2015年7月19日(日)梅雨明けの東京。

朝から初夏の眩しい輝きを受けて、素敵なパワースポットに行ってきました。

東京の港区にある『愛宕神社』です。

愛宕神社

都会のオアシス愛宕神社

六本木からも近く、虎ノ門ヒルズなどオフィス街の中にあるオアシスと行ったところでしょうか?

休日のオフィス街はとても静かで綺麗な都会の街並みですが、その中にポツンと緑に囲まれた愛宕山が見えます。標高26メートルで23区内にある自然の地形としては一番高い山らしいのですが、周りを近代的なビルに囲まれて、ひっそりと佇んでいるといった感じですね。

オフィス街の中を愛宕山を目指して歩いていると、都会にも関わらず、アゲハ蝶やトンボ、黄緑色のカナブン等の昆虫たちが自分の周りを 飛んでいました。

まるでこの虫たちに、これから行く『愛宕神社』の道案内をされているように感じましたよ。

突然、青い羽のアゲハ蝶が自分の肩に止まり、2、3回羽を動かしてゆっくりと飛んで行きました。

都会の昆虫は、人馴れし過ぎなのでは(笑)?

愛宕山を堀抜いた愛宕トンネルを通って少し進むと愛宕神社の参道前に到着!

まず『出世の石段』と呼ばれる急で高い石段をひとつずつ上って行きます。

出世の石段

出世の石段

その名の由来は、誰もが尻込みするようなこの石段を馬で駆け上り、見事に梅の花を 江戸三代将軍、家光公に献上した無名の家臣が一日にして、全国に知れ渡るような賞賛を受けたのが始まりとされています。

自分が目の前にしているこの石段を馬で昇り降りするなんて、とても信じられませんが江戸時代以降にもトライして成功した方が実際に何人かいるようです。凄すぎます!

この石段を登り切った後、下を見ましたが凄い急こう配ですよ!
これを馬で駆け降りるなんて自殺行為でしょう!

降りる方が怖い出世の石段

降りる方が怖い出世の石段

さて、『愛宕神社』につくとおめでたい光景が!
なんと、結婚式の新郎と新婦が神主さんに先導されて境内に入るところでしたよ!

おめでたい

結婚式を行われていました。お幸せに!

お幸せに!

『愛宕神社』の主祭神は「火産霊命(ほむすびのみこと)」と呼ばれる、火の神だそうで、ご利益は以下のとおり。

・火に関するもの、防火、防災
・印刷・コンピュータ関係
・商売繁盛
・恋愛、結婚、縁結び

なるほど、良縁を結んでくれたこの神社で結婚式を挙げたかったのでしょうか?

荘厳な結婚式を境内の木陰で見ていると不思議なことが...

それは、自分の直ぐ側に尻尾の長い白い猫が自分と同じように目の前の結婚式を見ていましたよ!

いつの間にいたのでしょうか?

とても神々しい感じがして、思わずスマホで一枚写真を撮らせてもらいましたが、すると、その白猫さんが自分の方に近づいて来ましたよ!

自分に寄り添うようにしてきたので、そっと背中を撫でてあげました。

直ぐに自分の近くにいた若い女の子の方に行ってしまいましたが、その女の子も最初、驚いていました。でも自分と同じように背中を撫でていましたよ(笑)!

凄く人馴れした白猫さんですが、不思議と境内にいる外国人(欧米人)の観光客には、近づかないようでした。
さらに、不思議なことに境内には白猫さんがもう一匹いたんですよ!

神社の白猫さんたち

尻尾の長い白猫さんと尻尾の短い白猫さんがいます。

こちらの白猫さんは、尻尾が短くて、自由気ままに境内の中を走り回っていましたが、境内の草むらにいたトカゲを捕まえて、どこかに消えて行きました。

ふと、思ったのですが、もしかしたら、この神社の「招き猫さん」ではないかと...

それも『幸運や良縁』を招く神様のお使いとしているのでは?

ご利益には「恋愛、結婚、縁結び」もあります。

『福寿稲荷神社』というお稲荷さんもいらっしゃいましたよ。

さて、パワースポットですが境内にある池の中に鳥居があって、その奥に湧き水が流れていましたが、何とも言えないような趣が...

すぐ側に弁財天(弁財天舎)がありましたので、良質の気を絶えず発している水脈と感じます。

良い気を感じた鳥居

良い気を感じた池の中の鳥居奥に水脈が!

そして、ここの池にも不思議な光景が!

なんと、この池の鯉は白色や金色の鯉が多く、それが夏の陽ざしの影響なのか?とても美しく輝いて見えるんですよ!良質のパワースポットにいる鯉だからでしょうか?

池の輝く鯉

池の鯉が輝く!

それほど、広い境内ではないのですが、時間を忘れていつまでも居たい気持ちにさせてくれる神社です。

あれ、いつの間にか白猫さん達がいなくなってしまいました。

貴方も白猫さん達に会ったら、背中を撫でてあげてください!

きっと、神様に良縁の口利きをしてくれるかもしれませんよ...

I like not only to be loved, but to be told that I am loved.
The realm of silence is large enough beyond the grave.

愛されるだけでは物足りない、愛の言葉もかけてほしい。
静寂の世界は、お墓の中で十分に味わえるのだから。

by George Eliot (ジョージ・エリオット/英国の女性作家)

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