少しずつ傷ついて行く混じりけのない純粋な心を表現していると。。。
そんな思春期の憧憬を翡翠の中に映し出すように上手く物語として表現していますね。
この物語を自分の中では「Innocence Heart(純心)」三部作と勝手に位置づけしています(笑)。
前回のライブでカバーした斉藤由貴の楽曲と対比してみました。
最初は、全く異質な感じがしますが、こんなイメージが連想できましたよ(笑)。
『悲しみよこんにちは』⇒『水墨画』
『土曜日のタマネギ』⇒『オニオンのスープ』
『情熱』⇒『ツバメホーム』
何となくですが、アーティスト「窪田友紀子」がリスペクトする原点を見つけた気がします。
ついつい余談が多くなりましたね(笑)。
さて、今回のライブでは『赤ワインとハムで』、『ソネットの秘密』、『水墨画』、『オニオンのスープ』を聴くことができましたが、歌の本質や情景で勝負しようとしている潔さを感じますね。
同時に、自分は「窪田友紀子」をリスペクトする次世代のアーティストが登場することも期待しています。
これは、決してあり得ない物語でないと思いますよ。
そして、窪田さんからもサプライズをもらいましたよ(笑)!
前回のライブで『あなたをもっと知りたくて』(薬師丸ひろ子)を彼女がカバーした時、自分はSNSで「ステージングは楽しいけれど決して萌えない」と思わずツィートしてしまいました(笑)。
自分にとっては、どういうことが「萌える」につながるのか理解できないのですが(笑)。
しかし、今回のライブが終わった後、お客さんの見送りに立つ彼女から「これ、今日のステージで付けていた物です」といって、髪飾りの一部にしていたXmasの時期によく見かける「赤いヒイラギの木の実」を手渡されました。
たぶん、「もう使わない衣装の一部だからもってけ!」見たいな感じだと思いますが(笑)。
何となくその様子が思春期の少女のような「ツンデレ感」あって、新鮮でしたね。
もしかしたら、これが「萌え」なのかよくわからないですが(笑)。
その髪飾りの一部は冷蔵庫に貼ってある「風とき」ステッカーの横に飾っていますよ(笑)!
ありがとう!
そして、お疲れ様でした。
最後は『月迦(ルーカ)』さん!
本日のライブでの主役です。
改めて誕生日おめでとう!
そして、新譜を購入させてもらいましたよ!
本当は12月20日が正式なリリース日だそうですが、今回のライブでフラゲしました。
相変わらずCDジャケットのデザインはセンスいいですね。
全作品をCDを持っていますが今回は秀逸ですね。
特に裏面のデザインは良い感じです。
ツインテールの女の子が上手く描かれていると思います。
「天は二物を与えず」といいますが、イラストレーターとしてもイケるのではないでしょうか?
さて、肝心の内容も「Good Music」に仕上がっています。
新譜からも全曲(『ただいまの魔法』、『囚われての記憶』、『My Way Of Life』)を歌ってくれましたが、自分としては『My Way Of Life』が良かったですね。
特に詞が独創的で斬新な内容でした。
今回で4枚目のCDになるそうですね。
他のアーティストさんにも言えることですが、これは大変な作業だと思います。
作詞や作曲、CDジャケットのデザイン、イラストまで自分で作っていくような過程で出来上がるものですからね。
何となくですが、CDをセールスしていくことは、自分の子供達を送り出す感覚に近いのかと思います。
だから、自分も大切に扱っていくつもりです。
今回は「月迦」さん自身のバースディライブなので、ほとんどオリジナルは歌ったのではないでしょうか?
自分は、前述の『My Way Of Life』、『僕たちの言の葉』、『生きる事は歌うこと』、『I want to believe』、『ありがとう』、『夜闇の歌』が良かったと思います。
さて、宿題の方ですが前回、工藤静香の楽曲を中心にカバーされていたので今回のオリジナルを生で聴いた結果、『Blue Rose』、『黄砂に吹かれて』、『深紅の花』といった楽曲のイメージと重ねてみました。
ステージのパフォーマンスや楽曲のエモーショナル部分やロックサウンドに、見る人を惹きつけるイメージが近いのかと思いますね。
無理やりにこじつけた感もありますが(笑)!
でも、とても楽しいライブでしたよ。
前回のライブでも感じたのですが、見ている人を楽しませようとするサービス精神はとても素晴らしいスピリットを感じていました。
ありがとう。
そして、来年も頑張れ!
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