明けましておめでとうございます!
去年は、色々と激動の1年でした。その激動は今年も続くのか?
自分は、年末に寒いカフェにいたのが原因で熱を出してしまい、なんとかこの初詣まで回復しました。
まあ、昨年は、色々とあったので年末の数日は、大人しく休んでいろとの天命と理解しました。
と言う訳で、最寄りの神社に初詣のご挨拶と運試しとしておみくじを2年ぶりに実施。
一昨年に母親が他界したため、新年のお祝い事は等はNGでした、喪も明けた今年は、2年ぶりのおみくじとなります。
さて、おみくじについては、知らないことも結構あり、この機会に色々と調べてみましたよ。
まず、おみくじの創始者やルーツに関してですが、第18代天台座主(天台宗の最高の位)であり、比叡山延暦寺の中興の祖で朝廷から贈られた正式の諡号(おくりな)は慈恵大師(じえだいし)、一般には1月3日に亡くなったことから通称、元三大師(がんざんだいし)の名で知られる良源(りょうげん)が「おみくじ」の創始者とされています。そして「元三大師百籤」がルーツになっています。
ところで現代のおみくじって何番まで番号があるんですかね?
調べると、一般的なものは、1~100番までで、寺・神社によっては50番、60番、64番までしかないものもあり、大きな神社・寺では、オリジナルのおみくじを作っているところも多いとか。
ここで疑問、おみくじの順位ってどうなっているんでしょうか?大吉や大凶は判るのですが、中吉や半吉、小吉や末吉なんか、どっちがいいのか?
調べると神社本庁をはじめとする多くの神社が採用されているのが以下の順位らしいです。
5段階「大吉・吉・中吉・小吉・凶」
14段階「大吉・吉・中吉・小吉・半吉・末吉・末小吉・平・凶・小凶・半凶・末凶・大凶」
神社本庁の関係リンク先はこちら
Wikipediaの関係リンク先はこちら
自分が引いたおみくじの結果は、第二十二番「吉」と出ました。
すると2番目に良いおみくじかと、自分らしくていいかなと思いました。
ただし、吉凶よりも運勢の説明で何が語られているかが大切らしいですよ、また、おみくじに吉凶の語句が記されず、運勢の説明文・和歌又は、御製のみがおみくじに記されている寺社(明治神宮など)もあるそうですね。こちらについても意味深な言葉が綴られていましたよ。
漸漸濃雲散(ぜんぜんとしてのううんさんず)
看看月再明(みよみよつきのふたたびあきらかなるを)
逢春花草開(はるにおうてかそうひらいて)
雨過竹重青(あめのすぎてたけかさねてあおし)
空を厚く覆っていた雲が、次第に晴れわたってきた。
見よ。月が現れて、本来の姿で周囲を明るく照らしている。
冬に枯れていた花や草も、春になると美しい盛りを見せる。
普段から青い竹も、雨の後はさらに青く生き生きとしてくる。
全般的に時の流れにそって、物事が良い方向へ向かうと理解しました。
でも、おみくじの結果からその対処ついては、どうでしょう?良い結果、悪い結果でどうすればいいのでしょうか?
吉が出たなら、「願い事が叶う日は近いので、より一層の、努力をしましょう」
凶が出たなら、「決して慢心することなく、努力を続けて精進するように」
「不本意な結果であっても、一喜一憂することなく、真摯な姿勢で、受け止める気持ちを忘れないようにする」こんな感じでしょうかね。
おみくじの取扱いについては、霊的な力が宿るお札やお守りほど、大事に扱わなくても良いみたいですが、おみくじをお札と一緒にお財布に入れている人は「お金が欲しい」という気持ちが強すぎる傾向があり、かえって金運を下げてしまうことがあるとか。知りませんでした、注意したいですね。
ちなみに、スマホでラジオ聞きながら、楽しそうにおみくじを引いた嫁さんは「大吉」を当てていましたよ。何か釈然としない憤りを感じました。
そういえば、「初日の出」を見に恒例のご来光スポットへ行きましたが最初、寒気の厚い雲で中々、ご来光を拝めなかったけど、やがて素晴らしい「初日の出」を見ることができました。
なんか、おみくじの内容とシンクロしました。今年はいい年にしたいですね。
志を立てるのに、老いも若きもない。
そして志あるところ、老いも若きも道は必ず開けるのである。
松下幸之助(日本の実業家、発明家、パナソニック創業者)
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