One good thing about music, when it hits you, you feel no pain.
音楽に打ちのめされて傷付くものはいない。それが音楽のいいところさ。
これは、ジャマイカのレゲエミュージシャン、Bob Marley(ボブ・マーリー)の言葉です。
彼にとって、音楽とは心に響く安らぎのようなものであり、その歌詞とメロディは共に気持ちをリラックスさせてくれる最高の癒しであると表現したかったのでしょう。
仕事の疲れや通勤の電車の中、ウォーキングやジョギング、時にはお酒を飲みながら、ちょっとした癒しを音楽に求める人も多いと思います。
ただ、これとは別にライブで聴く音楽には、癒しというより、人生に活力を与えてくれるようなダイナミックな効果を感じることがありますね。
例えば、ライブを見に行った後に、明日からの仕事が頑張れる気がするとか、そんな感じです。
さて、今回は明日からの仕事が憂鬱に感じない、とても楽しく賑やかなライブに行ってきましたよ!
そうです!『マリコとヒデーズの歌え!課外授業vol.3 ~愛の二重唱~』です。
この企画は、もはやライブハウス吉祥寺曼荼羅の定番の人気ライブになったような気がします。
回を重ねるほど、その魅力や話題が大きく広がるように感じますね。
今回のテーマは『愛の二重唱』ということで、どんなライブになるのか楽しみにしていましたよ!
このタイトルを考えるとデュエットソングがメインになると思いますが、女性ボーカルは井手麻理子さん一人であり、あとは全て男性(3人)なので、井手さんの負荷が高いように感じましたが、その予想を覆すような楽しいサプライズの連続でしたよ!
老若男女が楽しめるエンターテイメント性が溢れるライブとなりました。
そうですね、笑いあり、驚きあり、感動あり、楽しさが、てんこ盛り状態です。
オープニングは、なんとこのライブ『マリコとヒデーズの歌え!課外授業』での特別な楽曲としてオリジナル『校歌』の披露がありました(笑)!
よく、ここまで考えたな~!とういう感じで面白かったですね。
このライブは『国立ジョージタウン中学校』というシチュエーションだったんですね(笑)。
さてさて、今回のライブの副題は『愛の二重唱』ということで、懐メロのデュエットソングをバリバリにやってくれちゃいました!
まずは『ふたりの愛ランド』から始まり、アンコールの『男と女のはしご酒』まで全15曲(校歌をいれると16曲)を熱唱してくれましたよ!
参加されたアーティスト全員の持ち味が十分に生かされたライブだったと思いますよ。
一人ずつ感想を書きますね。
『SOWAN SONG(ソワンソング)』さん
今回、緊急参加となった『SOWAN SONG(ソワンソング)』こと前岨啓之(マエソワヒロユキ)さんは、このライブを凄く盛り上げてくれましたよ。
自分は、個人的に『村田和人の再来』と思っていますが、その明るさと彼の音楽に対する感性が最高に良い感じでしたね。
この音楽の旅に『新しい旅人』が参加してくれたような気がしました。
この『課外授業』は、新しい仲間やゲストが加わるたびに話題性や音楽の楽しみがボリュームアップしていくようです。
その先駆けが『SOWAN SONG(ソワンソング)』であると感じましたね。
もともと黒沢秀樹(L⇔R)さんとのユニット”クロソワン”を結成していたので、今後は、川久保さんと”ヒデソワン”や井手さんと”マリソワン”なんていうユニット増殖もあるのだろうか?
とにかく、話題やその活動に注目したくなるような『素晴らしいお祭り男』です。
黒沢秀樹さんとふたりでデュエットした『カナダからの手紙』も聴きごたえありましたが、個人的には、彼のオリジナル曲である『江ノ島心中』という楽曲が素晴らしく良かったですね。
彼の賑やかで明るい性格とは、真逆な感じの恋愛ソングで、凄く落ち着きのある良い楽曲でしたよ。
あまりにも良い感じでしたので、この楽曲が収録された『アナログ』というタイトルのCDを購入させてもらいました。
その時、少しお話しをさせてもらいましたが、明るい好青年そのものでしたよ。
また、このライブに参加してくれると嬉しいですね。
『井手麻理子』さん
今回も迫力ある歌声が最高に良かった!
