梅のつぼみがほころぶ季節となり、春の訪れが待ち遠しい!
そんな気分になってきましたね。
皆さんは、どうお過ごしでしょうか?
さて、本日は『季節を探す歌声』を聴きに百草園に行ってきましたよ!
そうです。
自分が最も敬愛するイチオシのアーティスト!
川久保秀一さんの久々のフリーライブに行きました!
ここでのフリーライブは、何年ぶりでしょうか?
この百草園は、歌人の若山牧水が若き日に、年上の恋人とデートをした想い出の場所でもあります。
その時の想い出を歌で表現した作品があります。
小鳥よりさらに身をかろくうつくしく
かなしく春の木の間ゆく君
素晴らしい表現力ですよね。
梅の花が咲き誇る春の百草園の木立ちの中。
その中を散策する恋人が小鳥のようにかろやかに見え隠れする。
その姿に美しさと儚さを感じた。
牧水は、この歌を加えた歌集『独り歌える』を編集し歌人として名声を得ました。
さて、今回のライブは、現代の歌人『川久保秀一』の素晴らしい歌声がこの百草園の木立ちの中に響き、牧水へのオマージュのように聴こえたライブでしたよ。
心配なのは、本日の天候だけでしたね。
予想だと午後から雨の確率は50%でした。
百草園の告知だと雨天は中止でしたので、1回目の11:30は、ギリギリセーフかと思いますが、2回目の14:00は難しいと感じてましたよ。
この百草園ですが、ちょっとした山の頂のような場所にあり、下から約400メートルほど上がっていくのですが、凄い坂道を上がって行きます。
道の端に手すりが用意されていて、寒い時期に路面が凍結している場合は、かなりきついでしょうね。
ちょっとした罰ゲームのようなスリリングな工程を辿ります。
また、百草園の門をくぐっても、さらに上に登る石段がありその頂きにコンサート会場があります。
さてさて、百草園ですが、早咲きの梅は綺麗に咲いていて、全体で二分咲といった感じでしたね。
しかし、梅の香りが漂っていて、まさに名園という佇まいです。
会場のステージは準備完了!あとは、主役を待つばかりでしたね。
百草園の園長さんでしょうか?とても、ユニークな紹介で川久保さんが登場!
1回目のフリーライブが始まりましたが、内容はカバー曲を含め7曲を熱唱してくれました。
印象に残ったのは、イルカさんの名曲『なごり雪』と川久保さんの楽曲『さあ』ですね。
MCでは、面白いお話しも聞けました。
現在、川久保さんは、NHKラジオ第1で「DJ日本史」という番組を隔週月曜日(21時5分~21時55分)に担当しています。
よって、NHKに行くことがあるのですが、そこでイルカさんとバッタリ会ったようですね。
イルカさんは、NHKでの仕事を終えて帰るところで、お迎えが来るのを待っている様子。川久保さんもお見送りしようと待っていると、もの凄い高級外車(ベンツ)がイルカさんを迎えに来て、その高級外車に颯爽と乗り込んで帰られたそうです。
そこで、『なごり雪』です。
この楽曲は、こんなフレーズから始まります。
汽車を待つ君の横で僕は
時計を気にしている
当時の東京の駅(上野駅ですかね)が舞台となり、貧しく夢破れて都会を離れる彼女を見送る早春を代表する素晴らしいフレーズです。
しかし、川久保さんの目の前は、こんなフレーズだったのでしょうね。
迎えを待つイルカさんの横で僕は
高級外車を気にしている
素晴らしいフレーズは、あくまでも楽曲の中の仮想世界なんだと。。。
川久保さんは、住宅ローンを低金利でお得な農協に切り替えたとか。。。
素晴らしい楽曲を収めたCDは『売るほどある』そうです。
みなさん!
川久保さんのCDを買って、『勝ち組なごり雪』を実現させてあげましょう!
バーチャルでなくリアルな現実として。。。
自分は、すでに川久保さんのCDは全てコンプリートしていますよ(笑)!
