今日、久しぶり渋谷に行きました。。。
気温は30℃を超えて夏そのものといった感じでした。しかも、電車をおりて道玄坂に向かうと「渋谷・鹿児島おはら祭」というお祭りの真っ只中で「おはら本祭り踊りパレード」で賑わってました(^_^)!
さて、この渋谷の街は、自分にとっては、青春の想い出がたくさん詰まったところなんですね。
住んでいたところがわりと近くでしたので、小学生のころからよく遊びにきていましたよ。
なので、成人してからも、この辺りに来ると顔見知りの友達によく出会うことが多かったですね。
また、当時(20代前半)の頃に付き合っていた彼女とよくデートしていた街でもあります。
時代の流れとともに今ではこの街に来ても顔見知りに出会うことも皆無になりました。
そうやって、誰もが歳を感じるようになってくるのですかね。
しかし、自分はいまだに「大人になった」という実感もなく、自分だけが大人になりきれずに取り残されているように感じますよ(笑)!
でも、今日は自分が少しだけ「大人になった」という出来事がありました。。。
渋谷に早めに到着して、懐かしい街を少し散策していると渋谷のスクランブル交差点で「懐かしい顔」を発見!
何十年の時を経ても忘れられない「懐かしい顔」が、前から歩いて来ました。。。
そうです。若かりし頃に付き合っていた当時の彼女じゃありませんか!
久しぶりに訪れた想い出の街で、奇跡の再会でした。
ただし、向こう側の彼女は、たぶん高校生と思われる娘さんと優しそうな旦那さんに挟まれるように幸せそうに笑っていました。。。
当然、彼女は自分の存在には気づいていません。
さりげなく、視線を外して彼女とすれ違いました。
別に動揺することもなく、本当にさりげなく相手に気づかれないように対応することができましたね。
その瞬間、自分が少しだけ「何となく大人になった」という気がしましたよ。
若い頃なら、動揺してその場から逃走していたかもしれません(笑)。
でも、長い歳月が自分に、誰よりも輝いている「幸せ」に向き合う(視線は外しましたが。。。)強さをあたえてくれたようですね。
視線をそらした先に「完璧な青空」が渋谷の街を包み込むように明るく輝いていましたよ(笑)。
それから、過去の想い出をふり返ることもなくライブ会場へ。 会場の30分くらい前に到着すると、すでに多くのファンがいらっしゃいましたね。
整理番号はFCとしては、最後の方でしたが、客席は前から5列目の通路側と結構いい席で見ることができましたよ。
意外と女性ファンが多いことにも驚きでしたね。
自分の前に女性二人とその前の席にも女性が一人、自分の列の並びにも女性ファンが数人いましたよ。
同性の支持層も多いことは、アーティストとしても心強いですよね。
会場の雰囲気を楽しんでいるとオープニングアクトの「やまうちみゆ」ちゃんという若い女の子がアコギを持って登場。
元気いっぱいにオープニングアクトの大役を見事にこなしてました。
ただ、昌己さんのことを「井上昌己先生!」とかしこまって呼んでいたので、「?」と思ったら、デビュー29周年を迎える昌己さんがデューした年には、まだ生まれていなかったのですね(^^;)。。。
彼女にとって「井上昌己」とは、雲の上の存在として君臨しているのでしょう。
そして、いよいよこのライブの主役が登場!
思わず、「カッチョイイ!」と言葉に出てしまいましたよ(^o^)!
何でしょうか、「絵になるビジュアルの良さ」といった感じです。
「海を越える」ような明るいウルトラマリン色の青いライダーズ風ロングジャケットに純白の編み上げロングブーツ、スパニッシュ・オレンジ(※)のショートパンツと同色のシースルーのノースリーブの衣装で登場。
(※)2017/5/24追記
当初、スパニッシュ・オレンジだと思っていたショートパンツと同色のシースルーのノースリーブは、実はピュアなイエローだとオフィシャルからのメルマガで確認!
