今日、ウォーキングに立ち寄った公園に色とりどりの短冊を飾り付けた笹が設置されていましたよ。

そうか、もう七夕なんですね。

小学校の低学年(1~2年生)の頃、学校の授業で七夕の願いごとを書いた短冊を作って、飾り付けをしたことを思い出しました。

将来の夢もいろいろで、スポーツ選手(ほとんどはプロ野球選手)や医者、パイロット、先生、警察官、自衛官、科学者、タレント、俳優、漫画家、芸術家、etc…

希望も「頭が良くなりたい、大きくなりたい、美人なりたい、美男子なりたい、スポーツが上達したい」など、子供の頃はたくさんの夢や希望を持っていましたよ...

大人になるにつれて、一つ一つ夢や希望が萎んでいくような人生を感じることがあります。

あの頃のクラスメートは、今はどのように生活しているのか、あの頃の夢を叶えたり、持ち続けている人は、いるのか?

公園に色とりどりの短冊

公園に色とりどりの短冊

それで、現在の七夕事情というのか、今どきの子供達は、どんな夢や希望を持っているのか?

少し興味があり、少しの間、みんなの願い事を観させてもらいました。

いきなり笑わせて頂いた願い事に、こんなのがありました。

「トイレでオ○ッコとウ○チが上手にできますように」

とても、字が幼い感じなので、字を覚えたばかりに幼稚園児かと...
上手におトイレできるようになるといいね!

何か、心がホッコリとして和みましたよ。

その中で目を疑うような、願い事が書かれた短冊を発見!

「○ミットのレジになれますように」

この『○ミット』とは、たぶん都内でよく見かけるスーパーマーケットのことだと思いました。
すぐ側にそのスーパーマーケットがありますからね...

小学生だと思いますが、志が低くすぎますよ!
何故に?
そんな夢はすぐに叶うはずです。

スーパーの店員さんには申し訳ないのですが、子供の夢としては、もっと大きな夢を見て欲しかったです。

いや、きっと、その子供が夢を抱くような素敵なスーパーの店員さんがいたと...

そんなふうに無理やりに理解することにしましたよ。

願い事が書かれた短冊

願い事が書かれた短冊

超現実的な願い事に、何か差し迫った事情でもあるのか?

少し寂しく、悲しくなりましたよ...

まぁ、その子が素晴らしいスーパーの店員さんになれたらいいのかな?

でも、その子の来年の願い事には、もっと夢のある大きな願いを短冊に書いてくれることを願います。

星の見えない都会の夜空に『天の川』を見つけるような、そんな淡い希望を感じました。

人は死ぬまで同じ事をするものではない。
理想にしたがって生きるのが素晴らしいのだ。

~ 渋沢栄一 (日本の武士(幕臣)、官僚、実業家、日本資本主義の父)