井手さんの歌を生で聴くといつも感じるのですが、おそらく今のJ-POP界の女性ボーカルで『最強の声量』を持っているように思いますね。特に洋楽カバーについては、外国人の前で堂々と歌い上げて、彼らから拍手喝采と『ブラボー』と称賛されるほどの実力を持っています。
それを自分は、彼女のライブで実際に見て来ました。
おそらく、その歌唱力は、ぶっちぎりのトップクラスです。
井手さんの生歌は、音楽ファンなら一度は聴いて欲しいですね。ホントに凄いですよ。
おそらく、対バンなんかしたら他のアーティストが、かすんでしまような強烈な存在感がありますね。
パーソナル部分での自分自身の魅力や確固たる自信がない限り、『井手麻理子』に対バンを申し込むアーティストは、なかなかいないと感じてしまうほどです。
そんな実力者であるアーティスト『井手麻理子』が、とても楽しそうにイキイキと感じられるのも、このライブの魅力ですね。
今回は『銀座の恋の物語』、『ヘイ・ポーラ』、『もしかしてPART2』、『恋のバカンス』等を歌い上げてくれました。
洋楽のカバーもいいけれど、こういったムード歌謡も凄く良い感じにハマりますね。
もともと実力があるからでしょうけれど、聴きごたえがありますよ、本当に。
その中でも印象に残ったのは、『モスラの歌』と『ヒトシズク』という楽曲ですね。
今年は、映画『シン・ゴジラ』が話題になりましたが、その遥か昔の映画『モスラ』の劇中歌だった『モスラの歌』を歌ったときは、場内は、みんなぶっ飛びましたね。インパクトは絶大ですよ。
井手麻理子が歌う『モスラの歌』。最強です。
それと、今年デビュー20周年ということで、コンプリートベストアルバムの中から一曲『ヒトシズク』という楽曲を歌ってくれました。
ザ・シンガー『井手麻理子』を知るための教科書とも言える楽曲ですね。
歌詞や曲に込められた力強さや優しさをバランスよく歌い上げているので、ライブで歌う為に作られたような楽曲だと感じました。
今回は、本当の意味で『井手麻理子』のシンガーとしての持ち味を聴かせてもらった気がしました。大収穫でしたよ。
『黒沢秀樹』さん
常々、リバプールサウンドの継承者と思っていたのですが、このライブでは、底知れぬ実力を見せてくれます。
そうですね、例えば『天才』と呼ばれるアーティストはこういう人のことを指すのかと改めて感じましたよ。
表立って自分を全面に出すタイプではないのですが、『課外授業』シリーズの核となるアーティストです。
このライブでは『特別なスパイス』を黒沢さんが担ってますね。
たぶん、このライブのために、あえて自分でハードルを上げて音楽に対峙しているように思いますよ。
そこにプロフェッショナルな姿勢を感じますね。
今回も原曲キーは、過激さを増したような感じでした。
ライブの副題である『愛の二重唱』は、終わってみれば、『黒沢秀樹の愛の二重唱』だったような気がします。
『ふたりの愛ランド』、『カナダからの手紙』、『銀座の恋の物語』、『待つわ』、『愛が止まらない』等の女性キーのパートは絶品でしたね。
ただ、『SOWAN SONG(ソワンソング)』と『クロソワン』として歌った『大きな恋のメロディ』と川久保さんと歌った『あずさ2号』も良かったですよ。
驚異の原曲キーだけでなく、男性デュオとしても綺麗にメロディをとらえてコーラスをしているので、黒沢さんと一緒にデュエットする側の人は、男や女に関係なくとても気持ちよく楽曲をデュエットできるのでは、ないでしょうかね。
これからも『黒沢秀樹』の隠された才能を見て行きたいですね。
ライブ会場で自分の隣のテーブルにいたご年配(60代)の3~4名のグループでいらしたお客さん達は、黒沢さんが歌うたびにとても驚いていましたね。
「銀座の恋の物語」は、1961年に発売された石原裕次郎と牧村旬子のデュエット曲ですが、牧村旬子のパートを完璧に歌いこなす男性アーティストが存在することが信じられないようでした。
何か、わかりますよ、自分も最初は衝撃的でしたからね。
これからも圧倒的な才能をこの『課外授業』で発揮してください。
楽しみにしていますよ!
