まだ、寒さが続きますね。
みなさんは、どうお過ごしでしょうか?
ところで、みなさんの日常的な喜びは何が優先されますか?
自分を中心にした個人的なものを優先するか?
多くの人と共有できるようなものを優先するか?
本日は、そんな喜びや幸せについて深く考えさせられるようなライブに行ってきましたよ!
そうです!
北越谷で行われた『越谷鴨ネギと音楽を愛する人の集い』です。
もちろん、主役は『愛と笑顔の音楽の伝道師さっちゃん♪』
数日前から彼女のSNSを見ると、ご自身で越谷ネギや鴨の仕入れ、調理の準備等をしてくれている様子でした。
「こんなことまで、するんだ!」と半信半疑でライブ会場に嫁さんと到着。
実は、嫁さんが自分が応援する「さっちゃん」に興味を持ち「一度ライブに行ってみたい!」と言っていたので、この日は同伴となりました(笑)。
ライブ会場となるcafe「おーるどタイム」では、テーブルに所狭しと食材が積まれて鴨ネギ鍋の準備が整っていました(笑)。
よく見ると、さっちゃんや元女子プロレスラーのキャロル美鳥(みどり)さんやシャーク土屋さんが準備のお手伝いを。。。
さっちゃんや美鳥さんは、エプロンや割烹着を着て、どこにでもいるような奥様と言った感じでしたが、シャークさんは既に顔面に毒々しいペイントを施して「猛毒隊Tシャツ」を着て、悪役レスラーになりきっていましたね(笑)。
なんとなくアットホームな感じが漂っていましたよ(笑)。
ライブ会場でこんな雰囲気を感じたのは、正直はじめてですね。
自分は意外と格闘技も好きだったので、プロレス(女子プロレス含)もよく見ていました。
今、目の前には、LLPW(女子プロレス団体)認定の第9、10代 シングル王座を奪取し、全女(全日本女子プロレス)との死闘を繰り広げた「キャロル美鳥」がいるのですが、その彼女が割烹着を着て、調理の手伝いをしている姿に新鮮な驚きを感じましたよ。
現役時代に「ビクトリースパイダー」という危険な技で自分よりも大きな対戦相手を倒してきた女子プロレスの王者です。
今回はさっちゃんの歌のコーラスも担当してくれましたが、実際に目の前にいる彼女は、想像以上に小柄で物静かな女性でしたね。
女子プロレスを引退されて、第二の人生を誠実に生きているように感じられてとても好感が持てましたよ。
さて、今回のライブですが、国安修二さんの声掛けで約2年ぶりに実現となりました。
国安さん、ありがとう。
全体を通しての感想ですが、さっちゃんを応援するファンや協力してくれるアーティストさん達に囲まれた楽しいライブでしたよ。
ただ、さっちゃん自身が入退院を繰り返しているので体調面を心配していました。
実際に『Amazing Grace』を歌い終わった後、心臓の発作で少しエスケープする場面もありましたが、彼女は一所懸命にファンを喜ばせようと、MCや歌を頑張ってくれましたよ。
ライブの途中で自分たちの客席の傍に座って、他のアーティストさんのステージを見ながら、何十種類もある薬から体調に合わせて薬を選んで飲んでいる様子を目の当たりにすると何とも言えない複雑な心境になりましたね。
何とか、本人が希望する医療を受けさせてあげたい、全快してもらいたい。。。
今回のライブで印象に残ったのは『蘇州夜曲(そしゅうやきょく)』と、次回のアルバムに入る予定?『世界愛の日(仮題)』ですね。
『蘇州夜曲』は、李香蘭主演の映画「支那の夜」(1940年 公開)の劇中歌ですが、夜船に揺られて気持ちよく眠れそうな感じです。
不眠症になりそうなとき、寝る前に聴くと快眠できそう(笑)。
しかし、こんな古い曲をよく知っているなぁ(笑)。
ご本人のプロフィールでは、年齢や名前は不詳としているのでひょっとして(笑)。
いや、そんなことないか(笑)。
『世界愛の日(仮題)』は、ご両親から受けてた愛情に感謝し、それを受け継いでいくような内容でしたね。
まさに「愛と笑顔の音楽の伝道師さっちゃん♪」の為に生まれた楽曲で老若男女を問わず多くの人達に愛される作品になると感じます。
その他には、ラジオ「さっちゃんのハロー!ホームタウン」でアシスタントしている「島ちゃん」、楽しい歌で盛り上げてくれた「東小岩一丁目」、近藤金吾さん、国安修二さん。
多くのアーティストさんが楽しく素敵なステージをプレゼントしてくれました。
さっちゃんに協力してくれてありがとう!
