ほころび始めた梅のつぼみに
春のきざしが感じられる時節となりました

みなさん、お元気でしょうか?

先日、ニュースで芥川賞作家の西村賢太さんの訃報を知りました

中学卒業後、アルバイトで生計を立てながら小説を執筆してきたピカレスクロマンが漂う作家さんで、まだ54歳という若さでの急逝を知り、お悔やみを申し上げたいと思います

このピカレスクロマンですが世の中に反逆的なアンチ・ヒーローが主人公の物語。時に激しく、時に華麗に悪と言われる行為で成り上がる姿を描く作風に魅力を感じることがあります

さて、音楽の世界でも
このピカレスクロマンを感じる出会いがある

今回は、そんな魅力を感じる
小浜田知子さん(以下略称:こはみん)のライブへ!

会場は下北沢RHAPSODY

今回は「のむらけん」さん企画
「ノムライブ vol.2~鬼才の襲来」にゲスト出演でした

この「のむらけん」さん!
はじめましてのアーティストさんですがとてもユニークで魅力ある方でしたね

(とても魅力ある方でした)

何と言っても、明るく元気な
ハイトーンボイスが凄く良い!

『スローダンスをもう一度』
『ムーンライトタンゴ』
『セタップ ! !八王子』

上記の楽曲が個人的にハマリました(笑)

(最高のハイトーンボイス!)

そして、今回のライブレポの主役!
こはみん!

(こはみん!)

ところで、このライブのタイトルにもある「鬼才」
類似的な「天才」、「奇才」等と、どう違うのか?調べてみました(笑)

天才とは
生まれながらにして持っている優れた能力の持ち主

奇才とは
珍しい、優れた能力、またはその持ち主

そして、鬼才とは
人間とは思えないほどの優れた能力、またはその持ち主

この「人間とは思えないほどの」という文言にハマリ、爆笑してしまった

なるほど、このライブのタイトルは間違っていない(笑)

(人間とは思えないほどの、優れた能力)

その「人間とは思えないほどの」のセトリは以下となります!

01.鬼才の襲来~プロローグ
02.あなたの血だらけの唇が見たい
03.越乃寒梅の憂鬱
04.裸足で散歩
05.天然な人が嫌いなんです
06.クズつかみ
07.鬼才の襲来~エピローグ
08.サライ

アンコール
※「のむらけん」さんの楽曲でコラボ
01.one year
02.なんかいいぜ(コントあり)

(途中コントありのアンコール!)

個人的に以下の楽曲が良かったです

『越乃寒梅の憂鬱』
『天然な人が嫌いなんです』
『なんかいいぜ』

特に「のむらけん」さんと
コントありの『なんかいいぜ』は笑えた!

のむら「(こはみんとは)コントしたくない」

と言いながらも
それを楽しんでいる様子(笑)

節分も終わったのですが、
この会場には「鬼才」を放つ鬼達がいたようです(笑)

(「鬼才」を放つ鬼達)

最後に。。。

ライブのセトリが
ひとつの物語、演目になっている

現実社会の日常を舞台に
一人称で自己の遍歴をユーモアを交えて歌い

その歌には
いろんな挿話が重なりあい
時間、空間がパノラマ式に変転していく

楽しさと切なさが交錯する

とても、ソフトな、それでいて
ピカレスク・ロマン・ミュージック♪

音楽の自由で奔放な空間を満喫できました

素敵な歌がココにあるよ!
そう!『なんかいいぜ』

お疲れ様でした!これからもがんばれ!
ありがとう!

(バレンタインデーの義理チョコ!『なんかいいぜ』(笑))