近い将来、ロールスロイスが川久保さんをお迎えに来る日がきっときますよ。
まぁ、冗談はさておき、改めて野外で聴いたこのライブ感想ですが、
『日本語の素晴らしいさ』をとても丁寧に表現して歌っていると感心しますね。
この百草園で牧水の慕情が溢れる庭園に短歌のような縦書きの美しい行間を感じさせるような歌い方ができるのが「川久保秀一」というアーティストだと改めて思いました。
一回目のフリーライブが終わり、このライブを一緒に聴いていたお客さん達が物販の『売るほどある』CDをたくさん買っていく姿を見て、自分も嬉しかった。
川久保さんが歌う『なごり雪』が聴衆の心に響いた瞬間と川久保さんの農協の住宅ローンが、今後は楽になると感じた瞬間でもありました。
一回目のフリーライブが終わり、雨がポツポツと音を立てて降ってきました。
イヤな予感が。。。
ライブ会場が撤収されているので、これはもう2回目は中止だと思いましたね。
受付で百草園の方に『2回目のライブは雨が降れば中止ですか?』と聞いたら、『たぶん、中止ですね』とのことでしたので、百草園を後にしました。
昼だったので、百草園駅の近くにあるラーメン屋さんでラーメン、ギョーザ、チャーハンを食べながらツィッターを見ていると、川久保さんのツイートに2回目のライブを室内でやるかもしれないという情報を確認。
取り急ぎ、百草園にもどることに。。。
しかし、罰ゲームのような苦難の坂道が鬼のように続いていましたよ(苦)!
途中、食べたラーメンやギョーザ、チャーハンを全てリバースしそうになりながら、必死に百草園に戻りましたね。
ようやく、入口辺りに到着すると、2回目のフリーライブが百草園の日本家屋で行われることが決定。
急いで、受付で入園料金をもう一度払って、入園しました。
会場の日本家屋のお座敷に上がると川久保さんがいましたよ。
自分のツイートも見てくれていたみたいで、再入園したことに気にされていたようでしたので、百草園の園長さんにも事情を説明してくれました。
かえって、申し訳ないことをしたみたいで恐縮ですよ。
百草園の園長さんからも、色々と気をつかって頂きましてありがとうございました。
この場を借りて御礼をいたします。
京王百草園は、日本一の日本庭園ですよ!
みなさん、是非、足を運んでくださいね!
さて、2回目のフリーライブですが、雨が原因なのか、お客さんは一回目のライブでほとんど帰ってしまったようでした。
お座敷には、自分を入れて少数でしたが、なんと、そのほとんどが川久保さんのお知り合いばかりで中学時代の同級生や川久保さんのご自宅のお隣に引っ越してきたばかりの隣の家の方と凄くユニークな観客ばかりでした。
しかし、『川久保秀一』というアーティストが地元からとても愛されていると感じましたよ。
そして、ライブも顔なじみが多いということでリラックスしたようでした。
楽しい会話が弾む良いライブでしたよ。
中学時代の友達やご近所の方がこうやってライブに来てくれるのは、とても嬉しいことではないでしょうか。
2回目のライブで印象に残った楽曲は、安全地帯のカバー曲『あの頃へ』が良かったです。
この回のライブでは全部で6曲を熱唱してくれましたが、この楽曲も『日本語の素晴らしいさ』をとても丁寧に表現して歌ってくれました。
さて、今回のライブは、雨で少し慌てましたが、5日後(2/10)の『AOYAMA音楽倶楽部vol.9 ~昭和歌謡の逆襲~』は、雪が降るとか。。。
川久保さんも心配しているようですが、大丈夫ですよ!
自分の応援するアーティストの為に『BIG FUN(大ファン)』と呼ばれる人達は
土砂降りの雨がふっても
吹き飛ばされそうな風が吹いても
凍えそうな雪が降っても
必ず会いにくるんです。
そんなファンの人達が多くいることを自分は良く知っています。
当然、2月10日(金)は、仕事を休みにしましたよ!
がんばれ!
川久保秀一!
近い将来、『勝ち組なごり雪』を歌ってくださいね。
次回のライブを楽しみにしていますよ。
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