セーターの温もりが、ほっとする季節になりました。
ところで手編みのセーターってあんまり見聞きすることがなくなりましたよね。
それだけ、ものが豊富で手軽に何でも手に入る時代になったようです。
でも、人の優しさは、身体の温かさも変えるような気がします。
例えば、高機能の保温性に優れたフリースやダウンより手編みのセーターの方が相手の気持ちが伝わり、嬉しく、そして温かく感じるなんてね(笑)。
さて、今回のライブですが、今年、自分が大変にお世話になりましたアーティスト「井上昌己」さんのライブに行ってきました!
オフィシャルから「女性ばっかりのユルユルライブへぜひ!」との告知がありましたが、ユルユルどころか癒し系の良いライブでしたよ。
女性6名で衣装も白いシャツ&カラーネクタイのお揃いで、楽器もパーカッション、フルート、バイオリン、鍵盤(キーボード)、アコーディオンという編成となりました。
バンドというより室内楽団といった感じで「小規模な女子十二楽坊」をイメージしましたよ。
ところが(笑)!この清楚な雰囲気から一転してMCでは、とても信じられないような天然系(?)のエピソードの連発。
ある意味、男性アーティストが語るエピソードより、強烈でしたね(笑)!
前回のゲスト、女優伊藤かずえさんがステージの本番前にワインを既に1本飲み干していた話題から始まり、週に何回ペースで飲みに行くかで話題が盛り上がり「週8で飲む!」(週は7日のハズ?)という珍回答ありの、極めつけは「もう、ハイボールに割るソーダ水がございません!」とお店側が白旗を上げるまで飲むエピソードまで飛び出しました(笑)!
彼女たちにとって、お酒は「命の水」ということらしいです(笑)。
自分は、年に数回程度しか酒を飲まないので早死にしそうですよ(笑)。
また、天然系と言えるか?わかりませんが「何かを忘れる、無くしてしまう」という話題でも盛り上がってました。
あえて、どの出演者のエピソードであるかは、伏せますが、ご想像ください(笑)。
引っ越しの初日にその家の鍵を忘れてしまい、自宅前でバックの中身をすべて出して確認し、泣く泣くカプセルホテルでピカチュウのぬいぐるみを抱いて涙ながらの宿泊。
上記なら、まだ可愛のですが。。。
外出先で家の鍵が無いことに気づいて、自宅に帰宅すると家のドアに鍵がささったままの状態とか、家のドアをフルオープンにしたまま外出していたとか、とても信じられません!
どちらも、大事には至らずとのことですが、これから年末にかけて本当に戸締まりはシッカリとお願いしますね(笑)!
あと、凄いのは携帯を紛失する話題で半年間に計7回なくしたとか。。。
ほぼ月に1回以上ですけど。。。
本人曰く「なくしても後で戻ってくるから大丈夫」と。。。
さすがに会場は絶句状態でした(汗)。
まぁ、こんな話を聞くと前述の「手編みのセーター」なんて、編んだりしない気がしますが、しかし、そこが「芸術のもつ魔性」なのでしょうか?
ひとたび、楽曲を演奏し、歌い出せば「手編みのセーター」以上の温かさや優しさを感じましたね。
本当に良い演奏と歌でしたよ。
今回、自分が印象に残った楽曲は以下ですね。
『魚座たちの渚』
『月とクォーター』
『恋はLiberty』
『忘れないで ~遺言~』
『メリー・ローランの島』
『神様のミステイク』
『僕がいるから大丈夫』
特に沖祥子さんのバイオリンが奏でる『月とクォーター』は昌己さんの歌声をより一層に際立たせる演奏でプレミア感がタップリとありましたよ。
この楽曲の良さと魅力を再確認できましたね。
なんとなく、今回の楽しいエピソードを語る女性たちの不思議な魅了を表現しているように感じました。
男性なら必聴の楽曲です。
そんなわけで、あっという間の楽しいトークと素晴らしい演奏に彩られたスペシャルライブでしたね。
沖祥子さんのバイオリン、バンマスの那須野綾さんのコーラス&パーカッション、萩原可奈さんのフルート、コキリカ家(小寺里枝さん、丸木美花さん)によるバイオリン、アコーディオン。
みなさんの癒し系の演奏、そして楽しいエピソードありがとう。
最後に。。。
自分にとって、アーティスト「井上昌己」のマンスリーライブは今年最後になります。
そして、今年は、事務局の林代表と井上昌己さんには、大変にお世話になりました。
この場を借りて感謝いたします。
本当にありがとうございました。
そして、毎回魅力的な楽しいライブを堪能させていただきました。
これからのご活躍を誰よりも期待してます。
Special thanks...
楽曲『月とクォーター』から抜粋
歌:井上昌己
作曲:井上昌己
作詞:古賀勝哉
女はふたとおりの素顔
月の表と裏があるの
月は何度も満ちては欠ける
だから私も心のままに
時の流れの中で
辛い別れに泣いた夜も
愛する人と迎えた朝も
月を見てたずっと
ロマンティックな話でしょう
ミステリアスな女でしょう
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