初めて行く旅先、街の交差点、職場、行楽地で「XXさんじゃないですか?」と、人まちがいされることが多い。「違いますよ」といっても、信じて疑わない方もいます。
そんなに自分に似た人が世の中にいる?
今年のGW(ゴールデンウィーク)で神代植物公園の無料入園日に行ったときも、止まっていた観光バスの運転手さんから「△△さんじゃないですか?」言われました。
その運転手さんも、かなりの確信を持って自分に声をかけてきたと思います。
「こんな場所で、お会いするなんて!」そんな雰囲気がありました。
残念ながら「違いますよ」と答えると、まだ信じられないような顔をしてましたよ!
まるで、「狐につままれる」ような感じでした。
自分は「また人間違いか...」という感じで慣れっこになっていますが...
しかし、不思議ですよね自分に似た人物がそんなにいるなんて...
その人物に一度、お会いしたい気分です。
それで、「ああ、よく似てる」となるのか、「そんなに似ていないよ」となるのか、確認できれば面白いかも。
現在の世界の人口は2014年で約72億人もいるらしいですが、そう考えると自分に似た人間がいてもおかしくないですよね。
インターネットなどで、その手の話題を調べると、やはり同じように人まちがいをされる方も多くいるらしいです。「世の中には3人自分と似た人がいる。いや、3人どころか7人はいるとか...」
自分とそっくりな人間に会ったり、すれ違ったり、似た人が異性だったり、誕生日も同じとか、興味をそそられる話がイッパイありました。
何となく笑える話なのですが、「ドッペルゲンガー」のように「自分の分身を見ると、しばらくして死ぬ」なんてのは、恐ろしいです。
絶対に会いたくないです!
歴史的には、アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンや芥川龍之介、帝政ロシアのエカテリーナ2世とかの著名人も自身の「ドッペルゲンガー」を見たという記録が残されているとか。
江戸時代の日本では、『影の病い』、『影のわずらい』と言われ、離魂病(夢遊病)とされたようです。
この「ドッペルゲンガー」の特徴は、以下のようです。
・ドッペルゲンガーの人物は周囲の人間と会話をしない。
・本人に関係のある場所に出現する。
ある日、自分の家に帰ったら、もう一人の自分が既に家にいて、居間でくつろいでいたら...
こうなると、もう不思議どころか、恐怖ですよ!
でも、その時に嫁さんも家に居て、自分より先に「ドッペルゲンガー」が叱られていたりして...
We are born, so to speak, twice over.
Born into existence, and born into life.
私たちは、いわば二回この世に生まれる。
一回目は存在するために、二回目は生きるために。
by Jean-Jacques Rousseau (ジャン=ジャック・ルソー/スイスの哲学者、政治・教育哲学者)
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