寒くなってきましたね。

風邪などひいてませんか?

これは、あるアーティストさんから頂いたメールの冒頭です。

これで「つかみは OK!」ですよね(笑)!

そして、ライブへの案内に続く文面になりました。

自分は、こういうメールは大好きですね!

このメールを読んで早速、ライブの申込をしましたよ(笑)!

さて、このメールをくれたアーティストさんですが自分は以下のように評価しています。

飛び抜けた明るさと

飛び抜けた切なさが

交錯する極上のメロディーと歌詞が胸を打つ。

そうです、これこそアーティスト「SOWAN SONG」が表現する世界であり、その歌の真髄だと思います。

と言う訳で今宵は、現代の吟遊詩人!「SOWAN SONG」のライブに行ってきましたよ!

そして、このライブは仕事の帰りに疲れた心とカラダをじゅうぶんに癒してくれました。

さて、本日は「通院です!」と言い張って、強引に仕事をすませて、逃げるように定時退社(笑)!

日本の企業では「定時退社」はあまり良く思われていない印象ですが、海外いや、世界のグローバルスタンダードから見ると逆に「仕事が出来る奴」と尊敬されます。

逆にあまりにも残業が多いと「能力が無い」と思われて「layoff(一時解雇)」の対象にもなりますよ!

だから、定時で帰ることは、悪くないと思っています。

自分は、あえて嫌われる勇気をもって帰ります(笑)!

失礼!話題がそれてしまいましたね(笑)。

20171214-00

今年最後のSOWAN SONG

さて、今回は、SOWANさんの今年最後のライブになります。

その内容も今年一年をふり返る、盛り沢山の楽しいものになりましたよ。

今夜は、カバー曲も入れて20曲以上も熱唱してくれました。

カバー曲は、石田ショーキチ『厚木の空』、RCサクセション『夜の散歩をしないかね』、L⇔R『Package…I Missed My Natural ~パッケージ~』、薬師丸ひろ子『Wの悲劇~Woman』だったと思いますが、意外にも『Wの悲劇~Woman』が良かったですね。

石田ショーキチさんと言えば、今年一緒にキャンプに行った話題が出ましたよ!

しかし、キャンプの翌日に突然のゲリラ豪雨に遭い、タープと呼ばれるキャンプで日差し・雨を防ぐための布張りの支柱をブルブルと震えながら必死で抑えるショーキチさんを残して、SOWANさんは、その日は仕事でキャンプ場から離れることに。。。

雨でびしょ濡れになったショーキチさんの形相が鬼のようだったとか(笑)。。。

そんな話題の後に石田ショーキチさんのカバー曲『厚木の空』を歌ってくれたのですが、これも良い楽曲でしたね。

風が吹いて雨が降って♪

やがて日が出て春になって♪

いろんなこと、楽しいこと♪

上記は『厚木の空』の一節ですが、キャンプの話題と何となくシンクロしてしまった(笑)。

カバー曲以外のオリジナル曲の中では、『ネオンの鳥』、『Sleeping Face』、『抱きしめたい』、『江ノ島心中』、『喫茶ブラジル』、『モンシロチョウ』、『today(クロソワン)』が印象に残りましたね。

しかし、生で彼の楽曲を聴くとアーティスト『SOWAN SONG』の作品には「ポエム」を強く感じます。

例えば、自分は「コーヒー愛飲家」でもあるので、『喫茶ブラジル』の歌詞には感銘を受けましたね。

窓越しに咲くハイビスカス♪

珈琲の香り 風のリズム♪

時間旅行ね トーストのメロディ♪

上記は、歌詞の抜粋ですが「トーストのメロディ」という表現があり、この一言だけでも非凡なものを感じますね。

たしかに喫茶店でバターやジャムを塗って食べるモーニングのトーストには、メロディを感じる時があります。

また「飛び抜けた明るさ」と言うと『モンシロチョウ』という楽曲があり、モンシロチョウを擬人化した歌い方に何とも言えないセンスも感じます。

目に見えるものしか、信じないのさ♪

まとわりついて確かめる♪

自分のカンで確かめる♪

アナタが好き、飛ぶ、と~ぶ♪

今回はアンコールで歌ってくれた『モンシロチョウ』ですが、歌い方も「飛んで」いましたよ(笑)!

彼の他の楽曲に『僕は犬』という作品がありますが、これも『モンシロチョウ』と同じテイストを感じます。こういう明るい楽曲は、アーティスト「SOWAN SONG」の真髄だと思いますね。聴いている人たちも惹きこまれるような楽しさがありますよ(笑)。

そして、「飛び抜けた切なさ」という部分で言うと『江ノ島心中』という楽曲を自分は断然に推しますね。

この作品の文学的な表現が何とも言えない切なさを感じさせてくれます。

雨のリズム 湿ったメロディ 吐息に跳ねる♪

二つの傘 友だち飛び越え つないだ手と手♪

もう戻れないよ 口を閉じて強く握る手♪

ありのままに君を抱きしめるよ♪

まるで僕ら 引き潮の砂のように絡まって このまま溶けてゆけ。。。♪

 

文章にすると「純文学」香りが漂う調べとなります。

これが、冒頭に述べた

飛び抜けた明るさと

飛び抜けた切なさが

交錯する極上のメロディーと歌詞が胸を打つ。

につながる訳なんですね。

彼のライブを生で聴いていると、ドラマがぎっしりと詰まった列車に乗って旅をしているように感じます。

いつしか、この「Dramatic train」に揺られながら、仕事で疲れたカラダも癒されていきましたよ。

ライブが終わり外に出ると、Xmas を前に下北沢の街は賑やかさを増していました。

駅まで続く商店街の道のりを「SOWAN SONG」の楽曲がまるで Xmasソングのように駆け抜けたような気がしました。

今年も一年間、お疲れ様でした。

来年も頑張ってください!

そうそう、来年は新しいアルバムをリリースする予定だと話してくれましたよ。

自分は『アナログ』、『抱きしめたい』、『36』、『ノスタロジカル』と4枚のアルバムを持っていますが、毎回、まったく新しいことに挑戦しているように感じます。

次回は、どんな作品なるのか?

とても期待していますよ!

そんなことを思いながら、この街に気持ちよく別れを告げて電車に乗り込みました。。。

20171214-01

来年も頑張ってください!