なるほど、カナリヤのような美しいさえずりを表現しようとしていたのですね(^▽^)!
若い!去年よりも若くなっている!もの凄いアンチエイジングでしたね。
そして、あの美脚は健在でしたよ。たぶん、酉年生まれでここまで凄い美脚は同年代の「森高千里」といい勝負ですね。
その美脚でステージの中央から右へ左へと闊歩し、ステージから降りて、2階席まで闊歩していく様子は、アイドル顔負けのファンサービスとパワフルなステージングでした。
正直、これほどアクティブなステージになるとは思いませんでしたよ。
また、アーティスト「井上昌己」をバックで盛り上げるバンドのメンバーも秀逸でしたね。
ギター、ベース、ピアノ、ドラム、トランペット、サックス、トロンボーン、コーラスとゴージャスでバブリー感が満載のパーティーライブでした!
特にギターの「江口正祥」さんのエレキギターの凄テクは必見の価値ありますよ!
ピックスクラッチ、スライド&スクラッチ、チョーキングなど絶品でしたね。「エディ・ヴァン・ヘイレン」かと思いましたよ(^▽^)。
歌っている楽曲は「Girl POP」でも、音楽がハードロック感満載でとてもイケてましたね。
今回のライブでは、「アウフタクトの恋」、「YELL!-16番目の夏-」、「魚座たちの渚」、「恋が素敵な理由」、「恋はLiberty」、「メリー・ローランの島」などの楽曲が印象に残りましたが、個人的に一番だと思ったのは「ただ若すぎた季節のメロディー」でしたね。
この楽曲の「どんな風(ふう)に明日が輝くか~♪ ~考えて生きていた♪ただ若すぎたあの季節~♪」何故かこのフレーズが心の琴線に触れて仕方がない。。。
きっと、昔の彼女と出会ってしまったからでしょうか。。。
さてさて、今年で昌己さんは、デビューしてから29年目を迎えました。
毎年CDを出し、ライブ活動を通じて歌い続けた正真正銘の「Girl Pop Queen」だと感じましたね。
たぶん、その道のりは決して楽ではなかったハズです。
デビューから全力で駆け抜けた28年間。いつ死んでもかまわないという趣旨の発言をしつつも、自分のことを忘れないで欲しいと涙ながらに語る姿にある意味「選ばれし者」を感じてしまいましたね。
例えば、フランスの詩人であるポール・ヴェルレーヌは、彼の詩集『叡智』で「神に選ばれし者の恍惚と不安、その二つが我にあり」という一遍を残しました。そして、彼の感性に共感した太宰治の作品「葉」にあるエピグラフ(巻頭に置かれる詩)にも同様の表現が描かれています。
もしかしたら、アーティスト「井上昌己」もある意味、この共通する感性を持っているのかもしれませんね。
どちらにしても、人に喜びや感動を与えられる歌や才能をこれからも発揮して行くと信じています。
そして、今日のライブは、個人的な感想ですが、何故か過去の想い出と触れ合うような温かさを感じました。
ほろ苦い失恋や過去の取り返しのつかない失敗に勇気と優しさとパワーを与えてくれるような輝きを感じましたね。
このライブに来て本当に良かった!
さすが『自由恋愛』を表現させたら天下に並ぶものがないアーティスト「井上昌己」の魅力がスパークしたミラクルライブでしたよ!
そして、時代を感じさせない井上昌己の奇跡の歌声に改めて感動しましたね。
これからも多くのファンにいつまでも夢を届けてください!
つねに時代を先取りする癒しのアーティスト「井上昌己」ありがとう!
そして、久しぶりに再会した彼女に当時、一度も言えなかった言葉を贈りたいと思います。
あの頃、自分と肩を並べて歩いていた渋谷の街で、今日ご家族と幸せそうに肩を並べて歩いていた彼女に。。。
「どんな風(ふう)に明日が輝くか」自分にもわかった気がしたよ。。。
感謝の言葉を贈ります。
『ありがとう』。。。
最近のコメント