2017年7月8日(土)
朝、目を覚ますと快晴。
昨日のライブの余韻も手伝い、とても良い感じで起床できました。
さて、本日は杉サマとして尊敬できる二人のアーティストのうちの一人、杉山清貴さんの日比谷野音のライブがあります。
今回のチケットは、5月11日の一般発売で購入したんですが、その時チケットポートで販売している人に後ろでもいいので通路側の席をお願いしたら『Cブロックの7列目』でした。後日、ファンクラブの嫁さんに届いたチケットはなんと!同じ『Cブロックの7列目』だったので、一般発売、しかも5月に購入した座席と変わらないのは、納得いかないでしょうね。しかも、自分が5月11日に購入した際は、通路側でなければ、もっと前の席も空いていましたよ。
ファンクラブのチケット先行販売とは、何なのか疑問を投げかけるチケット購入でしたが、しかし、そんな嫁さんの不満も吹き飛ぶような素晴らしいライブでした。
今回のライブは、7月8日の日比谷野音と7月15日大阪野音の2箇所でスケジュールが組まれています。
なので、最初に宣言しますが、今回のレポでは、杉山さんがどんな楽曲を歌ったのかは、一切書きません!
何故なら、大阪で行われるライブを楽しみしている多くのファンの楽しみが半減してしまうように思えたので。。。
自分のプレゼントの中身を他人から知らされるのは、きっとつまらないと思いますよ。
なので、今回は楽曲について、一切書かない『前代未聞』のライブレポに挑戦してみようと思います(笑)!
あまり、人がやらないことに挑戦してみるのも、たまにはいいかな。。。
なので、ライブの楽曲を知りたい人は、このライブレポはスルーしてくださいね。
このライブレポでは、『日比谷野音』のライブの雰囲気、アーティスト「杉山清貴」の魅力を彼を知らない世代の人たちにも紹介できればいいかなと思います。
さて、本日は事前のグッズ販売に並ぶため、午後3時に野音に到着。
この先行のグッズ販売は午後3時半から午後4時半まで先行で行われました。
今回は、ライブ会場限定ジャケットの新譜アルバム『Driving Music』とその他のグッズを買いたかったので30分前に会場に到着したのですが、もうすでに長蛇の列ができてましたね。
それに今日の東京は、気温が35℃もあり、今年一番の暑さで早くも気持ちが萎えかけましたが、涼し気な蝉の鳴き声に救われた気がします。
今年になって、蝉しぐれを初めて聞きましたよ。本当に夏になったんだと実感しましたね。
結局、並び始めてから1時間ちょっとで待望のCDとグッズを購入することができました(笑)。
まだ東京は、梅雨明けを宣言していませんが本当に快晴でいい天気でしたね。
これは、ライブの主役である杉山さんが一番喜んでいたのではないでしょうか?
今では、定番になったこの日比谷野音のライブですが、自分は今の嫁さんと結婚する前から見に来ていました。
もう、20年以上も時が流れていますね。その中でいろんな思い出やエピソードがありましたよ。
雨の中、ライブを決行したのですが、始まってからすぐにステージの後ろに雷が落ちてライブが中止になったり、沖縄からゲストアーティストを呼んで熱い夏の雰囲気を感じるはずが、雨の降りが強くなり、会場全体が雨に濡れた『てるてる坊主集団』のように濡れたビニールの雨ガッパで埋め尽くされたり、ハワイから『レインボーシェーブアイス』と呼ばれる冷たいかき氷を紹介して会場で売り出したのですが、その時も天気が悪く、気温も低いのでそれがあまり売れなかったりと、総じて『杉山清貴=雨男』という図式が少しずつ出来上がってきていましたね。。。
なので、今回のオープニング直後の第一声が『晴れたね!』には、万感の思いがあったと思いますよ。
こう考えると『晴れ男』と呼ばれるアーティストもいれば、『雨男』と呼ばれるアーティストもいて、自分が思うに、何故かライブハウスの室内でライブ活動をするアーティスが『晴れ男』であったり、その逆である杉山さんのようなアーティストが『雨男』であったりする場合が多い気がします。