さてさて、このライブでもう一つ、印象に残る楽しいイベントに遭遇(笑)。
それは、元ヒールレスラーの「シャーク土屋のトークショー」(笑)。
どんな話になるのか期待していると、これがとても感動的な内容でしたね。
シャーク土屋さんは、大仁田厚が五万円で立ち上げたプロレス団体FMWに団体マークを製作して売り込みに行ったところ、体格の良さを見込まれスカウトされた女子プロレスラーでした。
しかし、現役生活を続きる中、高熱が続くなど体調不良で病院へ。。。
検査をうけた結果、1型糖尿病と診断されてしまい、その影響から下肢血流障害のために右足膝下からの離断、さらに追い打ちをかけるように乳癌も発覚して右乳房全摘出術を受けています。
100キロ以上あった体重も約半分になり、食事もできず、水分だけしか受け付けられない状態で2~3ヵ月入院していたそうです。
今、目の前にいる「シャーク土屋」は、寒さも気にせず半袖のTシャツを着ただけのまま笑顔で「自分の今の身体の状態を隠すつもりもない」と語りました。
「片足がなく、右の乳房のない、これが今の自分。でも、今は、義足でも好きなことができ、好きなものを食べれて、生かされていることに感謝している」と。。。
女子プロの仲間内から「障害者手帳を一番持たせてはイケナイ障害者」とも言われるほど元気に回復されています(笑)。
彼女は現在のプロレス界や、この社会についても一言あるようでしたね。
現在は、昔と違って社会の規則や制約が厳しくなって、プロレス界も面白みが無くなったと話していました。
例えば、ヒール役のレスラーがタバコを吸いながら、リングに入場することも現在では不可(消防法で)とされるそうです。
それで、今ではタバコでなくチュッパチャプス(キャンディー)だそうですよ(笑)。
これでは、ヒールレスラーは生まれないと。
少しでも、危険な物と判断されれば、隠してしまう社会になっていると。
だから、ちょっとした文房具や工作で使うナイフも消えてしまったと。
今、鉛筆を自分で削る時代ではないけれど、同時に痛さや危険な認識さえも隠してしまうのはどうかと、そして彼女がショックだったのは、知り合いの子供から「犬って、血があるの?何色?」と言われたことでした。
命のはかなさや痛みも、ゲームのようにリセットできると思う時代なのかと。。。
そんなシャーク土屋さんの印象ですが、よく笑って、犬の話をしていると少女マンガの主人公のように目をキラキラさせながら話す。シャイで可愛いものが大好き。命の大切さをよく知っている。女優としてあえてヒール役の「シャーク土屋」を演じているように感じましたね。
そんな乙女のような雰囲気が毒々しいペイントの下に「土屋 恵理子」という一人の女性を日常のスクリーンに映していました。
自分の嫁さんも、しきりとシャークさんの話に感銘を受けていましたよ。
おかげで半強制的にシャーク土屋の色紙と『猛毒隊』のTシャツを購入させられました(笑)。
色紙とTシャツには、シャークさん、キャロルさん、さっちゃんがサインをしてくれたのですが、さっちゃんは『猛毒隊』ではないでしょう(笑)。しかし、シャークさん曰く「さっちゃんは『猛毒隊』のマネージャ」だそうです(笑)。
そんな感じで、アットホームなライブはあっという間に終わりをつげましたね。
まだ、寒さが残る早春に越谷産のネギを使った美味しい『鴨ネギ鍋』と音楽を愛する人が集うライブ。。。
ささやかな優しさで繋がった空間が存在していました。
さて、もう一度、自分自身にも確認したい
日常的な喜びをどのように感じるか?
人それぞれ、喜びのベクトルは違うけれど
今、この新しい喜びには、追い風が吹いている
そして、多くの人達の人生さえも美しく変えていく気がしています
そんな気持ちがここに集まって「さっちゃん」を応援しているのかな。。。
頑張れ!さっちゃん!
その身体は傷つきやすいけれど、けっして壊れない強いハートが生きている。。。
Love and Smile.
It’s a Brave Heart...
God bless you always.
Sacchan...
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