スポットライトは、照明器具の一つで、主にステージや舞台で観客の注目を集めるために使われます。
しかし、この物理的な照明器具を使わずに輝ける人がいるとするなら、その人はまさに「STAR」と呼ばれる人だと思いますね。
本日は、そんな夢のような輝きを感じてきましたよ!
井上昌己さんのバースディライブ「井上昌己チェンバーオーケストラコンサート in 東京FMホール!」に行ってきました。
7月は、昌己さんの誕生月でもあり、このコンサートライブは、今回で3回目を迎えるそうです。
また、チェンバーオーケストラ(室内管弦楽団)が参加する評判のいいコンサートだということで期待をしていましたよ!
会場は、千代田区麹町にある「TOKYO FMホール」です。
このホールは、昌己さん自身、ファーストコンサートを行った想い出の会場だそうです。
今日は、それほど暑さも感じず15:20頃に到着しました。
開場は15:30なので結構、多くの人が開場待ちをしていましたよ(笑)!
自分は、一般の人達と一緒に会場入りしましたね。
さて、期待のライブですが、厳かに室内管弦楽団の調音から『純心』でスタートしましたよ!
ドレスコードが必要かと錯覚するくらい洗練されたオープニングでしたね。
そして、主役の井上昌己さんは、この「演奏会」にふさわしいライトブルーのステージドレスに、きらびやか装飾を身に着けての登場でした。
今回のライブは、全体を通して、まるでオベラやブロードウェイのミュージカルのワンシーンを彷彿とさせるステージングでしたね。
そして、印象に残った楽曲は『YELL!-16番目の夏』、『共犯者』、『恋はLiberty』、『忘れないで ~遺言~』、『メリー・ローランの島』です。
オーケストラの演奏をバックに凄く贅沢な時間を過ごせたと思いますよ。
まず『YELL!-16番目の夏』ですが、前日の夏の高校野球大会の予選、西東京大会の最有力だった早稲田実業が破れて、清宮君が涙を流した場面を連想してしまいましたね。
勝負の世界に絶対ということはないし、その現実を受け入れなければならい彼の涙に眩しく儚い青春を見たように感じます。
この楽曲は、そんな球児達へ贈る永遠の応援ソングだと思いますね。
また『共犯者』は、まさに自由恋愛の表現者「井上昌己」の真骨頂とも言える楽曲です。
この楽曲は、今年(2016)の6月にリリースされた「MELODIESⅡ」の3曲目に収録されている楽曲ですが、フリーライブ等では、今まで歌われずに今回のライブが初の生歌となったようです。
なぜなら、この楽曲は、オーケストラの演奏があってこそ、そのドラマティックな魅力を伝えることができるからです。
80年代のテレビで「金曜日の妻たちへ」という人気ドラマがありました。
当時は「金妻(キンツマ)」と言われ、このドラマの放送日(金曜夜10時)には「主婦が電話に出ない」とまで言われるほど大ヒットしたドラマです。
もし続編のドラマが制作されるなら、間違いなくこの楽曲が選ばれると思いますよ。
「不倫」をテーマにした楽曲ですが、男性はともかく、女性までも「金妻」のように惹きつけられる不思議な魅力を持っています。
そして『恋はLiberty』と『メリー・ローランの島』は、昌己さんの代表曲ともいえる楽曲ですが、このオーケストラバージョンで、新しい魅力を感じましたよ。
いろんなシチュエーションで「新しい進化とポテンシャルの高さ」を感じる名曲ですね。
今回のライブは、サプライズに昌己さんの高校時代の同級生の方々が花束を持って駆けつけて、心温まるシーンがありましたが、それ以外に自分が最も感動したシーンがあります。
それは、ライブのアンコールでのことでした。
実は、今の事務局の代表と二人三脚で10年くらい活動をしてきたそうですが、その代表から今年は、コンサートやライブイベントを縮小する事態になるかもしれないと言われていたそうです。
代表も心労から7~8キロ痩せてしまったそうですよ。
自分達は、華やかな部分しか見えていないのですが、この「SHOWBIZ」の世界を生き抜くため、ギリギリの活動をしていたのでしょうね。
しかし、今年の新譜のCDセールスや地道なフリーライブの活動から、今回の「井上昌己チェンバーオーケストラコンサート in 東京FMホール!」まで何とか、盛り返したそうです。
そこで、この会場にいるファンに一言、「わたしを選んでくれてありがとうございます」と昌己さんが頭を下げました。
そんな「井上昌己」の姿に今日一番の「輝き」を自分は、感じましたね。
偽りのない感謝の気持ちをファンの前で語る姿に...
そして『忘れないで ~遺言~』を心を込めて歌ってくれました...
アーティスト「井上昌己」は、確かに「自由恋愛の表現者」として、溢れるような才能を持っています。
しかし、本人自身は、自由恋愛など謳歌することはなく、全ての才能を応援してくれるファンのためだけに捧げてきたのでしょう。
自分個人の「輝き」でなく、ファンの夢や想いをステージで「輝き」に変えるために...
そこには、スポットライトを浴びた、とても眩しい、とびきりの「Shining STAR!」が存在していました。
今日は、素敵な音楽をありがとう!
そして、誕生日(7/21)おめでとう!
あなたは、いつだって輝いているよ!
Thank you for the good music!
And, happy birthday!
Forever, you are shining!
9/26の昌己事務局のツイッターから拝見しました。
昌己ファンの自分ですが、杉山清貴もとても好きです。ここ7,8年ですかね。杉山清貴のライブ結構行っています。特にバンド編成よりも、ギター1本のソロライブは格別ですよ。地方の小さなライブハウスで、あの声量豊かな歌とギターは、圧倒されます。AROUND40コンサートいいですね。地方の人間なんでなかなか関東遠征はできないのですが、辛島さんとか中西保さんの歌をあらためてライブで聴きたいです。
コメントありがとうございます。
何故か、ここに集まってくださる方は、音楽に共通する部分を感じます。素晴らしいアーティスト達の音楽に触れる機会があれば、きっといい思い出になると思います。ありがとうございました。