でも、今回のように晴れの日だったことも沢山あったし、雨が降る降らないに関係なしにどれも素晴らしいライブでしたよ。
さて、「日比谷野外音楽堂(ひびややがいおんがくどう)」と呼ばれるこの施設の魅力は、何と言っても時間と共に移り変わる会場の景色ですね。
今回のライブは、「この夏、最高の夕日を集める景色」の中で行われました。
やがて、夜の帳がいつの間にか会場全体を包むとライトの照明が原色の赤、青、紫、黄、緑と「幻想的な瞬きを繰り返す」
そななところがこの会場の魅力でもあります。
そして、野外のオープンエアの開放された空間の中で演じるアーティストの力量が本当に的確に試される空間でもありますね。
杉山さんのように野音のみならず、日比谷公園全体をもカバーできてしまう歌声をもつアーティストは、本当にごく限られていると思いますよ。
本日も、グッズ販売で野音の外で並んでいたらリハで歌う杉山さんの「奇跡の歌声」がビシバシと聴こえてきてライブの期待を大きく膨らませてくれました。
ある意味、野音の臨場感は、外で並んでいる時からもう始まっていますね。
今回のライブの特徴は、「KT Sunshine Band」と呼ばれるいつものミュージシャン達ではなく、若い才能と将来性を感じるミュージシャン達で固められていました。
演奏するミュージシャンが違うと曲の雰囲気も少し違って聴こえましたよ。
彼らの若さに引っ張られるように杉山さん自体もいつもより、若々しくアクティブなステージングをされていて、とても楽しそうでしたね。
自分たちも、座って歌を聴く時間より、スタンディングで拍手している時間の方が長かったと思います。
今回のライブで自分が感じた音の違いは、まず、ドラムが力強く感じましたね。その他のギター、ベース、サックスもステージ上でアクティブな動きと演奏を見せてくれました。
若さとは、いろんな可能性を秘めているとつくづく感じますよ。
そんな若いサポートメンバーに支えられた今回の「杉山清貴の世界」は、まさに「真夏の太陽、青い海、潮風、永遠」を感じるライブだったと思います。
誰よりも「青い海を心に宿すアーティスト」
若いミュージシャン達を牽引していくパワーと魅力には、まだまだ、多くのアドバンテージを感じました。
彼らの演奏に載せた杉山さんの歌声が潮風のように観客席にいる自分の頬を心地よく通り過ぎ、小さな欠片となっていた真夏の想い出を頭の中でパズルのように組み立てて、また新しい風景を作りあげていく。そんな感覚を感じます。
また、自転車で海岸通りを走りながら、しばらくして振り返ると誰も見たことがないような青い海と青い空、真夏の太陽にまとわりつく潮風に永遠がきらめいているというようなイメージも感じることができました。
これが今回のライブで感じた自分の感想です。
これは、あくまでも個人的な感想ですので他の方にはわからないかも。。。
今、上記の文章を見て自分は、何を言っているのかわからなくなりましたよ(爆)!
でも、夏の構成要素が杉山清貴のフィルターを通して人を夢中にさせる魅力があるとだけ、言っておきます。
夕凪のように都会の風が静まり、音楽と蝉しぐれのシャワーが夜の帳を誘って、何時しか日比谷公園に闇が訪れるころ、蝉しぐれの残響とともにアーティスト「杉山清貴」楽曲を繰り返し思い出していました。今後、人生のどこかでもう一度、今日のライブを思い出すことができれば、自分は幸せな人生を生きていると実感できますね。
今、日比谷公園から近いホテルで、午前3時の東京の街並と今日のライブを思い出しながら、このブログを書いています。
夜が明ければ、また明日から社会の一コマになっていく自分に勇気をくれるアーティストの一人が「元祖夏男!杉山清貴」であると感じながら。。。
Special Thanks.
KIYOTAKA SUGIYAMA
Miracle singing voice!
It is an endless summer story. . .
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