まだまだ暑い日が続いていると思いきや、こんどは、台風が急接近!
しかも、二つも続けてですよ(汗)。
ただ、東京は避けてくれたようで、難を逃れた感じです。
ところで、「バラードとはシンガー冥利に尽きる」と耳にすることがあります。
確かにアーティストの中には、勝負曲をバラードに託す人も多いでしょう。
個々のテーマにそって、一つの物語をAメロから徐々に感情を高ぶらせて
その楽曲を盛り上げ、そして完成させる。
そんなプロセスが勝負の鍵となるでしょうね。
そのプロセスが美しければ美しいほど、その歌い手の力量を感じてしまいます。
だから、「バラードとはシンガー冥利に尽きる」と言えます。
自分は、楽しい楽曲も好きですが、しっとりとしたバラードも大好きで、
仕事でストレスを抱えた時、バラードを聴いて癒されることも多いですね。
今夜のアーティストさんは、このストレスを抱えた時に、きっとその心を癒してくれますよ。
そう!「究極のバラードシンガー」と言えば、この人でしょう(笑)!
そうです!
アーティスト「奈美」さんのライブに行ってきました。
いや~、この人の歌詞は、バラードを超えた純文学の香りを感じますね。
多分、恋愛小説を書いたら絶対に売れっ子作家になれると思いますよ。
彼女の作詞は、どこから生まれてくるのでしょうかね。
もしかして、実体験?
そう思うと、あまりにも切ないですよ(笑)。
しかし、実際に奈美さんと接すると、とても明るい方ですよ!
「こんな明るい方が何故?」
そう思うくらい、深いメンタリティの内面をえぐるような歌詞を紡いでくれます。
楽曲と本人のキャラに凄くギャップを感じますね。
なんとなく、「中島みゆき」と共通する部分も感じてしまいますが、
これは、芸術が生み出す摩訶不思議な世界なのでしょうね。
凡人には、わかりません(笑)。
さて、今回のライブは、「Eggman tokyo east(岩本町エッグマン)」で行われた対バン形式のスリーマンライブでした。
このライブで奈美さんは最後のトリを務めてくれましたよ。
そして、今回も待望のお着物(浴衣)ステージでした(笑)。
真夏をイメージするような浴衣姿で登場すると客席の男性陣は、そのいでたちに息をのむように静まり返りましたよ(笑)。
しかし、ご本人は「みなさ~ん!こんばんわ~!」と、いたって明るい挨拶。
奈美「あれ~?大人しい(笑)、今夜はそんな感じかな?(笑)」
いや、男達はその美しさにリアクションができないのですよ(笑)。
これ(浴衣姿)は、明らかに反則です(笑)。
さて、楽曲は以下のセットリストで、とてもバランスのとれたラインナップでした。
1.『てのひら』
2.『雪月風花』
3.『波の音が消える海』
4.『涙の井戸』
5.『ほっとひと息』
6.『優しい雨』
自分的には『涙の井戸』、『優しい雨』。
そして、以外と『ほっとひと息』がある意味「明るいアクセント」になって良かった気がします。
あと、音響もとても良い感じでしたね。
何故か歌声が美しく聴こえました。これは、ご本人の実力かな(笑)。
さてさて、今夜のライブは、アーティスト「奈美」にとって
シンガー冥利に尽きたでしょうね。
とても奥行きのある上質のバラードを聴かせてもらいました。
やはり、「究極のバラードシンガー」ですよ!
猛威を振るう台風でさえも
そのバラードに聴き惚れたように
一瞬だけ身を潜めたような錯覚を感じます。
ライブが終わり、浴衣姿で物販コーナーにいる彼女と少しだけ、お話しをさせてもらいました。
相変わらず、バラードと違って、飛び抜けて明るい人でしたよ(笑)。
今、彼女は、自分のゆかりのある熊本と岡山の復興支援活動を積極的にされています。
自分もその支援活動に賛同し、ほんの少しだけ協力させてもらいました。
余談ですが、自分の知っている女性アーティストさん達は、
ほとんど自分でデザイン及び作成したグッズを手売りしていますが本当に頭が下がりますね。
今夜も良い眠りにつけそう
そして、良いライブ(浴衣姿)をありがとう。。。
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