毎朝、近くの神社にウォーキングがてら、参拝にいきます。
本日、ウォーキングから帰宅後、はいていたジーンズを脱いでいたところ、ロールアップしたジーンズの裾から、玉砂利が一つこぼれ落ちました。
いつもなら、気にせずに洗濯機に入れるのですが、何か気になりました。
神社の境内や皇居前に敷き詰められた「玉砂利」には、何か意味があるのか?
なぜに「玉砂利」なのか?
そこで、ちょっと調べてみました。
大体が以下の意味で、玉砂利が神社や仏閣等に敷き詰めらるようです。
玉砂利の玉とは「たましい(魂)」、「みたま(御霊)」の「タマ(霊)」と同じ意味合いを持ち、「玉の声」「玉のような赤ちゃん」というように「美しい」、「宝石」、「大切なもの」という意味をもつとのこと。
また「砂利」はあて字で 本来「じゃり」は細かい石の意味の「さざれ(細石)」からきていて、小さな石が固まったものを指す言葉らしいです。君が代に「さざれ石の巌となりて」という歌詞がありますよね。
不思議なことに、外国では「さざれ石」は、存在しないようですね。
しかし、日本には、玉砂利として存在しています。そして、この玉砂利は、みたま(御霊)の籠もった、美しい・宝石のような・大切な小さい石という意味をもちます。
玉砂利を敷くことで清浄さを保ち、そこに立ち入る人達も、その玉砂利を踏むことによっても身を清めるのです。
また玉砂利には、防犯効果もあるらしいですね。
基本的に神社や仏閣は、夜間は立ち入りを禁止してますが、中には賽銭泥棒など、良からぬ人も侵入することもありますが、玉砂利を敷いてあると、ジャリジャリと大きな音がするので、その音にビビッて、途中で諦めるとか...
玉砂利を踏むことによって、身も心も清められ、改心したのかも...
一般のご家庭でも、家の周囲に砂利を敷く方がいるらしいですね。
空き巣や泥棒は、「光」「目」「音」「時間」を非常に気にするらしく、砂利を踏む音で人に気付かれることを嫌がります。夜間は特に音が響くので、家の中にいても外の異変に気付きやすく、防犯対策に最適らしいですね。
彼らの心理をついた防犯効果なのでしょう。
あと、玉砂利は雨の日の泥がはねるのを防ぐ効果もあります。
神社に参拝するときは、初詣や神前式の結婚式、七五三など、きちんとした身なりで参拝することも多いですからね。
などなど、調べるといろんな意味や効果があることがわかりました。
あと余談ですが神社の境内は、現世と違って神聖な領域なので、参道は神様優先であり、参道の真ん中は「正中」と呼ばれています。よって、参道や鳥居をくぐる時は、真ん中は避けて、左右のどちらかに寄って歩くとか...
自分は、朝のウォーキングで気持ちよく真ん中を歩いていたのですが、ジーパンの裾に、この「玉砂利」を入れることによって、「もうちょっと、考えて歩きなさい!」と神様に諭されたような気がしましたよ...
「神は人の敬(うやまい)によりて威を増し 人は神の徳によりて運を添う」
神様に「ありがとうございます」と感謝をし、神様を尊敬する人が多いと、
私たちは神様の徳によってご加護を得られる
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