『南方美智子』さん
今回も、ピアノ伴奏ありがとうございます。
いつかは、ピアノ演奏だけでなく、歌やコーラスで参加してくれると嬉しいですね。
このライブが成立するのは、南方さんのピアノが大きく担っていると感じます。
楽しいライブを影で支えてくれるアーティストとして安心して楽しめます。
次回も楽しみしていますよ。ありがとう!
『川久保秀一』さん
今回も素晴らしい企画、ありがとうございます。
本当に魅力的でセンスが溢れる企画には、毎回、頭が下がります。
このシリーズは、着実に話題になりますよ。回を追うごとに人が集まっているように感じます。
もしかしたら、予約してもチケットが取れないような状況が近い将来あるかもしれないとも感じます。
昭和の歌をターゲットに挑戦する試みに、前向きな音楽に対する情熱を感じますね。
でも、今回一番の功労者は川久保さんかもしれないですね。
女性パートは、井手さん、黒沢さんで交互に可能ですが、男性パートは、結局のところ、川久保さん一人しかいないですからね(笑)!
今回は、黒沢さんとデュエットしたWINKのカバー曲『愛が止まらない』と、とんねるずのカバー曲『雨の西麻布』も良かったのですが、
やはり、一番は井手麻理子さんとデュエットした『RADIO ON TOWN』が良かったですね。
この楽曲は、現代のデュエットソングの王道だと思いますよ。
これからも、いろんな女性アーティストとデュエットしてもらいたい魅力ある楽曲です。
このライブの企画や取りまとめ役として、今回も敏腕を振るっているように感じて感服しました。
お疲れ様です。
自分は、このライブをある意味『音楽旅行』と考えています。
とにかく、どこへ連れて行ってくれるのかわからない『行き先のわからない旅』のようです。
それがこのライブの魅力であり、醍醐味であると感じていますが、音楽のサプライズや楽しさをいつまでも追及してください。
終わりのない音楽の旅を次回も期待しています。
やはり、アーティスト『川久保秀一』は、素晴らしい。
感謝しますよ、ありがとう!
最後に人生に輝きを与えてくれる音楽とそれを提供してくれるアーティスト達に感謝!
学校の成績で表現するなら、このライブは『オール5(最高評価)』です。
今後も、このスペシャルユニットから目が離せませんね。
音楽の『New Wave』は、この吉祥寺曼荼羅から、これからも続いていくでしょう。
そうそう、明日は月曜日ですが憂鬱に感じませんね。
Bob Marley(ボブ・マーリー)は、正しかった。
ライブとは、いや音楽とは、こういう素晴らしい効力を持っているんですね。
ありがとう!
素晴らしきアーティスト達!
素晴らしいライブハウス!
Special thanks!
仕事に活力が湧く
それは、学生時代から変わらない音楽との関わり方でした。
私も同感です。
こういった工夫を凝らしたLIVEや参加されるミュージシャンのお人柄、歌唱力は、広がって欲しい傍ら、チケットが取れなくなる心配は、ファンとしてありますよね。
年齢を重ねても尚、進歩するメロディの世界。これを成していけるミュージシャンは、数少ないと思います。
「おとなの音楽」が流れることが少ないので、探している人が多いと思います。
言葉足らずですが、毎日読ませていただき、LIVE感と妄想から飛び込んでいきたい。課外授業ですね。
設定が中学校なのですね。いいですね。
おはようございます。
この音楽の楽しさや感動は、吉祥寺だけでなく、
全国のライブハウスでも感じてもらいたいと思うようになりました。
ライブに行きたくても来れない方も結構いるようですので、このスペシャルユニットが、全国ツアーなんかを企画してくれると嬉しいですね。
または、このライブの波がもっと大きなイベントにつながって行けば、嬉しさ倍増ですけれど、これからも地道にライブレポを報告出来ればと思います。
ライブレポ、そして、早いコメントいただきありがとうございます。眠れなかったままの今朝ですよね。思いの込められた大切なレポのページを心に刻んでいきますね。
地方の者は、行けなくても行けるかもの思いを貯めてためて、時を越えて行きます。その分、行けた時から得たものは、底からじんわりと湧き出てきます。
これからも期待しております。