雨に濡れ、木々の緑も深みを増す今日この頃です。いかがお過ごしでしょうか。

コロナと共存する新たな生活様式の実践は、不自由さもありますが、楽しみや幸せに不自由さを感じる必要はない!

何故なら、人間が生きていく上で、ささやかな楽しみを誰も奪うことは出来ないから。。。

そんな気持ちで緊急事態宣言解除後に初のライブに行ってきましたよ!

もう、ライブレポの書き方さえも忘れてしまいそうでしたが(笑)

ライブ会場は、まだコロナ禍の影響を考慮して人数を限定したライブでしたが、とにかく嬉しい!まず、この一言につきます。

その解除後の初ライブとは
『ブラタケシ#55』世古武志×奈美 with Toko

そして、ライブ会場は、惜しまれながらも
ビルの改装に伴い6月で閉店する
大塚 All in Fun

ここの「焼きチーズリゾット」は絶品ですが、もう、食べれなくなるので寂しいです。

このライブ会場もいろんな想い出がありました。そして、この会場で最後の想い出を作ってくれたアーティスト達に感謝します。

さて、約3ヵ月ぶりのライブレポへ

前半は、「究極のバラードシンガー」奈美さん!

その究極のセットリストは以下です。

01.幻想月下
02.アマビエ様(仮題)
03.波の音が消える海
04.ほっとひと息
05.あなたは国宝(世古武志COVER)
06.普通の場所(世古武志COVER)
07.てのひら
08.優しい雨
09.なんとなくなんとなく(ザ・スパイダースCOVER)
10.黒猫~ノワール~

今回のライブは、嫁さん同伴でしたが、やたらと「奈美さん可愛い」を連発してました(笑)

嫁さんにその手の趣味があるとは。。。

確かに顔が小さいのでマスクをすると、ほとんど顔が見えなくなり、『黒猫~ノワール~』で付けた猫耳がとても似合ってましたよ(笑)

そして、久しぶりに聴く歌は、どれも絶品でした。

のっけから『幻想月下』で心を奪われるフレーズ「ねぇ~今夜だけ♪」を聴いたとたんに彼女の世界に惹き込まれている自分がいましたね(笑)

個人的には、自粛期間中に作られた『アマビエ様(仮題)』

もう一度、その楽曲の魅力を教えてくれた『波の音が消える海』

色っぽく、そして少しエッチに聴こえた『あなたは国宝』

紫陽花のように雨の日に映える『優しい雨』が印象に残りましたよ。

特に梅雨の時期に聴く『優しい雨』という楽曲は、
自分の心が雨宿りさせてもらった気分になります。

また、バイオリンのTokoさんの演奏が
とても効果的に彼女の楽曲の良さを際立たせてくれました。

ところで、風の噂によると「尚美の卒業生に三人の天才がいる」と聞いたことがあります(笑)

自分は、勝手にその一人が彼女(奈美)であると信じていますよ。

何故なら

相変わらず、綺麗な歌い方で、恋する気持ちを昇華させる魅力を持っている。

今夜は、その美しい調べを集中して聴かせてもらいました。

「究極のバラード」ここに極まれり!

ありがとう!

続いて、今回のライブでホストを務める仏Songの貴公子「世古武志」!

相変わらず爽やかに、そして楽しく聴かせてもらいました。

ところで。。。

このライブで改めて感じたことがあります。

動画配信でコメント欄に「8888888888888888」と入力して、疑似的な拍手を贈っていましたが、実際にライブで歌を生で聴き、自らの手で拍手する感じは格別でしたね。忘れかけていたライブならではの醍醐味を思い出したよ。

さて、その世古さんのセトリは以下となります。

01.あなたは国宝
02.ノーモアクライ
03.あなたに会いたくて
04.京都には
05.in 三十三間堂
06.絶対秘仏
07.かもめはかもめ(研ナオコCOVER)
08.約束(奈美COVER)
09.面影(奈美COVER)
10.弥勒と申します
11.密教
12.それでいい

セッションタイム
13.大仏さん
14.阿修羅

アンコール
15.法隆寺

個人的には、『あなたは国宝』、『かもめはかもめ』、『約束』、『面影』、『阿修羅』、『それでいい』が良かったと思います。

楽しい仏や寺に関する話を織り交ぜて熱唱してくれました。
また、お互いの楽曲をCOVERしあう、演出もいい感じでした。

アーティスト「世古武志」の世界!

「あなた」=「仏」
「わたし」=「世古さん」

この方式が健在でしたね(笑)

さてさて、ライブって、楽しい時間は、あっという間に終わる!

これもライブならではの特別な感覚でしたね。

久しぶりの生ライブを終えて。。。

コロナ禍で人数の制限された会場でも萎えることなく、
喜んでもらおうと全てを出しきるように歌う

そんな姿にファンは喜び、
その喜ぶファンを見て感謝の想いを歌で返す

自分の知るアーティストは

とても高い志と、自分自身に厳しく、そのステージに妥協はなかった。

そして、本物のプライドを持っていました。

本物のプライドとは?

それは、見栄とは違います。

「ありがとうございます」

ファンの前で爽やかに
この言葉を繰り返すことを惜しまない

そんな気持ちなのかもしれない。

そして、このライブ会場でも、
そんな「本物のプライド」を感じました。

やはり、生で観るライブは素晴らしい!

思わず、投げ銭をしたくなった(笑)
配信ライブじゃないって(笑)

厳しい状況は続いているけれど「やまない雨はない」

がんばれ!
忘れかけていた感動をありがとう!