昨日は、七月七日の夕べに、織姫と彦星が天の川を渡り、一年に一度のロマンスデートを天空で繰り広げる七夕でした。

子供の頃、いろんな願いを短冊に書いた記憶がありますね。

しかし、自分は大人へと成長するにつれて、いつしか七夕への興味は失ってしまったように感じていました。

さて、昨年(2015年)は「川久保秀一 デビュー20周年」を迎えてリリースされたアルバム『花はただ花であろうとするだけで』が7月7日に家に届きましたが、松井五郎さんが全曲の作詞を担当し、話題となった『珠玉のアルバム』です。

まるで天の川を彩るキラ星のような輝きを感じましたね。

何度、聴いても色褪せない楽曲が満載ですよ!

星の数ほど名曲がある中で、このアルバムに『AORの世界を引き継ぐ者の宿命』を強く感じました。

そして、約一年後の2016年7月8日(金)に再び、その時の感動を体験しましたよ!

まるで、子供の頃に夢中になった七夕のお祭り状態ですね(笑)!

そうです!今夜は、川久保秀一さんのライブ「LIVE at 地球屋」に行ってきましたよ!

ライブ会場は、国立市にある「地球屋」というライブハウスです。

ライブハウス「地球屋」

ライブハウス「地球屋」

開場の5分後、18:35頃に到着。

既にライブハウスは満員御礼状態!

最近の川久保さんのライブは、少しでも油断すると良い席を取れないので、開場時間は要チェックですね(汗)!今後は、気合い入れて行きますよ(笑)!

でも、これは良い状況だとも思います。

自分は「川久保秀一」というアーティストを知るようになって、3年位になりますが、最初の頃と今現在を比べると、アーティスト「川久保秀一」は、もの凄い勢いで開花しているように見えます。

堂々としたステージングや自分の楽曲に対しての気持ちの入り方が、最初の頃と全く違うように感じますね。

一言で云うと「自分の培ってきた音楽への自信のあらわれ」でしょうか?

今後も魅力あるステージや楽曲をたくさん提供してくれると信じていますよ!

さて、今回のライブで「良いライブの条件」とは、楽しく、元気を与えてくれることだと、改めて再確認させてもらいました。

まずは「マイルストーン」からライブがスタートして、「体温」、「雨が見たいと君が言って」、「いつのまにか僕を残して」と続き、1部ラスト「Evenfall」までJazzをベースにしたAORテースト満載のしびれるような楽曲が続いてライブが盛り上がりましたよ。

こんなAORのフルコースを聴かされたら「生ライブは、やはりいい!」と、誰もがそう感じるでしょう。

しかし、最高の盛り上がりは、2部のスタート早々にやって来ましたよ!

今回のゲスト井手麻理子さんと川久保さんが、このライブハウスがある国立市にゆかりのあった忌野清志郎さんの楽曲「雨上がりの夜空に」を歌ってくれました!

男前の麗人「Bravo Mariko(ブラボー マリコ)」に「どうしたんだ Hey Hey Baby♪ バッテリーはビンビンだぜ♪ いつものようにキメてフッ飛ばそうぜ♪」と歌われたら、その日は眠れないでしょ(笑)!

また、久しぶりに井手麻理子さんの「There Must Be an Angel」が聴けましたよ!

この楽曲は、Eurythmics(ユーリズミックス)のカヴァー曲で、Kylie Minogue(カイリ―・ミノーグ)が歌っているところも見たことがありますが「井手麻理子バージョンが一番!」だと思います。

洋楽カヴァー曲を本家よりも素晴らしく歌いこなす歌唱力は、女性シンガーの中では、ダントツですよ!

もし、洋楽が好きであるならば、井手麻理子さんの生歌を聴くことは、必須だと感じますね。

そして、このあたりから最後まで一気にボルテージが上がったようにも感じましたよ!

井手麻理子さんをゲストに呼んだことは、改めて大正解だったような気がします。

 

さて、今回のライブで印象に残った楽曲なのですが、それは井手麻理子バージョンでデュエットした「RADIO ON TOWN」ですね。

この「RADIO ON TOWN」という楽曲は、前回の平塚で行われたライブで「サーカス」の叶ありさバージョンのデュエットも聴きましたが、今回の井手麻理子さんとのデュエットも良かったですよ!

この楽曲は、とても不思議な魅力を持っていますね。

相手を代えることで、何通りでも新しく生まれ変わることができる名曲です。

デュエットする相手を代えることで、一枚のアルバムがこの一曲で作れそうな気がするんですよ!

次回は、誰とデュエットしてくれるのか楽しみになりそうです。

意外と「課外授業」のライブでL⇔Rの黒沢秀樹さんとデュエットなんかすると、凄い反響が起こりそうな気がします(笑)!

でも、今回のライブで一番に嬉しかったのは、川久保秀一のオリジナル楽曲「M-78」、「花火」、「ひとつずつ」、「そして」等々をたくさん聴けたことですね。

現在は、ラジオの仕事などが多くて、とても多忙な日々をお過ごしですが、こうしたアーティスト川久保秀一のワンマンライブをもっと聴きたいですよ!

あっという間に楽しい時間が終ってしまいましたが、久しぶりに元気と楽しさを与えてくれたライブだったと思います。

楽しいライブが終わり夜の空を見上げると、東京の夜空は曇っていて天の川は見えません。

しかし、一日遅れの七夕に、このライブで聴いた素晴らしい楽曲の数々が「Milky Way(天の川)」へ流れていくような余韻を感じました。

そして、自分の願い事は来年もこのようなライブを再び聴くことです...

Thank you for a wonderful AOR!

Please deliver this wonderful AOR around the world …

川久保秀一04-fix

願い事は来年もこのようなライブを再び聴くことです...